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池波先生ごっこで資生堂パーラー
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しきしま
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しきしまさんの他のお店の口コミ
店名 |
資生堂パーラー 銀座本店(シセイドウパーラー)
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2023 選出店
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洋食 百名店 2022 選出店
食べログ 洋食 百名店 2022 選出店
洋食 百名店 2020 選出店
食べログ 洋食 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | 洋食、オムライス |
予約・ お問い合わせ |
03-5537-6241 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線・京浜東北線・横須賀線・東海道線・上野東京ライン「新橋駅」銀座口より、徒歩5分 新橋駅から410m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
64席 |
---|---|
個室 |
有 (8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、バリアフリー、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 夜景が見える、隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 |
ドレスコード | 無し |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1902年 |
備考 | |
関連店舗情報 | 資生堂パーラーの店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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銀座八丁目の中央通りに面したお洒落なビル、御存じ資生堂パーラーです。
私が愛読する池波正太郎先生のエッセイにも度々登場する老舗中の老舗であり、先生が少年時代に通われた頃の給仕・山田君との交友や、元料理長高石氏のエピソード等は有名です。他に池波先生が愛された洋食店というと、たいめいけん、煉瓦亭が有名ですが、お値段は資生堂パーラーが群を抜いています。
私はこれまでその前を通ることはあっても、「むさ苦しい男」を断固拒絶するお店の雰囲気に負け、伺ったことがありませんでした。男性一人で資生堂パーラーで洋食と酒をやる、というのは池波先生だからできる業かもしれません。
さて、8月後半の休日のこと。銀座二丁目で買い物を済ませた私と同行者は、せっかく銀座に出てきたのでミーハーに「銀座らしいもの」をと資生堂パーラーまでやって来ました。私はビルに入ること自体初めて、同行者は1階でお菓子を買ったことはあるものの、食事は初めてだそうで。
休日ということもあって観光客風の方が多いです。待ちスペースには東京グルメガイド的な本も置いていましたので、東京観光のコースの一つになっているのかもしれません。なので、「新橋の芸者さんが仕事前に定食を食べる」という池波先生の思い出の中にある資生堂パーラーの雰囲気とはかなり異なったものでしょう。
私は、先生がよく召し上がったというミート・クロケット、そして自称先生の弟子・佐藤隆介氏の好物の一つというヴィシソワーズに白ワイン。先生は洋食と日本酒の組み合わせが好きだった、という話を同行者にすると、日本酒を薦められましたが、これは先生クラスの方がやって似合うこと。若輩者の私には野暮というものです。同行者はオムライスとスパークリング・アップルジュース。
ちなみに、私がメニュー表記通りに「クロケット」と発音すると給仕の方は「コロッケ」と発音しましたので、次回訪問する際には私も「コロッケ」と発音することにします。
ヴィシソワーズは氷をあしらった涼やかな器で。すっきりとして後味が良いです。ミート・クロケットはぺシャメルソースにかなりコクがあり、ゴロゴロした肉は結構食べごたえがあります。また、地味なことですが注目はお皿。しっかりと温めてあって、市井の洋食屋さんとは当たり前のことですが全く違います。池波先生も、ステーキなりを鉄板で焼いた状態で供することを厳しく批判され、資生堂パーラーのお皿の温度管理を褒められていました。
冷えたワイン、温かなペシャメルソースの組み合わせはなかなか愉しいものです。
一方、同行者のオムライス。同行者は非常に小食であるため、3分の2まで食べ、残りは私が頂くことに。近頃流行のフワトロではなく、卵はずっしりとした重みがあり、口にするとフワッとした感触を覚えます。こちらも結構な食べごたえ。
この後、私は黄桃が主役の季節のパフェ、同行者はミニサイズのストロベリーパフェを頂くことに。オムライスを残したはずなのに、女性はやはり甘いものは別腹のようです。こちらも美味しくい頂きました。
味、お店の雰囲気、サービスなどいずれも心地良いもので、ちょっとした非日常を味わうことができます。池波先生のように普段使いはできませんが、また景気が良い時には伺いたいと思います。ご馳走様でした。