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〆はやはり日本酒で
銀座ライオンでビールを飲んだあと、
あなたはやっぱり〆は日本酒だよ、と言う。
もう一軒ちょっと寄ろうよ、と
日曜の銀座の歩行者天国は
渋谷とは空気の色が違うようだった。
ビルの間からのぞく空はどこまでも青くて雲ひとつない。
お昼から飲めるという、酒の穴。
噂には聞いて名前は知っていたが、入るのは私ははじめてだ。
昼下がり、近隣のデパートの店員さんと思しき方たちが、
遅いめのランチをとっている。
ゆっくりと昼酒を楽しまれている紳士もあり、
私たちはひとつしか空いていないテーブル席に案内された。
豊杯を二合。
あてにはあなごの煮物とたけのこの田楽、とあなたが決める。
お店の方は忙しそうで、
頼むのには、しばし様子をうかがわねばならなかった。
ここは一穴というのが100円ということだそうで、
メニューにはあなご煮 九穴 などと書かれているのが面白い。
さくさくした氷で冷やされた豊杯の入ったちろりから
杯に酌み交わしてあらたに乾杯をする。
豊杯は名の通り豊かに甘い。
あなご煮は甘辛い濃い目の味付けで、
お酒がすすむ。
テーブルには燗付け器が埋め込まれている。
あなたは半分は燗で飲もうかと、
ちろりをあたためる。
自分で好きなように燗をつけられるというのはなかなかよいものだ。
豊杯のぬる燗は、ふくよかさを増してほわりと口に広がる。
午前中からさんざん飲んだのに、
この豊杯のぬる燗、美味しいとあなたに言うと、
あなたも杯を手にしたまま、深く頷く。
そしてふたり、顔を見合わせて笑った。
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kamura
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店名 |
移転
酒の穴(さけのあな)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本料理、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄銀座線・有楽町線 銀座駅から174m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
ディナータイム:サービス料10%別途 |
席数 |
60席 (カウンター8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 | |
お店のPR |
2023年6月26日リニューアルオープン
6月26日(月)よりZOE銀座5階にて営業を再開いたしました。 |
初投稿者 |
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土日はデイサービスは休みなのだが、祝日はおばあちゃまがデイサービスにでかけてくれる。
身軽な気分、ひとりふらりと銀座まで。
やって来たのは中央通りの酒の穴さん。
ビルの上のらん月さんと同じ経営の居酒屋である。
お酒は梵(940穴)
週替わりのランチ(1200穴)
(こちらでは円のことを穴と表現する)
らん月特撰A5和牛のすき焼煮 たっぷり木の子も添えた丼
サクサク・ジューシー・とろ~りチーズの秋鮭・チキン 二種フライ
里芋角煮のせ和風サラダ
南瓜・ほうれん草の彩り小鉢
コーヒーゼリー
梵は食中にもあうお酒だ。
ここはテーブルとカウンターにそれぞれ燗付け器がある。
お膳が運ばれてくるまでそれを眺めていると、
そろそろ涼しくなってきたし燗酒もよいなあと思う。
届いたお膳はあふれそうなくらいバラエティに富んでいる。
メインのカツの上にはチーズ、サラダもお芋がゴロゴロ。
小鉢はかぼちゃだし、これは男性でもそうとうに満足な量。
さらに牛丼とくれば、ごはんもすすむこと。
しかし四連休中、ずいぶん飲んで食べたものだ。
いい加減気をつけねばなあと思いつつ、やっぱり一粒残さずしっかりいただいてしまう私であった。
天高くkamura肥ゆる秋の到来である。