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若いマスターがたった一人で日本酒試飲バーを切り回す
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徹っちゃん
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徹っちゃんさんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
庫裏（クリ）
|
|---|---|
| ジャンル | 日本酒バー、焼酎バー、バー |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3573-8033 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
銀座駅Ｃ2出口より徒歩3分 銀座駅から267m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥4,000～￥4,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| サービス料・ チャージ |
チャージ ８００円 |
席・設備
| 席数 |
13席 （カウンター5席 テーブル８席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 備考 |
ご予約は |
| お店のPR |
日本酒をメインに 焼酎や和リキュール・地ビールなど 国産のお酒専門バー。
2021年3月に 人形町店オープン致します。 |
| 初投稿者 |
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元麻布に「さかや栗原」という地酒酒販店がある。なかなか優れた品揃えで、かつ女将さんが熱心な日本酒文化向上の担い手で、その次男がかつて店の前のアパートの二階をを改造してカウンターとわずかばかりのテーブル席の日本酒試飲バーとして営業していた。
その店の名が庫裏でこれは自らの姓の「くりはら」からと元麻布と言う寺町に相応しい雰囲気を持つネーミングにしたことは容易に想像される。
そこでは試行錯誤はあったものの洒落たグラスに60cc、120cc、180ccと飲む量を選択でき、その代り飲む量を少なく選択すれば当たり前だが種類が飲める。また料金が原価の1.5倍程度と言う格安さで、非常な人気があり、かなりマスコミにも取り上げられたものだ。
そのときの店主、栗原広信さんが一念発起して銀座の数奇屋通りの小さなビルの二階に同名の庫裏として開店してから丸二年になる。
やや狭くなった感じはするが、全体のコンセプトは元麻布同様。一人客用にカウンターがメインとなっているのがうれしい。
やはり銀座と言う場所柄やここのところの地代高騰により、元麻布と同じという訳には行かないが、それでも例えば「菊姫・菊理媛（くくりひめ）」なんてレアな銘柄があって、これは正価が￥50000もするが、これが一合￥6300と言うことは原価の1.26倍と言うことで分かるようにやはり安い、しかも手に入らない貴重さを考えれば如何に良心的か分かる。
予約必須だが、店に入るとまずはカウンター、お通しの三種盛とチェイサーの水がセットされ、かなり厚い冊子となったメニューが置かれる。これを見ると簡単なつまみの他まずは日本酒100種以上、無濾過生や原酒が多い。さらに焼酎が60種ほど、そしてビール、最後に日本酒に関する薀蓄関係となっていて、それを読むだけで小一時間は過ごせる。
そう言えば「和酒バー」となっていたなあ。
広信さんは全く一人で店を切り回す。そして営業時間を見ていただければ分かるように全く休む暇がない。しかし一つの目的に邁進する姿には全く迷いがなく、客への応対もいっそうスムーズになった（気がする）。
日本酒業界はますます大変になった。廃業する蔵も毎年かなりあり、よい日本酒を醸していたとしても、販売ルートや拡販で行き詰まる蔵も多い。そんな彼らが期待をするとすればこういった、試飲できる場所の確保であるのだが、銀座であれば当然経費がかさみとても手が出ないと言う。
もちろん庫裏でも同様で、それが広信さんの大奮闘がなければ維持できない。
こんな店応援しなければ我々日本酒ファンはどうしたら良いのでしょうと評価を上げると同時に、レビューをアップした。
なお昨日の内容は日本酒6種＋つまみだけで計￥2100、素晴らしい。
--------
「コリドー街」の一筋東側の「数寄屋通り」を有楽町側から入り、割とすぐの小さなビルの二階にそれこそ静かに店を構える。
ご指摘の通り、元麻布の「さかや栗原」の次男の広信さんがたった一人で店を全て切り回す。
昨年7月まで「さかや栗原」のまん前に同じ名前の庫裏を営業していたが、広信さん曰く「親の元から離れ、自分自身の力だけで店を展開したい」との覚悟で新規開店した訳で、多分援助はあったことと察するが名目上「さかや栗原」とは関係なく、「今は」アンテナショップでもなんでもなく（情報交換はありますが…）独立した店で、従って揃えている酒も「さかや栗原」とは少しラインアップも異なり、広信さんが選んだ日本酒、焼酎、ビールなどが指名を待つ。
店内は入って向かいが6席ほどのカウンター、椅子は元麻布の店で使っていたものを持って来ております。
もしデートでなければカウンターに席を取り広信さんとお話をしながら、気になるブランドを少量ずついただき、やはり各地の蔵直送のつまみを味わいながら、次の銘柄を探すのが良いでしょう。
店の右側にはテーブル席があるが合わせて、12・3席ほどで、必ず電話で空きを確認し、予約の上で来店して欲しいと広信さんは言っておりますので、利用の際は必ず電話してください。
灯りを落として静かな佇まいは確かにデートの穴場で、意外と早い時間から女性客が詰め掛けるような店で、こんな店自然に利用することは確かに充実した酒人生を味わえ、同行者からは必ず一目おかれるようになるでしょう。