ベジョータガーリック・チキン＋プロン・ポリチャトゥ他＠アーンドラ・ダイニング 銀座 : アーンドラ・ダイニング 銀座

東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅から3分ほど。銀座線京橋駅からでも同じぐらい。中央通りから銀座1丁目のコージーコーナー本店の角を曲がって隣のビルの2階にある。

こちらは都内に4店舗を展開するインド料理店。銀座と御徒町、神田、小松川。店名は微妙に異なるが「アーンドラ～」という部分が共通している。

今回は夜に同行者2名とともに20:00に予約を取って貰って訪問。（同行者その1さん、予約ありがとうございます）

今回はせっかく3人もいるので、ミールスではなくアラカルトで取ることにした。ダメ元でミールスをシェアしちゃダメ？と訊いてみたが、NGとのこと。そのほうが色んな料理が食べられて良いかと思ったのだが。そういうお作法なので、まあ仕方がない。

ということで、今回オーダーしたアラカルトは以下の通り。

・タンドゥーリ・マサラ・パパド
・ベジョータガーリック・チキン
・プロン・ポリチャトゥ（海老のココナツ炒め）
・チキン・チェティナドゥ（さまざまなスパイスで仕上げるご馳走チキンカリー）
・トマト・パップー（アーンドラ風トマトと豆の田舎のスープカリー）
・チーズ・クルチャ
・アーンドラ・スペシャル・チャパティ
・タンドゥーリ・ナン
・アルコール、ソフトドリンク（私用）適宜

まずは前菜・一品料理を3品。

南アジア系のウェイターの方がやたらラムチョップを推してくるので気にはなったのだが、同行者は2名ともあまり羊肉が好きではないので回避。あと最初にチーズクルチャを頼もうとしたのだが、ウェイターの方が「カリーと一緒のほうがいいよ」と言って譲らないので、カリーとともに後で出して貰うことにした。

タンドゥーリ・マサラ・パパドは円錐形のパパドの中にトマト、玉ねぎ、香草をマサラソースであえたものが入っている。かなり辛みと酸味が強いのでビールなどによく合うのではないだろうか？（飲めないけど）

ベジョータガーリック・チキンはシンプルにガーリック味で焼かれていた。ミントが効いたソースをかけて食べるとサッパリとして美味しかった。プロン・ポリチャトゥは海老をココナッツベースのグリーンマサラで炒めたもの。ココナッツの風味と爽やかな香りのソースがとても相性が良かった。

そして、カリー２品。ここで合わせてチーズ・クルチャとチャパティを。

チキン・チェティナドゥは、マスタードが良く効いている割と辛口の味付け。コクもあるし日本人の口にも合うタイプなのではないだろうか？トマト・パップーは所謂ダールと呼ばれる豆の煮込みだった。トマトがごろっと入っているのかな？と想像していたのだけど、ちょっと当てが外れた。とても穏やかでほっとするような味わいだ。

チーズ・クルチャは塩分含めであまりガーリックが効いていない。なるほど、これだとカリーと一緒のほうが合うのかも。ウエイターさんの言うことが正しかった。

こちらのチャパティは薄めだけどもちもちしていて私はとても好きなのだけど、同行者２名の口には合わなかったようで追加でナンをオーダーした。「やっぱりナンだよねー」と２名とも喜んで食べていたので、まあこれはこれで良かったのかも。

とはいえ、インド料理＝ナンという固定観念は打破していかないといけないと、決意を固くした。

インド料理店に独りで来ると、どうしてもミールスなどのプレートを頼むことが多いので一品料理を味わうことが出来ない。あと、バール的な店だとアルコールが禁忌なので入り辛かったりする。なので、今回のように複数名でアラカルトをというのは、訪問できる店の幅が広がるので大変助かる。

また、よろしくお願いします。

東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅から3分ほど。銀座線京橋駅からでも同じぐらい。中央通りから銀座1丁目のコージーコーナー本店の角を曲がって隣のビルの2階にある。

こちらは御徒町にあるアーンドラ・キッチンの姉妹店。あと、神田にアーンドラ・ダバという店もある。

12:40ぐらいに訪問。店内5割程度の客の入り。思ったより空いていた。

インド系の店員さんに案内されて、2人掛けのテーブル席に座る。「今日のカレーはマトンカブ、バターチキン、ミックスベジタブル」と言われる。ん？入口の所のボードには「マウビカル」って書いてあったけど、ミックスベジタブルのことなんだろうか？ミックスベジタブルというと、人参とコーンとグリンピースの例のヤツしか思い浮かばず…。

今日はかなり空腹な状態なので、ランチ・ミールスをオーダー。こちらだと気兼ねなくバスマティライス、サンバル、ラッサムをお代わりできるし、日替わりカレーが全部付いてくるので、ミックスベジタブルの謎も解明できる。

店内はアーンドラ・キッチンと較べて随分と洗練された内装。やっぱり銀座だとこういうインド料理店でもお洒落な造りにしないといけないのだろうか？そういえば、私以外は全て女性客というのも。

注文から5分足らずでランチ・ミールスが提供される。速い！

ステンレスのターリの上にカトリが6個、チャパティ、パパド、バスマティライス、アチャール。カトリの中身は右から、マトンカブ、バターチキン、ミックスベジタブル、ボリヤル、ラッサム、サンバル。

マトンカブというのは、マトンと蕪のカレーだった。「カブ」という味があるんだと勘違いしていた。しっかりとコクがあって多少スパイシー。

バターチキンはトマトの酸味が強く甘味が少なめ。チキンティッカが入っているためちょっと香ばしさがあって食欲をそそる。

そしてミックスベジタブルは薄い緑色のグレービーにじゃがいも、南瓜、長ねぎが入っている。想像していたミックスベジタブルとはだいぶ違う。

薄緑色のグレービーを舐めてみると、ココナッツの風味とヨーグルトの酸味が。あ、これはアヴィアルというやつだ。たぶん「マウビカル」じゃなくて「アウビヤル」って書いてあったんだ。なるほどいろいろと謎が解けた。

サンバルはあまり豆っぽさがないあっさり系。ラッサムは辛みは強いけど酸味が少なめ。とはいえ、タマリンドの味が口をさっぱりさせてくれる。

食べるスペースを作るためにターリの外にカトリを出してスペースを作る、それから、パパドを砕いてバスマティライスの上に振りかける。

そしてマトンカブはライスでバターチキンとアヴィアルはチャパティで食べることにする、ラッサムとサンバルは適宜。

チャパティは厚みがあまりないが、もちもちした食感。個人的にはナンよりもチャパティのほうが断然好き。アーンドラはランチタイムでもチャパティが選べるので、とても嬉しい。あと、日本米ではなくバスマティライスなところもポイント高し。

ボリヤルはキャベツと人参とココナッツの炒め物。ココナッツのシャキシャキした感じがとても好み。

アチャールは梅の実。これは梅干しのような酸っぱさで、ちょっと面食らった。

お代わりする気満々でランチ・ミールスをオーダーしたにもかかわらず、最初に出されたものを食べたところでほぼ満腹。よってお代わりは自粛した。

御徒町でも銀座でも構わないけど、機会があれば夜のミールスも食べてみたい。