失意のダウンタウン : カルネヴィーノ 銀座

久しぶりのカルネヴィーノ。

以前は通い詰めた店だが足がすっかり遠のいてしまった。
名前が変わって若干味も変わったせいか、店というのは不思議なものでいつの間にか変わった、あるいは変わったと思ってしまうことがある。

Tボーンステーキがついたコースにする。
手堅いオードブルが続き、からすみとアスペラージュのパスタからステーキに。Tボーンステーキは大皿に人数分がまとめてサーブされる。迫力のある盛り付けに歓声があがる。

ここまではまずまずだがこの後がイマイチ。
肉は赤身肉ミディアムレア、焼き加減は悪くないが味付けはお粗末で塩味がたりない。味のしない肉料理を食べ続けるのは苦痛、また皆が食べ終わっているのに皿を下げてくれない。デザートも凡庸で特になし。

食べログ点数も高いし、客もはいり盛況で何よりだ。
だが同時にこの店も俺が行かなくてもいいかな、と思ったりする。何なのだろうか、前のような居心地のよさを感じなくなってしまった。

たまにパスタが食べたくなり夜遅くまでやっているので足が向く。

今夜は以下の２品が当たり。

平目のカルパッチョ。
平打麺のボロネーゼ。

口直しのバジルソルベも爽やか。

たまには寄らねばと銀座シックス裏通りへ。
この店に来るのも何回目か？

２０？３０？それ以上？

アラカルトか迷いながら明らかに得なコースメニューに落ち着く。確かにここのコースメニューは驚異的に安い。デザートまで７品ついて５８００円。

・カプレーゼ

・カルパッチョ

・富山産ホタルイカと大麦のリゾット
ホタルイカは好きだが大麦の食感に違和感があり残す。

・アスペラージュと塩ベーコンのペペロンチーノ
アスペラージュはアスパラガスの子供。食感がよく初夏の珍味である。やや塩辛い。

・口直しの有機バジルのグラニテ

・岩中豚の低温ロースト
火入れがよくとてもジューシー、ナイフをいれるとじわっと肉汁が溢れだす。じっくりと肉をローストした料理。ボリュームも相変わらずたっぷりある。


いつもながら食べ過ぎた。味の満足感はいつもより薄いがそれにしてもコスパはすごいですね。

もちろんまた行きます。

久しぶりにゆくとオーナーが変わり新体制になっていた。
ふらりとはいるとクリスマスメニューだけだと言われ、なるほど今週はクリスマスだった。
当然、中はカップルだらけで場違いだが男だけで入店。
なんでもソムリエの男の子(？)が会社から買い上げて自分のお店にしたという、何ともドラマチックなエピソード、それも買い上げた理由が買い集めたワインを手放したくない云々だとか。

この店の泣き所がスタッフが変わりすぎるところで今回も危惧していたがホールはいたが、シェフはやはり(笑)変わっていた。

料理は相変わらず美味しく食べられた。
特にマグレ鴨の脂がカリっと焼き上げられてました。普通脂は残すのですが完食。

デザートのオリーブオイルのアイス(ジェラート？)は面白いがオリーブオイルがやや酸化してるような気がした。

馴染みのお店なのでまた行きます。

梅雨が明けたのに小雨が降る7月にひとりで寄りました。久しぶりです。

遅かったのでアラカルトでサラダはグリーンサラダを、パスタはトマトソースベースで。
サラダは多めにといったらホントに山盛りにしてくれました♪感謝♪

何度も何度も何度も行っているうちに名前が変わり店員さんも(こちらも何度も）変わってしまいましたが、
でも相変わらず美味しくイタリアンを食べさせてくれる大好きなお店です。

奥の壁に飾られている洋画を10年以上眺めてきました。
この絵を見ていると昔通ったときの感覚が思い起こされたりします。

イタリアかどこかの港町の古い建物の二階のバルコニーでドレスを着た女性が海の向こうを眺めている。
ワイングラスが手すりにおかれている。近くに男がいて、犬がいるが女はここではない遠くを見ている。

日本画家が描いた絵だそうですが考えさせられる絵です。


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新緑のカッペリーニとパスタを味わいに♪

『５月限定メニュー 新緑をイメージしたスペシャルコース』を食べてきました♪

写真は前菜の

■生ウニのカッペリーニ ～ フルーツトマトとバジルのサラダ仕立て ～

です。この盛り付けいきなりテンションが上がります。

パスタは、

■春菊とサルシッチャのジェノベーゼ

これが今日一番の味でした。絶妙なリングイネのゆで加減にソースがからまりたまりません。

メインの

■ランプ肉のビステッカ

赤身の壁がそびえるほどのボリュームでした。

このお店の唯一の泣きどころが、接客のスタッフが頻繁に変わってしまうという点です。
ひさしぶりにゆくと新しい人、また新しい人という感じでしたが今回のシェフと接客（店長？）は
とても感じのいい人でしたので是非長きにわたって勤めあげてください。

銀座の若手名コンビの誕生を祈念します。


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銀座にたくさんあるイタリアンの中で一番行く店です。

ヴィノリオ、フィオレンツォ、ジャッジョーロの３店を勝手にトスカーナ御三家と呼んでいます。

まあトスカーナに限定しなくてもこの３つが銀座のイタリアンでお気に入りで、接待用では店長の愛想がいいシルベラードを使い、
予約が取れれば、バンカレッラジョイア、あるいは少し足を延ばしてピッコロにいきます。

もちろん

アロマフレスカ、サーラアマービレ、資生堂ファロ、アイコニック、アルジェントａｓｏ、

あるいは

渋いところで、東銀座のバッフォやヴィオレッタも捨てがたいのですが

味とコストと店格のバランスがもっとも取れているのがこのヴィノリオです。

はじめての方はコース料理をお勧めします。
５８００円で皿数が多く、満足できること請け合いです。

東銀座にほど近いビルの店内に入ると右手にワインコルクを積み上げたタワーがあります。
狭い店内は、５～６席のカウンターとテーブルが３、４卓、奥の壁に飾られている港と女性の絵が印象的です。
フィオレンツォで飾られている葡萄畑と猫の絵とは対照的に女性の表情がアンニュイで窓の外を眺めている姿が
イマジネーションを刺激します。

この日は、部下の結婚のお祝いで訪問。
もう少しかしこまった店も考えるも、一番きさくにお祝いできて気心しれた当店にしました。

アミューズの後に金目鯛のカルパッチョ、ハーブ系の野菜がたっぷり盛られ酸味の効いたドレッシングの香りを
スプマンテと楽しみます。

タラバガニのパスタはやや塩味が薄いような気もしましたが蟹の旨みをパスタがしっかりと受け止めていました。
続いて、やりいかのアクアパッソ。
こちらはあたりで、いかのわたから来る風味なのか、えも言われぬソースが食欲に火をつけます。
いかをほおばり、白ワインで流し、れんず豆（？）をつまんで一息いれます。

口直しはグラッパのソルベ。「グラッパって？」会話に花が咲きます。
ブドウの果皮とそこに含まれる芳醇な実と果汁（ヴィナッチャ）、ブドウの香りが程よく残ったソルベ、
一口で喉の奥に流します。

メインは豚のロースト。ヴィノリオのメインは肉をお勧めします。
とてもボリュームがあり、付け合わせの野菜も力強く変なソースで癖をつけられていないため万人に受けます。
若干、オーストラリア料理的な感もありますが、それまでにきちんとした前菜、パスタを食べているため
個人的にはこれくらいの薄い味付けがいいような気がします。
肉は桃色にピンクづき、噛むほどに肉汁が溢れます。ボリュームがあるため「肉を喰らう」行為を実感できます。

珍しく連れ達と食後にチーズを注文。残った赤ｗｉｎｅを片付けます。

デザートはマスカルポーネチーズのシャーベット、この塩味の効かせたスイートは
不思議な食感と味で一口食べると思わずおお、とため息が漏れます。
ここでサプライズのサービス。ハッピーウェディングのデザートプレートが運ばれてきます。

一同、うわあ！という喜びの声。宴もたけなわです。
プレートにはハッピーウェディングの文字がデコレート、

でもよく見るとＨＡＰＰ ＷＥＤＤＩＮＧ という綴りに…。これが逆にうけて盛り上がり、よかったです。

ＨＡＰＰ ＩＴＡＬＩＡＮ！！