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冷やし中華シリーズC。
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tsuyoshi
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店名 |
閉店
銀座楼蘭(ロウラン)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄銀座駅A3出口から 徒歩1分 銀座駅から156m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
114席 (個室5) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可、30人以上可) 別途個室使用料あり3,500円~14,500円 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 地下2階に銀座コアの喫煙ルームあり |
駐車場 |
有 銀座コア駐車場料金30分300円(税込)※ご利用金額5,000円(税込)以上で1時間サービス |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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銀座のど真ん中。ビルの10階、すなわち最上階。
建築のことはよくわからないんだけど、最上階だからか天井が低い気はする。建てた時期とか、ビルの施工会社によるものかもしれないけど。
わたし、眺望とかそういうことに興味もこだわりもない人間なのだけど、最上階のフロアで店内に窓がないって、結構びっくり。というかシュールかも、とあとで思った。そこにいるときは、中華にありがちな薄暗い照明のムードでしかなかったので、無頓着だったんですが。エレベーターで10階に向かってる時間と、あのわたしが幼少期からちっとも変わってない中華特有の照明(1970年代かなあ)が待ち受けている状態って、マニア(何の?)なひとにはたまらんものがあるのかもしれない。
昔ながらの中華に対して妙な郷愁はない。(詳しくは日記をご参照ください。いちばん最初の日記です)銀座だからなのか。いや、そうじゃないよな。中華って、他のジャンルと較べて、明らかに「雰囲気」に関しては保守的だ。わたしの場合、育ちが育ちなもんで、薄暗さは場末感につながる。そして、場末感に対しても郷愁はない。
先行レビュアーの方が指摘されている通り、ホテル中華の流れですよね、サービスも含めて。こういう値段のホテル系中華が全国各地に転がっていて、大抵こういう薄暗い場末感を漂わせている。何なんだろう、21世紀ももうすぐ10年目を迎えようとしているのに、あの流れは変わらないのかな、永遠に。いや、別に変わってほしいと思ってるわけじゃなくて。ただ、変わらないでほしいともまったく思ってなくて。あれが好きなひとが多いのかな。客にも、経営者にも。本場ってああなの?
だってさ、味は進化してるじゃないの。中華。たとえばイタリアンをめぐる状況はかつてと劇的に変化したけれど、サローネの料理をナポリタンとミートソースしかないような雰囲気のお店で食べたらどうなのよ、それ。という気がしないでもない。中国人の方々の気概なのかな。ちょっと違う気がする。日本のホテルと中華料理の関係性の問題のような気がする。わたしは田舎者なので特にそう思うのだけど、ホテル系中華の「雰囲気」って田舎くさい。垢抜けない感じがする。
銀座のど真ん中で、この「雰囲気」。
でも、考えてみれば、中華に窓は似合わないよな。とも思う。中華好きのひとりとして。
銀座は誘惑が多いのだが、半ば義務感で(馬鹿だよなあ)冷やし中華を食べに行った。
店頭のメニューには「銀座冷麺」と記されてあったが、お店カード裏面の記載によると「銀座楼蘭特製冷麺」が正式名称のようだ。6月からやっているらしい。そうか。来年は6月から「冷やし中華シリーズ」はじめようっと。
3500円のセットとかもあるけど、単品で2200円で。もちろん、「ごまだれ」ではなく「醤油だれ」を選択。
冷たいジャスミン茶は、やや渋い。がコールドの場合、これぐらいがいいとは思う。氷は入っている。料理との相性は可もなく不可もなく。食べたあと、何を洗い流してくれるようなところは特になく。食後には温かいのをもらえばよかったと後悔。
さて。
具は7種類である。
くらげ、胡瓜、蒸し鶏、チャーシュー、海老、蟹、椎茸。あと、申し訳程度のトマトとレモンがのったサラダ(ベビーリーフやサニーレタス)が両脇に配されている。7つの具に関しては、くらげを中央に、他の6つは放射状に並べられており、美的にどうということはないが、整理はされている印象。
たれはやはり別添え。まず、たれをそのまま味わってみる。あぶらがしっかりしている。ややキツメかな。塩っ気や、味わいが強いわけではないが、あぶらの存在感がある。
次に、いつものように、麺をそのまま食べてみる。良好。いい麺だと思う。みずみずしいし、喉のとおりもよい。加えて冷やしにふさわしい状態がキープされている。くらげもしっかりあぶらが効いており、麺との相性はかなりよい。思わず、たれをかけずに、麺とくらげだけで食べ進めそうになった。
他の具も何もかけずに、ちょっとずつ食べてみたが、特に印象に残るものはない。
ならば。と。
わたしは、ビビンパなどもそうなのだが、基本的に、何かをぐちゃぐちゃにまぜて食べるのが苦手である。美学的なことではなく、単に気が小さいからだ。のっているものを切り崩して食べるのが好きである。たとえば、鰻丼をぐちゃぐちゃにして食べるひとはいないでしょう?(いたらごめんなさい)なんにつけてもそんな感じなんです。これは極力「自己責任」を負いたくないという逃避的な性格によるものと、子供の頃からクリームソーダというものが苦手(ソーダがアイスに「汚されていく」様がイヤだった)ことに関係していると自分では思っている。最近では玉子かけごはんも、あまりぐちゃぐちゃにできなくなった。一種のビョーキかも。最近、家でよくビビンパをやるのだけど、いくらぐちゃぐちゃにしたほうが美味しいよと妻に言われても、できない。
なので、冷やし中華も、基本的に実にせせこましい食べ方をしている。具をつまみに、麺を食べるような。それほどスローモーではないが、感覚上の手順としては、そんな感じ。決して一体感を味わってるわけではない。ラーメンもそうなのだが、麺とスープの一体感さえあればそれでいい。他の具たちは、あくまでも脇役だ。脇役としての芝居しか期待していない。麺とスープ(つまり主役)を輝かせるような仕事をしてほしいと思う。
が、こちらの「銀座冷麺」は、まぜてみようかな、と思った。れんげで二杯ほどすくってたれをぶっかけて、やさしくくずしていった。さすがにぐちゃぐちゃにはできないが、たれがかなり迫力のあるものだったし、麺にも力があったので、いい意味で大雑把に食べてみたくなったのだ。わたしにとっては、かなりの冒険だった。
ベビーリーフの触感は冷やし中華にふさわしくないな、と思ったことを除けば、違和感はほとんど感じなかった。最終的に、麺より具が残ってしまったが、あまり配分など気にしないで、あくまでもすべてを「一緒に」食べることができた。
やっぱり、ここのくらげはうまいなと思った。最終的にすべてを支配したのはくらげだった。
やや、たれをかけすぎてしまったかもしれない。麺を弱くしてしまったのは残念だが、まぜまぜ冷やし中華、決して後味は悪くなかった。
庶民感覚の冷やし中華に2200円はどうかと思わないこともないが、これはこれでよかったんでないの、と思っている自分がいる。
ただ、次回は街場中華の冷やしに挑戦してみようかな。
追記。
個室には窓、あるのかもしれません。