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店名 |
田中
|
---|---|
ジャンル | おでん |
予約・ お問い合わせ |
03-3544-6333 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線 東銀座駅 A8出口を出て、通り裏側 東銀座駅から208m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2000年1月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【夜】[料理・味]3.5*40%+[サービス]4.0*15%+[雰囲気]3.0*10%+[CP]2.5*30%+[酒・ドリンク]3.0*5%=3.20(3.2)
ボチボチ春の訪れを感じる3月中旬。
明日あたりからまた暖かくなるという天気予報ですが、この日は寒い寒い真冬のような夜。
こんな夜は、冬の名残を惜しむかのように、おでんを食べに行ってみることにしました。
お店は以前からリストアップしていた『田中』
三越の裏の方、昭和通りに程近いビルの地下にあります。
店内中央に大きめのコの字カウンター。その周りにテーブル席。標準的なつくりですね。
カウンター内にあるおでん鍋は想像していたよりも小ぶり。
鍋の周りは銅で囲まれ、中は賽の目に8つに区切られています。
10時までのお店に8時過ぎに到着。
一組いたテーブル席の3人組もすぐに帰ってしまい、貸し切り状態です。ちょっと拍子抜け(笑)
そんな状況だからか、おでん鍋は結構スカスカな感じで不安になったりもしました。
ドリンクメニューを見ながらお酒の種類はもう少し欲しいなぁ…と思いつつ、先ずは熱燗とビールで乾杯!
それからフードメニューに目を移して、一品ものを何点か。
さより刺身(1,400円)・自家製さつま揚(900円)・白子酢(1,000円)・ホタルイカ沖漬け(700円)をオーダーしました。
基本、ポーションが小さいですね。さよりはちょっとマズいんじゃないの?って感じのレベルです。
さつま揚は色が薄いですが、とてもふんわりとした食感で美味。お勧めです。
ホタルイカ沖漬けもしっかりとした味付けで、酒のアテには最高。美味しくいただきました。
おでんは、冬から春への季節の変わり目で、季節ものが不足気味とのこと。
また煮込むものと煮込み過ぎてはいけないものを分別しているようで、鍋の中に見当たらなくてもオーダーしてから鍋に入れるものもあり、取り敢えず食べたい具材を率直に伝えた方がいいようですね。
鍋の前の特等席だったので、ついつい中を見て選んでしまいがちでしたが…。
最初は半ぺん(300円)・がんもどき(400円)・玉子(200円)・ほたて貝(650円)を。
追加はすじ(300円)・じゃが芋(250円)・きんちゃく(550円)・子持ちやりいか(650円)の合計8種類をいただきました。
ネタは割とオーソドックスで、目新しいものはあまりありません。
新鮮味という意味では、デパ地下で買い占めて家で食べるおでんの方がワクワク感があるのは間違いありません。
おでんはやはり出汁なんでしょうかね。
こちらの出汁は、鰹節を抑えて、醤油を一切使わずに塩ベースとのこと。
どおりで澄んだ色をしている訳です。
一言で言うと「上品」でしょうか。
おでん屋で修業をし、この銀座で独立開業して17年。
出汁は継ぎ足し継ぎ足しかと思いきや、毎日仕込むそうです。
その極意までは分かりませんが、それぞれのこだわり、味付けがあって、一言で出汁と言いますが十人十色なんだなぁ…としみじみ。。。
60過ぎに見えるご主人ですが、いつもニコニコ、笑顔が素敵で、話し掛けると我々 ”いちげんさん” 相手にも何でも話してくれます。
あらためて客商売、ましてカウンターのお店は、ご主人の人柄が大きく左右するなぁ…と痛感した夜となりました。