今回は今までで一番気合を感じました : 銀座 しのはら

銀座 しのはら

公式情報

お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。

2018年Gold受賞店

The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店

  • 料理・味 4.84
  • サービス 4.73
  • 雰囲気 4.58
  • CP 4.47
  • 酒・ドリンク 4.35
  • 行った 852人
  • 行きたい 14780人

評価分布

この口コミは、ForestSpringWaterさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

ForestSpringWater

ForestSpringWater(1354)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]男性・東京都

5

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~
5回目

2018/08訪問

  • dinner:4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5
    使った金額(1人)
    ¥30,000~

今回は今までで一番気合を感じました

<総評・雑感>
・銀座に来られてからは5回目の訪問。今回も居心地良好。
・前回は自分の体調が今1つで、テンションが上がりきらないままにフィニッシュしたので、今回は朝は軽め、昼は抜きの万全のコンディションで訪問。そのせいもあるのか今回は印象が大幅にアップ!
・1品1品に今までで一番気合を感じ、大満足!
・帰り際に次回11月の予約をゲット!大将によれば、1人なら予約が入る日は結構あるようなので、マメにトライしたい。

<訪問記録>
■日時
・2018年8月8日20:20頃。ほぼ半年ぶり。滋賀時代からの通算6回目の訪問。

■システム・お店の状況等
・おまかせコース1本。
・カウンター12席のみ。一斉スタート。平日の2回転目は20:30スタート。
・篠原氏がカウンターに立ち、脇を固める若手が5名程。一体感のあるチーム。
・台風でも何事もないかのように通常営業。お客さんも1人も欠けることなくスタート。

■頂いた品・内容・味
コース+冷酒(しのはら)2合+ミネラルウォーター。会計31,000円。

1.香煎茶

2.れんこん豆腐&余市の雲丹

蓮の葉に乗せられての提供。割り醤油で柑橘系の爽やかさが加わる。

3.大分産車海老&大原の蒸し鮑
海老は塩味。肉厚な身の鮑とそのスープが超絶美味。

4.煮物椀
オクラのすり流し。具材は淡路島産の鱧の落とし&糸瓜。梅肉があしらい。オクラのほのかな苦みと梅肉の酸味のバランスがちょうどいい。

5.お造り
紀州勝浦の延縄の鮪のトロと赤身&槍烏賊。昆布醤油、土佐醤油、チリ酢とともに頂く。
鮪は身の味が濃く、脂も口どけがよく甘さを感じ口福。槍烏賊は甘い♪

6.石垣貝

7.八寸

紹興酒に漬けた枝豆、玉子真薯、蛸、サツマイモ、小芋、大徳寺納豆、山桃のワイン漬け、合鴨ロース、毛蟹と無花果の酢の物、トマトともずくの酢の物。鱧の子の塩辛(烏賊と胡瓜)等
いやでも日本酒がススム内容。

8.フォアグラ&マンゴーの最中

9.鮪中落ちとベッタラ漬の手巻き寿司

パリパリの海苔の上に赤酢の酢飯が乗る。海苔がパリパリのうちに食べるのが吉♪

10.焼物。鰻&鮎
鰻は地焼き。身の旨さが絶品!鮎も頭から丸ごと食べられる。山椒と蓼酢付き。

11.琵琶湖産鮎の一夜干しの寿司

12.すっぽんの唐揚

ネットリとしたコクがタマラン。

13.桑名産の蛤とアラのシャブシャブ
肉厚の蛤の身も旨いが、スープが最高!

14.生姜ご飯
海苔があしらわれる。香の物は大根、菜っぱ、昆布。

15.にゅうめん。蛤とアラとすっぽんのスープ

16.生姜ご飯&蛤とアラとすっぽんのスープ

17.水菓子:水羊羹

餡も自家製。

18.薄茶
(2018年8月9日時点:レビュー181件。4.81/マイレビュアー様24件。4.61)

4回目

2018/02訪問

  • dinner:4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5
    使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999

美味しいと感じるには体調も大事と反省

<総評・雑感>
・銀座に来られてからは4回目の訪問。今回も居心地は良好。
・料理の方は今回は自分の体調が今1つだったので、何となくテンションが上がりきらないままにフィニッシュ。全ての品が美味しいのだが、個々の素材の力がやや弱いような気もして、オーと感動するにまでは至らず。最近改めて「美味しい」って何なんだろうと思う。味の好みは人により千差万別だし、必ずしも目の前の料理だけで決まるわけでなく、その日の体調、気分、共に食事をする相手、懐具合、空腹度等の要素も大きく関係してくる。次回は万全の体調で十分にお腹を空かせてお邪魔したい。(帰り際に次回予約を入れたが最短で半年先の8月。人気ぶりは健在。)

<訪問記録>
■日時:2018年2月1日20:25頃。4ヶ月半ぶり。滋賀時代からの通算で5回目の訪問。

■システム・状況等
・2万3千円のおまかせコース1本。消費税別。
・一斉スタート。平日の2回転目は20:30スタート。

■お店の状況等
・カウンター11席のみ。
・篠原氏がカウンターに立ち、脇を固める若手が5名程。一体感のあるチーム。

■頂いた品・内容・味
コース+純米酒の冷酒(新政)。会計27,000円。
(完全に記憶頼みなので順番の相違や誤記載はご容赦を!)

1.香煎茶

2.先付
伊勢海老のあらい&赤貝

3.煮物椀
蕪のすり流し。具材はフグの白子の揚物、うぐいす菜。

4.お造り
鯛、一本釣りの鯵、大間の鮪、熟成鰆の藁焼き。昆布醤油、醤油、もしくは塩とともに頂く。

5.松葉蟹と余市のあん肝の蒸し寿司。

6.八寸
・なまこ、玉子真薯、金柑、お稲荷さん、柚子風味の豆、ぬた、水菜の白和え等
・海老芋の唐揚げ
・鮪の中落ちの手巻き寿司
 パリパリの海苔の上に酢飯が乗る。海苔がパリパリのうちに食べるのが吉♪
・フォアグラ最中。フォアグラ&あんぽ柿。

7.焼物。本もろこ&猪の三枚肉。もろこは岐阜産。木の芽酢で頂く。

8.蕎麦の花山葵乗せ

9.鴨鍋:具材は鴨、つくね(骨入り)、下仁田葱、どんこ椎茸、麩、豆腐、春菊。

10.焼きタラバと雲丹のまぜご飯。卵黄、浅葱、海苔があしらわれる。

11.鴨鍋の雑炊
ご飯物の脇を固めるのは香の物(大根、野沢菜、昆布)

12.水菓子:芋餡とうぐいす餡の生菓子

13.薄茶
(2018年2月2日時点:レビュー141件。4.79/マイレビュアー様18件。4.65)

3回目

2017/09訪問

  • dinner:4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3
    使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999

回数を重ねる毎に居心地の良さが増していく

<雑感>
・銀座に来られてからは3回目の訪問。回を重ねる毎に大将、周囲を固める若い衆との距離感が縮まり、居心地が格段に良くなってきた。
・篠原氏は吹っ切れたよう。自分が食べたいと思う物、美味しいと思う物だけを出していこうと腹を括られた感じ。
・今回も料理の味、内容は十二分に満足。ただ7月と内容にやや重複感あったのは気になるところ。恐らく一見さんの比率が高めで、自信のある定番品は変えずに出しているのだと思う。次回予約は来年2月と5か月近く先なので、次回はもう少し構成の変化も期待したい。

<訪問記録>
■日時:2017年9月12日20:30。滋賀時代からの通算では4回目。

■お店のシステム・状況等
・2万3千円のおまかせコース1本。消費税別。
・一斉スタート。平日の2回転目は20:30スタート。

■お店の状況等
・カウンター11席のみ。
・篠原氏がカウンターに立ち、脇を固める若手が5~6名程。一体感のあるオール男性のチーム。

■頂いた品・内容・味
コース+江戸開城他、2種類の冷酒+。会計28,500円。
ほぼ全ての品で満足。質、量とも十二分。強いて言えば、お椀ののどぐろと造りのかますはなくてもよかったかも。
(完全に記憶頼みなので順番の相違や誤記載はご容赦を!)

まず食欲を増進する香煎茶から。

1.玉子豆腐
具材は雲丹、鮑、オマールブルー。スッポンの煮凝りと山葵がソースと薬味の役割。

2.煮物椀
銀杏のすり流し。銀杏の風味や苦味が絶妙の加減で抽出されている。これ以上強いと嫌味になるし、弱いと物足りないと思うので、実にいい。具材はのどぐろの焼物。炙りがやや強い気がした。

3.お造り
鯛、金目鯛、かます、石垣貝。かますは炙りにガス臭を感じたのでやや好みと外れた。昆布醤油、醤油、もしくは酢橘塩とともに頂く。

4.鮑の焼き粥
鮑の柑橘のソースでの柔らか煮&スッポンのスープで焼きつけた粥。

5.八寸
鰻の竜田揚、戻り鰹のタタキ、蟹と青菜のおひたし、蛸の柔らか煮、玉子真薯、枝豆の紹興酒煮、大徳寺麩のクリームチーズ入り等

6.フォアグラ最中

7.手巻き寿司
大船渡の鮪の中落ち、べったら漬け、酢飯がパリパリの海苔の上に乗る。海苔がパリパリのうちに食べるのが吉♪

8.琵琶湖鱒のフライ。蟹味噌のタルタルとキャビア乗せ

9.琵琶湖の鮎とスッポンの木の芽焼き

10.無花果の胡麻味噌焼き

11.鱧と真薯と菊菜の鍋物
まずはシンプルに鱧のみ。続いて噴火湾の蟹真薯、菊菜が入る。

12.松茸ご飯尽くし
4種類の食べ方で楽しんだ。
⑴シンプルな松茸ご飯
⑵飛騨牛を使った松茸ご飯牛丼
⑶鍋の出汁を使った雑炊
⑷松茸ご飯おこげ入り
脇を固めるのは香の物(大根、野沢菜、昆布)

13.水菓子:麦こがし

14.薄茶
(2017年9月17日時点:レビュー113件。4.77/マイレビュアー様17件。4.68)

2回目

2017/07訪問

  • dinner:4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3
    使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999

今が真価を問われる時期なのだと思う

<雑感>
・オジサン以外のお客様は高評価にいざなわれた感じのカップル、情報を食べるのが好きそうな方々。ピュアに料理を楽しもうというリアル食いしん坊にはやや遠いお店になっているのかも。
・そのせいか篠原氏も若干お疲れ気味。現在の異常なまでの食べログの高評価は篠原氏を悩ませている部分もあるのかなとの印象。それでも真摯に料理に取り組もうと言い聞かせながら、都会の波に立ち向かっているのだと思う。
・7月は鮎、鮑、フカヒレ、スッポンあたりがメインの食材。料理の味、内容は大満足。ただ各品には食材の重複感あり。伝統的な和食を好む方は違和感を覚えるかも。
・今が踏ん張りどころ。真価が問われる時期。篠原氏は悩みながらも前に進もうと自分を奮い立たせているとの印象を受け、応援したいとの気持ちが強まったので、次回の予約をしてお店を後にした。

<訪問記録>
■日時:2017年7月12日20:30。滋賀時代からの通算で3回目。

■お店のシステム・状況等
・2万3千円のおまかせコース1本。
・一斉スタート。平日の2回転目は20:30スタート。

■お店の状況等
・カウンター11席のみ。
・篠原氏がカウンターに立ち、脇を固める若手が5~6名程。一体感のあるオール男性のチーム。

■頂いた品・内容・味
コース+江戸開城の冷酒+黒の生ビール小。会計27,500円。7月から消費税加算に変更。

(完全に記憶頼みなので順番の相違や誤記載はご容赦を!)

まず食欲を増進する香煎茶から。

1.玉子豆腐
北海道産のボタン海老、赤雲丹、天然ジュンサイがあしらい。

2.煮物椀
毛蟹真薯とオクラのすり流し。毛蟹の風味とオクラのほのかな苦みは交互に食べるとちょうどよくなる。柚子の風味と梅肉の酸味がいいアクセント。

3.お造り
真子鰈、アオリ烏賊、鱧。鱧は2切れで夫々にキャビアと鱧の子の塩辛が乗る。昆布醤油、甘味のある土佐醤油、もしくは酢橘塩とともに頂く。

4.鮑の焼き粥
鮑の柑橘のソースでの柔らか煮&スッポンのスープで焼きつけた粥。

5.八寸
揚物は鮑、どじょう、トウモロコシの3種。茹でた車海老、白和え(大徳寺麩、クラゲ、胡瓜)、玉子真薯、岩もずくと瓜の酢の物、一寸豆(酒で煮たプレーンなものと海鼠腸がけが各1個)、庄内麩のクリームチーズ入り、シュガートマトの黄身酢がけ、篠原氏のルーツの三雲の猪のロースト、フルーツの赤ワイン煮。

6.フカヒレの揚物&スッポンの鍋物
この鍋のスープがご飯の際に活躍する。

7.フォアグラ最中
前回は宮崎マンゴ―の果肉そのままだったが、今回のマンゴーはジャム状。フォアグラとの一体感が高まるので今回の方がいいかも。

8.手巻き寿司
鮪の中落ち、べったら漬け、赤酢の酢飯がパリパリの海苔の上に乗る。海苔がパリパリのうちに食べるのが吉♪

9.生ハムと焼き茄子の胡麻ソース和え
生ハムのスモーキーさが茄子とソースと合わさり、ええ感じ。

10.鮎の食べ比べ
滋賀の愛知川(えちがわ)と岐阜の馬瀬川(まぜがわ)の2つの産地の鮎の食べ比べ。
滋賀の鮎の方が香りが強く、岐阜の鮎の方が身がふっくらとしていてサッパリ爽やか。愛知川の方が好み。最近流行りのクリスピー感を演出する焼き方ではなく、全体に柔らかく火が入っている。鮎の素材そのものの味わいを引き出すにはカリカリにするより、この火入れの方がいいような気がする。

11.炊合せ
芋、蛸、南瓜の炊合せ。ご飯のお供にも酒のアテにもなるシンプルな品。

12.鮎の炊込みご飯
4種類の食べ方で楽しんだ。
⑴シンプルな鮎ご飯
⑵スッポンの出汁かけ
⑶フカヒレとスッポンのスープの餡かけ
⑷おこげ入り餡かけ。餡とご飯をあまり混ぜすぎず、おこげのカリカリの食感と香ばしさを楽しめ口福。
脇を固めるのは香の物(大根、青菜、昆布)

13.水菓子
水羊羹。餡の自然な甘さと小豆の風味が主張しすぎない。かといって物足りなさはなく、〆にちょうどいい。

14.薄茶

1回目

2017/05訪問

  • dinner:4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3
    使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999

木綿のハンカチーフ

【総評】
世の中には当店より遥かに使い勝手がよく、遥かに安く、きちんと美味い店が数多あるとは思うものの、それでも年に何回か季節を変えてお邪魔したいと思える良店。

料理は確実に進化
していると思う。

滋賀時代のコースは高級食材や、味の強い料理のオンパレード。コースを「線」で楽しむというより、1つ1つの料理を「点」で楽しむ感覚だった。(使いたい素材、作りたい品を思うがままに盛り込んでいるとの印象。)

一方、銀座では全ての品で直球を投げ込むのではなく、引き算的な品で変化をつけている。コース構成の洗練ぶりにビックリ!出汁の風味、塩梅もよく、またどの品にも惜しみなく手をかけているとの印象。繊細さと洗練を感じる料理。食後感は非常によかった。

ただ滋賀時代を知る方は手放しでは喜べない複雑な気持ちを抱くのではないかと思う。理由は具体的には以下の通り。
滋賀時代に比し、使い勝手は著しく低下。(予約困難。おまかせコースのみ。一斉スタート。訪問時期・時間の選択の自由度は低く、食べたい食材をタイムリーに食べられない確率が高い。)
周辺環境も接客も、滋賀時代のいい意味での長閑で牧歌的な感じはなくなってしまった。(お店の方は真面目で根はいい方だとは思うものの、予約に至るまでの一連の応対は気分のよいものではなかったし、サービス、オペレーションはぎこちなさを感じる点もチラホラ。)

正直、大物レビュアー諸氏がブームを煽り、評価や人気が過熱しているという側面は否めない。5桁のディナーを日常食とするような浮世離れした富裕層や、自腹での利用ではないであろう社用族が絶賛することで、お店の評価が異常なまでにインフレ化しているのだ。

なので一般論としては、今の高評価を鵜呑みにし過ぎない方が賢明。
(当店は「演出」や「ストーリー作り」が巧みな店がもてはやされるイマドキのトレンドに綺麗に乗っている。もし金銭的に十二分な余裕があり、お店の紡ぎ出す「物語」や、大物レビュアー諸氏の美辞麗句を素直に信じられるピュアな心の方ならば、フィットする可能性は高いと思う。また予約困難な高評価店に訪問すること自体に喜びや価値を感じることができる方にはうってつけ。)

自腹で食事する大多数のレビュアー諸氏は、是非先行レビューを熟読し、本当に自分に合うかどうかを十分吟味してみて欲しい。

<訪問記録>
■日時:2017年5月27日17時。遡ること2年9か月前、滋賀の田園風景の中、高揚感を持って訪れて以来、2回目の「しのはら」

■場所:最寄駅は有楽町線の銀座一丁目。有楽町や銀座駅からも歩ける距離なので、その方がアクセスしやすいと思う。NIWAKA(俄)さん(京都に本店のあるブライダル系の指輪を得意とする宝飾店。絢香と水嶋ヒロが結婚する際、指輪を購入したことで名高い)の銀座店とITOYA(伊東屋)さん(1904 年/明治37年創業の高級文具店)の間のビルの地下1階。

■お店のシステム
・2万3千円のおまかせコース1本。
・一斉スタート。休日は17時~と20時~スタートの2回転。


■お店の状況等
・カウンター11席のみ。
・篠原氏がカウンターに立ち、脇を固める若手が5~6名程のオール男性のチーム。


■頂いた品・内容・味
全体の印象は洗練された和食。出汁も塩梅も繊細。特色を出そうと「熊」等の特殊な素材に拘り過ぎない方がいいと思う。

コース+日高見の冷酒。会計26,000円。

(完全に記憶頼みなので誤記載はご容赦を!)

まず食欲を増進する香煎茶から。

1.玉子豆腐
小樽産の蝦蛄、北海道産雲丹、天然ジュンサイがあしらい。

2.煮物椀
毛蟹真薯、若い胡瓜、天然ジュンサイ、柚子の花。出汁は昆布メイン。出汁は濃すぎず薄すぎず絶妙。最初はやや物足りないかなと思う位なのだが、具材の味と馴染みながら、食べ終える頃にちょうどいいと思える味わいになる。柚子がほのかに香る繊細な味わいは素晴らしい。

3.お造り
真子鰈(宮城)、黒鮪(塩釜)、アオリ烏賊(五島列島)イカには隠し包丁が入る。あしらいは浜防風。薬味は山葵と辛味大根の大根おろし。昆布醤油、甘味のある土佐醤油、もしくは酢橘塩とともに頂く。

4.雲丹のまぜ飯リゾット風
雲丹の殻に下北半島産の雲丹、北海道産のしま海老(紹興酒漬)、酢飯が入る。混ぜると冷製のリゾットのようになる。雲丹と海老の甘みに紹興酒の風味、酢飯の酸味が加わり口福。

5.八寸
篠原氏は八寸の盛り込みをしている時が一番楽しいのだそう。
蕗、菜の花、茹でた車海老、ホタルイカ藁焼き、白和え(大徳寺麩、クラゲ、胡瓜)、スッポン唐揚、玉子真薯、岩もずく、タコとオクラの酢の物、海鼠腸がけ、大徳寺麩とクリームチーズ、シュガートマトの黄身酢がけ、三雲の猪のロース。

6.フォアグラ最中
滋賀以来の定番の品が進化。何と中に宮崎マンゴ―が入る!

7.炊き合わせ
新小芋、賀茂茄子、さんど豆。柚子がきいている。

8.琵琶湖産の天然鰻の地焼き
木の芽があしらわれる。身の美味さは特筆物。豪速球ストレート系。圧倒的な口福感。皮目がバリバリに焼かれ、クリスピーな食感を楽しめる。タレが甘すぎないのもいい。

9.鮑と鱧の葛煮
菜っ葉も入る小鍋。

10.新生姜の炊込みご飯
具材をシンプルに生姜に絞りこんでいるのがいい。こういう削ぎ落とす感じは滋賀の頃にはなかった発想だと思う。米と生姜の素材自体の甘みが楽しめる。脇を固めるのは香の物(大根、青菜、昆布)、山椒しらす、飛騨牛の時雨煮。時雨煮を特に気に入る。

スッポンとフカヒレの餡かけご飯→雑炊→餡かけ雑炊(裏メニューだそう)の炭水化物3連弾で大満腹!

11.水菓子

12.薄茶

<蛇足的雑感>
しのはらさんが銀座に移転するというウワサを耳にしたのは確か2016年の夏。その時は嬉しさよりも、あのキラキラと輝いていた「しのはら」が東京のありふれた高額店になってしまうのではないかと不安の方が大きかった。

結局、予約をしようと思い立つまでに4ヶ月余りを要することになった。実はその予約の電話の時点の応対で訪問前のテンションは全く上がらなかった。

最初の電話。2016年12月某平日の夜22時頃、営業も終わりに差し掛かり、お店にも余裕が出てくる時間帯ではないかと勝手に推測し、少し遅めの時間帯の架電。電話に出た方に予約したい旨を告げると、第一声から「予約の受付は平日の朝10時から3時までのみです」と取り付く島がない。

仕方がないので、翌日(当然平日)の朝10時過ぎに再架電。今度は何十回コールしても出ない。結局「コールしたが近くにはいない」との機械音とともに電話が切れる。お店から案内された予約可能時間を電話したにもかかわらず、その時間帯には電話に出てくださらない(涙)

それでもと気を取り直し、更にその翌日(当然平日)に3回目のトライ。13時過ぎに架電。今度は「3ヶ月先まで予約で埋まっている」とのお答え。しかも次回の予約受付開始は2017年1月6日。予約受付にさえ1ヶ月弱の待ち。
(もし最初の電話の時に同じ状況だったのなら、教えて頂ければ有り難かった。)

1月6日に4回目のトライ。訪問が確実に可能な土曜日の予約だと最短で5月27日。4ヶ月以上先。

予約の受付の際、苦手な食材の有無は聞かれたが、価格もシステムも特段の説明はなし。
確認(※)してみると「一斉スタートで2回転。おまかせの2万3千円のコース1本」とのこと。当初抱いた不安は的中し、お店は都会の絵の具に染まってしまっていた。

(※)電話に出た方の反応から推測すると、ほぼ全てのお客様はシステムを事前に理解した上で予約されているようだ。客の側が予習しておくのが当店におけるマナー。この価格帯のお店だからお客の側も入念に下調べをしているのは、よく考えれば当り前。オジサンが場当たり的で思慮が浅いのだろう。

ここ数年、東京や京都では若手職人の和食や寿司の新店ラッシュ。ほぼ全てのお店は予約客限定、アラカルトなし、おまかせの高額コースのみという営業形態。一斉スタートのお店さえある。お客は「食べたい物を選ぶ権利」も「食べる時期や時間帯を選ぶ自由」さえも制約され、お店は仕入れのリスクや仕込の手間を極小化している。この制約はどうにも理解し難いが、お店の経営という観点からは実に合理的、効率的。当店もそんなイマドキ流行りの和食店の仲間入りをしたわけだ。

予約に至るやり取りから、気乗りしないまま重い足取りで訪問したが、結果として、いい意味で大きく裏切られた。料理は銀座で劇的に進化したと言っていいと思う。またお店を訪れてからは顔が見えていることもあるのか、非常に気持ちよく過ごすことができた。
(2017年7月8日時点:レビュー113件。4.73/マイレビュアー様15件。4.63)

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名 銀座 しのはら
受賞・選出歴
2018年Gold受賞店

The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店

2017年Gold受賞店

The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店

ジャンル 懐石・会席料理
予約・
お問い合わせ

03-6263-0345

予約可否

予約可

基本3ヶ月先まで
電話予約時間は10:00~15:00の間のみ

住所

東京都中央区銀座2-8-17 ハビウル銀座2 B1

このお店は「湖南市岩根字四反田2233-1」から移転しています。
※移転前の情報は最新のものとは異なります。

移転前の店舗情報を見る

交通手段

銀座駅から徒歩3分

銀座一丁目駅から154m

営業時間

17:00~23:00

定休日

日曜日 

予算
[夜]¥20,000~¥29,999 [昼]¥20,000~¥29,999
予算(口コミ集計)
[夜]¥20,000~¥29,999 [昼]¥20,000~¥29,999

予算分布を見る

支払い方法

カード可

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

サービス料、税別

席・設備

席数

11席

個室

貸切

禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場

携帯電話

docomo、au、SoftBank

メニュー

コース

10000円以上のコース

ドリンク

日本酒あり、ワインあり

特徴・関連情報

利用シーン

ロケーション

隠れ家レストラン

オープン日

2016年10月6日

備考

【夜】料理のみ、おまかせ23000円から。(季節の食材により価格が上がることもあります)

お店のPR

滋賀の名店「しのはら」が銀座へ進出。季節の味覚をちりばめた絢爛豪華な八寸に、胸が高鳴る。

初投稿者

イズミールイズミール(795)

ブログに店舗情報を貼る

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