羊も、羊以外も美味しいビストロ。 : イヴォワール

営業再開後、土日のランチ営業を始められたので、久々にお伺い。本日は・軽めのランチコース ¥3,500（w/o tax）をお願いしました。

・ズワイガニのサラダ、カブのブランマンジェ コンソメのジュレ
カブの甘みと、ズワイガニの程良いコクのバランスが良いです。暑い季節にもぴったりの涼やかな見た目も素敵。
・アユのコンフィ 焦がしバターソース
和食だとどうしても塩焼きが多いので、こういう調理の仕方は嬉しいです。苦味のある肝をソースと絡めていただきます。美味。
・十勝産の羊 シューファルシのトマト煮込み スパイス風味
新作の大きなロールキャベツ。パンよりもライスが合うということで、ライス付き。やっぱり五味の調和が良い綺麗なお味。ソースにご飯を投入し、ひき肉、キャベツと混ぜて悠々といただきます。お腹にも溜まりますしランチにぴったりの一皿でした。

最後は定番の・クレームブリュレと美味しい・コーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。相変わらず料理も美味しく、とても和やかな時間を過ごせるビストロでした。またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

1年ぶりにお伺い。今年はGW、お盆共にランチ営業をされなかったので、久々の夜。本日も事前に・おまかせコース ¥5,500（w/o tax）をお願いいたしました。

・気仙沼カツオのマリネ 新生姜風味 ハーブと野菜のタブレ添え
和食で定番の組み合わせですが、フレンチ的アプローチの爽やかな仕上げ。クスクスも良いアクセントとなっています。
・サバとジャガイモのキッシュ サラダ添え こちらのスペシャリテともなっている通年メニュー。
・気仙沼アナゴとラタトゥイユの重ね焼き 柑橘ソース
今年から始めた一品だそうですが、ビジュアルも面白く、アナゴ好きということもあり、あっという間に気に入りました。カツオと同じく、とても清潔感のある綺麗な仕上げですが、しっかりアナゴの味も感じられて美味。和仏の素敵な調和でございました。

・十勝羊スネ肉とプルロット茸のブランケット
暑い夏に見た目も心地よい生クリームとバターの白いソース、添えてあるのは流行りの黒タピオカ、ではなくレンズ豆です。日本の羊ということもあるのかもしれませんが、柔らかくてすっきり、茸とレンズ豆も好きな食材なので、あっと今に完食。

まだまだ食べられるので、アラカルトで好物の・羊のカレーライス ¥2,160 を追加。インドカレーでは定番ですが、このタイプの羊カレーは珍しく感じます。お肉もゴロゴロ入って、辛くはありませんが、スパイシーで食べ応え十分。美味。

最後は定番の・栗を使ったヌガーグラッセ、コーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。
ドリンクは・ピルスナーウルケル ¥950、・白、赤ワイン 各¥1,000をいただきました。
カールスバーグに変わって登場したチェコのビールは、苦味はあるのですが、香りや喉越しも良く美味、こちらの料理にも良く合いますね。

羊がメインのお店ですが、前菜では魚と野菜も食べられて身体的にも満足。お値段もとても良心的ですからガツンと来る素材の旨さはありませんが、誰にも好まれる清潔感のある料理で、羊や重いフレンチが苦手という方にもお勧めしたいお店です。優しい味のフレンチは、特徴を全く感じられないお店が多い気がするのですが、こちらはちゃんとシェフの個性も出ていて素敵。シェフとサービスのお2人でやられているので、混み合うと時間がかかることもありますが、そういった時のフォローも的確で、快適な時間を過ごせる良店です。またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

お盆期間中3日間だけのランチ特別営業にお伺い。前菜とメインが選べる・プリフィックスコース ¥2,500（w/o tax）です。

前菜・マダコ（自家茹で）のカルパッチョ ガスパチョと共に
低音で火入れされたというマダコ、いつまでも口に残らず、素材の甘みを感じられる絶妙の食感と歯ごたえ。暑い時期にぴったり、瑞々しいガスパチョとの相性も抜群。とても美味しいガスパチョカルパッチョでした。

・十勝産羊 背肉のロティ 香草風味 +¥2,000
事前にお願いしてメインを夜の看板料理に差し替えしていただきました。
鞍下肉のロティは以前にいただいたことがあるのですが、今回は一番上質な部位とされている背肉。
ランチから贅沢な骨つき肉は肉中の肉！
低音でローストしてあるので綺麗な肉色。赤身と適度な脂身のバランスも素晴らしく、一時の間、理性を忘れる旨さ。
今回使用されていたのは14ヶ月の極浅マトン。ラムとマトンの両方の良さを合わせ持っているそうです。日本の上質な羊の旨さを感じられる逸品、最後は手持ちで骨の際まで美味しくいただきました。大満足！妙な味や香りは全くありませんので、羊が苦手な方でも美味しくいただけそうですね。

最後は・クレームブリュレとハンドドリップの美味しい・コーヒーをいただきゆっくりさせていただきました。

ドリンクは以下をいただきました。
・レーベンブロイ ¥500
・赤）ドメーヌ ベンジャミン タイヤンディエール /ヴィティ ヴィニ ビビ 2014 ¥900

このお店も何だか少し時間の流れがゆっくりの落ち着く空間。料理人とサービスの方2人の作り出している穏やかな空気感も魅力です。至福のランチタイムをありがとうございます。またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

羊が美味しいビストロ、GW中の3日間のみランチ営業をされていると知り早速お伺いいたしました。
・ランチコース ¥2,500（w/o tax）はメインが選べるプリフィクススタイル。仕事中ですが、連休中ですので1杯だけ・ランチビール ¥500を。泡も美味しいランチビールは至福です。

・前菜盛り合わせ サバと新玉ねぎ、ジャガイモのキッシュ、豚の頬、舌、首肉のジュレ寄せ
ボリューム感が嬉しい前菜2種、以前いただいたジュレ寄せは卵を使ったソースが爽やか、そしてサバをアクセントに使ったキッシュは見た目も大変綺麗な仕上がりで、間違いの無い美味しさです。

メインは魚、鶏も選べますが、やはり羊でしょう。
・十勝産羊もも肉ステーキ エシャロットソース +¥1,000
一口目は羊っぽさがなく、あっさりしているなと思ったのですが、三口目くらいから羊の旨味が。
外はカリッと中はジューシー、羊肉としては非常に柔らか。
ほの甘いソースも良い感じで、ナイフとフォークが止まらない美味しさです。
付け合わせのプルロット（平茸）、野菜も美味しくかなりの満足感！

デザートもしっかり・栗を使ったヌガーグラッセ
ナッツと栗の食感良く大変美味しくいただきました。
最後はハンドドリップの美味しい・コーヒーをいただきました。

味が良いのはもちろん、量感が素晴らしい。やっぱりビストロは食べ応えも大事ですね。
もともとコスパの良いお店ですが、ランチはさらに良好、お店の雰囲気も親しみやすく温か、トータルバランスの優れたお店という印象です。
GWにぴったりの素敵なランチタイムでした。またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

銀座6丁目、数寄屋通り沿いの雑居ビル3階のビストロにお伺い。「十勝産の仔羊を一頭買い」というキャッチコピー、羊好きには非常に気になるお店です。

2階の日本酒バー「庫裏」さんが入っているビル、一体どんなお店なのかとドキドキしながら細い階段を上がると、可愛い青いドアが現れホッといたします。
店内はさらにホッとする温かみのある空間。右側が4人掛けのテーブル席3卓、左側がオープンキッチンと4席のカウンター。壁は店名と同じアイボリー、アンティークの家具、オリジナルの照明、小物にいたるまで統一感があり、とても落ち着く雰囲気。シェフとサービス担当の方、爽やかでフレッシュなお二人で切り盛りされています。

カルトでも頼めるのですが、本日は・おまかせコース ¥5,500（w/o tax）を予約時にお願いいたしました。

・日向灘産 カンパチの軽い燻製カルパッチョ 柚子胡椒のヴィネグレットソース
軽くというネーミング通り、燻製香はあまり無し。さっぱりした白身魚にはこれくらいがベスト。ほんのり甘みが良いですね。

・豚の頬、舌、首のジュレ寄せ グリビッシュソース
美味しいです。特にクセもなく、綺麗な仕上がり。
食感も素敵で、ワインが進むお味です。

・アユのコンフィ 焦がしバターソース
卵がたっぷり入った子持ちアユ〜。卵をご飯に乗せて食べたくなります。
この時期になるとアユの醍醐味はありませんが、淡麗で美味しい魚、顔から尻尾まで全ていただけます。付け合わせのキュウリの叩き、ニンニクも良し。

・十勝産仔羊 鞍下肉のロティ 香草風味 グリーンペッパーソース
こちらはビジュアルからして間違いなし！
食べる前から美味しいです。
鞍の下の背中のお肉は、しっとり柔らかな素敵なお肉。火の入れ方も抜群です。
クセのない上質なお肉にはシンプルな調理法がぴったり。
付け合わせの食感の良いコーン、マッシュルーム、ニンニクも家庭的で良いムード。
羊好きも大満足の美味しさでした！

最後はこんがり滑らか・クレームブリュレとハンドドリップでいれていただく美味しい・コーヒーで。

ドリンクは以下をいただきました。
・白）ヴァンサン リカール/ル プチオ 2015 ¥850
・赤）エステザルグ/コトー デュ ポン デュ ガール　キュヴェ デ ガレ 2016 ¥750

家庭的で温かみがありながらも、優しい味付け技術の高さを感じられるコースで、特に肉料理の2皿は印象的でした。お値段も良心的で、雰囲気も良好、銀座で普段使いできる優良ビストロ。仔羊好きなら必訪必食です。
他の羊料理もいただきに、またお伺いいたします。ごちそうさまでした！