個性的な和系デザートのあるデザートビュッフェ : 入母屋 銀座グラッセ店

ランチタイムの食事コース全てに付いているデザートビュッフェのレポートです。
訪問時のデータ、台の写真はこちらの記事に記載しています。

食べ放題日記：「入母屋 銀座三丁目店 銀座グラッセ店」　デザートビュッフェ
2012年12月の台の様子の動画

予約していなかったので11:00にビルの前に着いてしまったのですが、まだエレベーターがこのお店のある9Fへのボタン操作を受け付けてくれませんでした。
11:25になると移動可能になり、11:32から入店案内が始まりました。
この時点ですでに5～6組、20名以上が待っていました。
案内は予約をした人から優先的に行われていましたが、ほとんどの方が予約を行っていて、このときに予約をせずに来ていたのは私の他もう1組だけでした。
ランチタイムは3種のコースがありますが、今回はいちばん安い「優彩小町」(2180円)を利用しました。
惣菜8種は全コース共通で、このコースはメイン料理を魚、肉のどちらかを選びます。
この日私が選んだ肉料理は「野菜の豚肉巻」でした。
ご飯は白いご飯か、炊き込みご飯を選ぶことができます。
これはお替り可能だそうです。
この日の炊き込みご飯は、油揚げとちりめん山椒を使ったもの、とのことでした。
注文して3分後に提供された惣菜は、お浸しなど全体的に塩味が強すぎず、上品な味でまとめられていました。
メイン料理の提供は、惣菜提供から13分後でした。
野菜の豚肉巻は、ヤングコーンなどの野菜を薄めな豚肉で巻いていますが、豚肉の味がかなり強いので、丁度良い味のバランスとなっていました。
ただ、「メイン」というには少々ボリューム不足な気はしました。
これを食べ終えると、机にあるブザーを押して食べ終えたことを知らせ、デザートビュッフェエリアに案内されます。
ただ、私が食べ終えた時点ではまだエリアの準備が整っていなかったようで、そこで更に10分待たされました。
12:10になると、私ともう1組がデザートビュッフェエリアに案内され、説明を受けてからスタートとなりました。
制限時間の45分はここからカウントされます。

★フリードリンク
---ティーバッグ---
・みかんルイボスティー
・五穀茶
・白桃の紅茶
・京番茶
・野いちごのローズヒップ
・オーチャードフルーツ
・ダージリン
・八女煎茶
---その他---
・アイスティー
・アイスコーヒー
・ホットコーヒー

★登場していた品
・フレック　フリーカットケーキ　かぼちゃタルト
・フレック　フリーカットケーキ　サワーチェリー
・フレック　フリーカットケーキ　ベークドチーズ
・焼きりんご　～アングレーズソース掛け～
・プチシュークリーム
・マンゴープリン　～マンゴージュレ掛け～
・塩プリン
・抹茶プリン
・胡桃の琥珀揚げ
・グレープフルーツゼリー　～カンパリゼリー寄せ～
・プラムの赤ワイン煮　～コンポート仕立て～
・洋風大学芋のはちみつソース
・里芋の黒蜜　～黄な粉掛け～
・豆乳プリン
・ブロッコリーのマスカルポーネ　～マスカルポーネとの思わぬ出会い～

業務用のシートケーキシリーズの感想は、個別リンクの記事の方をご覧ください。
「マンゴープリン」は、上のゼリーは味が弱めで、プリン部分はそれよりは強いものの、やはりあまり味が濃いとは思えない、少しボケたような印象を受ける味でした。
「抹茶プリン」もほぼ同様です。
対して「塩プリン」は、みたらし団子のタレから、少しだけ甘味を抜いたような味のソースが、非常に濃厚で個性的でした。
プリン部分も普通の洋風プリンというよりも卵焼きみたいな味で、タレの味と良くあっていました。
デザートとして考えると賛否分かれそうですが、個人的には気に入りました。
「ブロッコリーのマスカルポーネ」は、惣菜と同じように塩味控えめな出汁が効いていたので、口直しとして機能しました。
ずば抜けて美味しい、と感じるものはありませんでしたが、お店の特徴が出ている品も数点あり、業務用ケーキを除けば、バイキング基準では標準レベルの満足度だったと思います。
今回は12:40まで滞在しましたが、デザートビュッフェエリアは8割ほど埋まっていました。
こちらが満席の場合は案内が遅れるみたいですので、急いでいる方は開店直後に入店し、早めに食事を済ませる必要が出てきます。
補充に関しては、「塩プリン」など一時的に場から姿を消している品がありましたが、長くても5分程度で補充されていました。
スピーディーではありませんが、45分間の間に取るチャンスがない、という品はなさそうでしたので、気になることはなさそうです。
滞在中、お皿、空いたグラスの片付けは一度もありませんでした。
これは、テーブル上限の人数座っているグループの方にとっては、少し辛いかもしれません。
食事の際の接客は、ノックを行ってから個室に入り、丁寧に説明を行ってくださるなど好感が持てましたが、この片付けの面でサービスの点を減点し、平均点を付けています。
総合では、コース＋デザート食べ放題の形式としては種類数や味に不満はありませんでしたが、値段が少々割高に思えたため、平均的な満足度、という印象でした。
閉店してしまいましたが、同じような雰囲気で、形式でかつて新宿にあった「炭火焼 円相」の食後のデザート食べ放題と比べると、値段面は向こうの方が上、食べ放題部分に関してはこちらの方が上で、それぞれの良い部分と悪い部分が相殺され、お店全体の満足度は同じくらいになりそうでした。