②祝！120周年！！　《No.0500》 : 帝国ホテル 東京

開業120周年を迎えた帝国ホテル。
インペリアルクラブ会員である私の元にやってきた宿泊半額券。

使えずじまいでいたのだがせっかくなので使うことにした。
日比谷で映画を見て日比谷公園を歩き、帝国ホテルへ到着。

チェックインは１６時、列の出来た一般のチェックインカウンターの
その奥にあるインペリアルクラブ会員用チェックインカウンターへ向かう。
手続きが終わりベルボーイに迎えられエレベーターへ。

向かうは本館14～16階のインペリアルフロア。
インペリアルフロアでは和服姿の女性がフロアアテンダントとして迎えてくれる。
案内されるがままセキュリティドアを抜けて部屋にたどり着く。

今回の部屋は東京宝塚劇場向きの部屋だったので眺望はお世辞にも良いとは言えないものの
半額と言う事に調子に乗ってジュニアスイート、ベッド一つだと無駄に広い。

入口入って右手に我が家のそれよりはるかに広いウォークインクローゼット。
その先がベッドルームで２スパン分の広さは知ってはいたもののちょっとひく。
手前にテーブルがあって中央にベッドとテレビ台、奥にリクライニングチェアとソファ、ミニバー等。
その奥の扉の向こうがバスルーム。鏡台の上には色々なアメニティがあるものの歯ブラシ以外使わず。
鏡台の脇にガラス張りのフロ場、その隣にトイレという配置。
トイレはトイレとして広いがフロは大して広くは無い。
部屋の広さをもっとこっちに割り振ってもよかったのでは？
でもベットが二つあればあちらはあちらで手狭に感じるのかもしれない。

夕食までのおよそ２時間をテレビをつけながらのんびりと過ごす。

レセゾンでの夕食から帰るとベッドメイキングが終わってベッド脇のテーブルにはナイトチョコの小箱が。

風呂はボタンを押したらすぐに湯が張る心地よさ。
風呂からあがると後はずっとベッドの上。
バスローブやスリッパは前回より上質だったような気がする、部屋の差か？

疲れて眠りにつく、いつまでも暗いので気づかなかったが起床は９時。
遮光カーテンの効果が強力すぎて朝に気づかなかった、気をつけよう！

起きて朝日を浴びてまたベッドの上、休日の朝のまどろみの時間を楽しむ。
風呂に入って出たのが１２時前、チェックアウトに間に合わん！！
・・・という事は無い。

これもインペリアルクラブ会員の特典でチェックアウトを１５時にしているのでこの時間帯から悠長にランチへ出かける。

戻ってきても１３時半、再び部屋でのんびりそして楽しくすごす、お別れの寂しさもありながら。
結局１５時ちょっと過ぎちゃったあたりでチェックアウト。

結局今回はルームサービスなどは注文せず部屋での飲食はポットの白湯とペットボトルの水のみ。
だから食べログ的には寂しい訪問だったが広い部屋での滞在を満喫した。
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【①帝国ホテルで朝食を】

東京メトロ日比谷線・13番出口から地上に出る。

本館正面入口から入り、右手のフロントへ向かう。
フロントの女性に予約の名前を告げすぐに手続きが始まる。
フロントの女性が一旦離れ何やらいろいろな紙を渡される。
サインをして手続きが終わり後ろのソファに腰掛けるとすぐにベルボーイがやってくる。

ベルボーイに預けるほどの荷物では無いので
ベルボーイの案内でエレベーターホールから部屋のある階まで上がる。
エレベーターホールから客室のある廊下の間にはセキュリティエントランスがある為
ベルボーイがカードキーでそれを開けて更に奥へ進む。
部屋の前に到着し再びベルボーイがカードキーで鍵を開けて客室の中に入る。
ベルボーイが簡単な説明を終え退出する。

《食べログレビュー500件到達特別企画》

チェックインは17時ちょうど、この後の夕食の予約が18時。
それまでの1時間をまず部屋中のいたるところをチェックして回る。
部屋中の引き出しをとりあえず開けた。

入口脇のクローゼットの中からは名高い「ランドリーサービス」の伝票を発見！
ちなみにワイシャツを手仕上げしてもらうと945円になる。

ベッド脇の引き出しには「セーフティーボックス」と「モーニングの注文表」を発見！
ベッドの正面には大型のテレビがありその脇にポットと緑茶のティーバッグとティーセットを発見！
その下にプライベートバーがある。

そして机の引き出しから発見したのが「館内のご案内」と題された冊子。
この冊子には館内のあらゆるサービスに関する情報が詰め込まれている
特に注目はやはり“ルームサービス”の内容だろう。
帝国ホテルの“ルームサービス”は時間帯によって
【朝食6：00～11：30】
【昼食・夕食11：30～21：30】
【夜食21：30～1：00】
【深夜食1：00～6：00】と分かれる

今回私は《タワー25周年記念「朝食付き」お得プラン》を利用している。
朝食は館内のレストランでの朝食や昼食にも変更できるのだがここは
私もレビュー500件記念なので【帝国ホテルルームサービスの朝食】を食べに来た！
フロントで渡された紙の中に朝食の注文票がある。
今回のプランの対象となる朝食は「アメリカンブレックファースト（\3990）」になるようだ。
ジュース、卵料理とその付け合わせ、パン、コーヒー又は紅茶を選択する。
卵料理のプレーンオムレツは315円の追加料金で
「マッシュルーム、チーズ、ハム」オムレツにする事ができる。

注文票を書き上げ、「カードキー」と「インペリアルクラブカード」そして「ラブラスリーの15%割引券」を持って部屋を出る。
ドアに注文票をさげる事を忘れずに！

以後はラブラスリー（http://u.tabelog.com/00042089/r/rvwdtl/840253/）参照

20時ごろ部屋に戻ってきてとりあえず風呂に入る事にする。
湯張りのボタンを押しダラダラと服を脱いだりなどしているうちに風呂がたまっていた。
ものの3分もかかったかと思えるほどのスピードでたまった風呂に入る。
シャンプー、コンディショナーと並んで置いてあった「バスジェル」を入れてみる。
使い方が悪かったのか今ひとつ泡立ちが悪かったものの実に気持ちいい風呂。
シャワーが二つある、手で持てる方のシャワーはその大きさに驚くが
固定式のシャワーはその水圧がなかなかのもの、最高圧で頭に浴びると痛くはないが
あまりのくすぐったさに直立できないほど。本当に異常なほどくすぐったかった。

シャワーから出てまた服を着る。
部屋からインペリアルラウンジ アクアの予約を入れる。
予約の21時まで部屋でテレビを見る。
このテレビ向かって左側に取っ手があるのでなんだろう？と思ったら
テレビの向きが変わるのだ、通常はベッドから見やすい角度なのだが
開店すると部屋の椅子から見やすい角度になる。
この椅子がまた座りやすいものだから
脇のテーブルに部屋に備え付けのティーセットでお茶を頂きながらテレビを見る。

そして21時直前、「カードキー」と「インペリアルクラブカード」と
チェックイン時にフロントで貰った「カバーチャージのサービス券」を持って
エレベーターを17階に上がる。同じ本館だからすぐに17階に到着。
インペリアルラウンジ アクアでの醜態は↓
（http://u.tabelog.com/00042089/r/rvwdtl/843086/）

部屋に戻ったのが23時半頃、風呂の湯張りが早いのに気をよくして2度目の入浴
2度目の入浴で気付いたのだがここの風呂は声の反響が実に良い！
酔っ払っていてなんとなくでた鼻歌がこのエコーに段々とエスカレートしていった！
風呂からあがり“バスローブ”を着ちゃったりする、これが思った以上に心地よい。

縦の長さよりも横幅の方が広いベッドに大の字になる。
ここまで2件で飲んでいるので正直寝つきはよくなかったがベッドも布団も枕も実に快適なものだった。
1時過ぎ眠りにつく。

途中2度くらい目が覚めていたのだがベッドから出たのが7時前。
昨晩の緑茶にまたお湯をいれて少し飲み少し散歩に出かける。
正面玄関から出て南側に少し歩き日比谷公会堂の前まで行き、日比谷公園内を戻る。
日生劇場、東京宝塚劇場との間の道を通り
タワー館の向こうガード下との間の通りを歩いて引き返してきた。
パークサイドダイナー脇の入口から入り部屋に戻る。

部屋に戻ってまた風呂に入る。
そして朝食のルームサービスがくるまで椅子に座ってテレビを見た。
朝食の指定時刻は8：30～45の間、部屋のチャイムはちょうどその真ん中あたりの時刻に鳴る。

ドアを開けると男性スタッフが朝食の乗ったカートを脇にして立っていた。
私は一旦先ほどまで座っていた椅子に戻り全てをその男性スタッフにゆだねた。
男性スタッフはカートをテレビ手前あたりにセットして机の椅子をカート側に向けて朝食の準備を始めた。

テレビとベッドの間にカートを置いて机の椅子をカートに向けて食事の場所となる。
準備を終えると料理の説明をして部屋をあとにした。

【帝国ホテルルームサービス・アメリカンブレックファースト（\3990）】
パンはクロワッサンとブリオッシュが各1個、どちらも冷えているのが残念だがさすがに上質。
ジャムの小瓶が3種類あったのでその内、ストロベリーとブラックカラントをつけて頂いた。
これだけジャムが揃っているのならパンをもう少し注文しておくべきだったか！

メインディッシュのオムレツは追加料金315円で「マッシュルームオムレツ」に変更した。
付合わせはたっぷりのベーコン。
ルームサービスなので調理後の経過時間があるので保温して持ってきてはいても
やはり少しは冷めている、オムレツもベーコンも熱々感が無い点は物足りなさを感じるが
どちらも美味しく仕上がっている、ベーコンはたっぷりで食べ応えがあるし
オムレツはシンプルなしあがりなのでケチャップや塩、胡椒で味に変化をつけながら楽しめる。

面白かったのがジュース銀白色に輝く器に入れられたオレンジジュースのグラス。
器の中には氷が詰められていてその氷で外から冷やされている。
温度が程よいし何より氷で薄まらないのがいい！
ジュース自体もとても美味しかった、今回一番印象に残った。

コーヒーも美味しいコーヒーだった。
ポットが付いているので3杯くらい楽しめる。

のんびりとした朝食を終えて内線でカート回収の依頼をかけると程なくしてチャイムが鳴り
女性スタッフがカートを回収して帰っていった。

ルームサービスの朝食を頂いてみて
わざわざルームサービスで注文する事も無いのかなと感じた。
ルームサービスだと以下の難点がある。
・前日に時間指定をするので当日になってその時間に縛られてしまう
・店で食べるのに比べるとやはり出来立てからの時間経過を感じる
・部屋に人が入ってくるのはなんだかんだ言って気をつかう

このほかに価格面でもホテル内の他店に比べて値段が高い。
レセゾンの「アメリカンブレックファースト」は3780円
パークサイドダイナーの「アメリカンブレックファースト」は2900円
インペリアルバイキングサールの朝食は3360円
なだ万の朝食は2940円となるから
ルームサービスの3990円はやはりちょっと割高なのだ。

とは言っても部屋に華やかな料理が運ばれてくる楽しさがある事は否定できないし。
ルームサービスは朝食だけでもない。
帝国ホテルのルームサービスはまだまだ奥が深いはずだ！

朝食を終えて暫く部屋でテレビを見ながらのんびりとした。
一度下まで降りてガルガンチュアを覗いたものの
軽い二日酔い気味でもあったので何を買うでもなく部屋に戻り身支度をする。

11時、部屋を出る。

賑わうフロントでチェックアウトと会計を済ました。

ただ、まだこれで終わりではなかった
11時半、昼食にオールドインペリアルバーへ寄って（http://u.tabelog.com/00042089/r/rvwdtl/840251/）
12時過ぎ正面玄関から冷たい風の吹きつける外に出て地下鉄の入口に駆け込んだ。

19時間の帝国ホテル滞在は期待した以上に楽しい時間となった。
これは帝国ホテルで働く皆さんのおかげに他ならないと思う。
印象的だったのがエレベーターでの対応が皆さんとてもカッコよかったこと。
また、泊まりに来たいと思う。評価はルームサービスとしての評価で
ホテルとしては間違いなく《★★★★★》だった。


食べログ初めて1年半、始めた頃は500件なんて考えもしない数字だったが
気が付いたらその500件に迫る数字を積み重ねていた。
今回はその記念にふと思いついた悪戯、
「バカだねぇ～」と笑ってやってくださいませ。


2009年２月→http://u.tabelog.com/00042089/diarydtl/42415/