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【★4.0】フォアグラ尽くし【1620】
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2019.9 ランブルスコ・グラスパロッサ360°（ボトル 4,300円）
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2019.9 フォアグラとホロホロ鳥と砂肝のガランティーヌ
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パン（おかわり可能）
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自家製フォアグラのテリーヌ プルーンの赤ワイン煮
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フォアグラのポワレ MISOソース
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フォアグラのポワレ キノコの焼きリゾット ポーチドエッグ
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牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ
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2019.9 フォアグラとトリュフのコロッケ（1,600円）
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2019.9 フォアグラとトリュフのコロッケ（1,600円）
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フォアグラジェラート＆白トリュフバルサミコ フォアグラのオペラ 和梨 葡萄
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2019.9 ジャスミンティー
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2019.9 メニュー
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やっぱりモツが好き
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
銀座フォワグラ（-TOKYO- GINZA FOIE GRAS）
|
|---|---|
| ジャンル | ビストロ |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5869-2479 |
| 予約可否 |
予約可 15分過ぎてご連絡がない場合キャンセルとさせて頂きます |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR線 新橋駅 銀座口から徒歩5分/車1分 内幸町駅から393m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥10,000～￥14,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥8,000～￥9,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、JCB、AMEX、Diners、Master） 電子マネー不可 QRコード決済可 （PayPay） |
| サービス料・ チャージ |
ディナーチャージ１０％ |
席・設備
| 席数 |
19席 （テーブル4名席×3卓 カウンター7席） |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 19人 |
| 個室 |
有 （4人可） 半個室です |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
メニュー
| ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可（乳児可）、ベビーカー入店可 |
| ドレスコード | カジュアルでにぎやか |
| ホームページ | |
| 電話番号 |
03-5537-3711 |
| 備考 |
【電子マネー】ペイペイ |
| 初投稿者 |
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1,948文字★
フォアグラづくしコース（9,200円＋税）滞在時間：約2時間30分★★
世界三大珍味と評されるフォアグラ。
使用するフォアグラは鴨の脂肪肝と思いますが（ガチョウの脂肪肝のほうが高級品）、
そんな脂コッテリのフォアグラに特化したニッチなお店が「銀座フォワグラ（3.56）」。
脂肪肝だけあって胃もたれする食材で、コースの1品で出てくるだけならともかく、
ひたすらフォアグラが続くことを喜ぶ人間なんて少数派ではないでしょうか。
フォアグラ好きというニッチな需要に切り込んだ、都心の銀座だからこそ成立しうるお店。
入口が少し分かりにくいですが、扉を開けて階段を上り2階にあるお店へ。
店内は厨房前の直線カウンターに7席、4人テーブル2卓、
階段の近くに個室風の4人テーブル1卓（食べログの店舗ページによれば計20席）。
椅子や壁にブルーを配色しており、珪藻土のコースターも青かったです。
ビストロを思わせるような銀座にしてはカジュアルな雰囲気。
メニューボードの頭文字がひたすら「フォワグラ」となっていて圧巻です。
男性シェフ1名、ホールの女性1名、計2名でお店を切り盛り。
アミューズからメインまで実質5品なのに2時間を要するなどオペレーションは遅いです。
食べたい料理が決まっている場合（アラカルト）は早めに注文するほうが良いでしょう。
ランブルスコ・グラスパロッサ360°（ボトル 4,300円）
チャンキー レッド ジンファンデル（ボトル 5,700円）
フォアグラづくしコース（9,200円）
1.アミューズ（フォアグラとホロホロ鳥と砂肝のガランティーヌ）
2.パン（おかわり可能）
3.冷前菜（自家製フォアグラのテリーヌ プルーンの赤ワイン煮）
4.温前菜その1（フォアグラのポワレ MISOソース）
5.温前菜その2（フォアグラのポワレ キノコの焼きリゾット ポーチドエッグ）
6.メイン（牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ）
7.ジャスミンティー
8.デセール（フォアグラジェラート＆白トリュフバルサミコ フォアグラのオペラ 和梨 葡萄）
追加：フォアグラとトリュフのコロッケ（1,600円）
（注）表示価格は外税です
最初のアミューズこそフォアグラ感が少なめで爽やかに楽しめるガランティーヌだったのですが、
前菜のテリーヌからは塩と脂にまみれた「フォアグラの狂宴」が始まっていきます。
（同店を3.4評価した友人は「飽きる」と評しておりました。）
自家製というフォアグラ（フランス産）のテリーヌは塩の強さと脂の強さでまるで「バター」のよう。
もちろんテリーヌなのでバターより滑らかな食感なのですが、
パンと合わせて食べると「フォアグラバター」でも塗っているかのようにパンが美味しくなりました。
このパンも外側カリカリ内側モッチリした食感でハイレベル。
そしてここからフォアグラのポワレ3連発という艦砲射撃のような激しい攻撃が続いていきます。
外側はカリッと、内側は血の色が残るぐらい、レアーな火入れのフォアグラポワレ。
まずは茄子と合わせて味噌ソース、続いてキノコのリゾットやポーチドエッグのトロリ蕩ける黄身と合わせ、
最後メインは牛ヒレステーキと合わせる「ロッシーニ風」というフォアグラ尽くし。
組み合わせる食材こそ違えど、同じように火を入れたポワレのフォアグラが3連発。
筆者は濃厚嗜好なのでまだ大丈夫でしたが、確かに飽きると評した友人の気持ちも分かります。
美味しいフォアグラなのですがポワレ以外の調理法は無いのだろうかと考えてしまいます。
追加でフォアグラとトリュフのコロッケ（1,600円）を注文して揚げフォアグラも試してみました。
コロッケの中にブツ切りフォアグラ、鶏肉、トリュフ入りマッシュポテトが入っており、
美味しいコロッケではあるのですが食材それぞれが少しバラバラになっているような気もします。
そうなるとフォアグラを一番美味しく楽しむ調理法は確かにポワレと思えてきました。
フォアグラに特化したお店ゆえ、調理法も自ずと縛られてきてしまうのでしょうか。
他店で感心したフォアグラのテリーヌを凍らせてから薄く削った「フォアグラのコポー」、
ムースにしたフォアグラなど、フォアグラ料理もまだ色々な可能性を残していると思いますが、
とりあえず今回のフォアグラ尽くしコースは調理法の幅がまだまだ狭いと感じてしまいました。
とはいえ他ではまず見ないフォアグラに特化したコースは面白かったです。
デセールのジェラートもオペラにもフォアグラの風味を感じられる「フォアグラ」尽くし。
濃厚嗜好でフォアグラ好きな人間であれば、一度は訪れてみても損は無いと思います。