なんという昭和感！ : 大衆割烹 三州屋 銀座一丁目支店

アップしてから、銀座店と間違えたことに気がつきました！本文と同じ間違いをしております…気を取直して再アップ！

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平日20時半に職場のメンバーと来店しました。
通っている耳鼻科のすぐ近くなので、以前から気になっておりましたが、なかなか来店する機会もなく。
人気店のようでしたので、ココがダメなら有楽町のニュー加賀屋に行こうと思いながら足を運びました。
幸いなことに大きなテーブル席を確保できたのですが、お店の作り的には相席必須な様子です。全然構わないのですが。

入店しまして、わたし以外の同行者が(40代前半、50代後半、どちらも男性)若干ひいてしまうくらいのアウェー感。年代はバラバラですが、おそらく常連さんがいっぱい^ ^

入って一番奥がキッチン。キッチンには70代くらいでしょうか？調理担当の男性と、妙齢の女性。
ホール担当は男性の奥様ですかね？推測ですが。
スロースタイルでオーダーや提供がなされます。
店内壁に、メニューのお札がたくさん貼られておりますが、飲み物の札はナシ。
周りを見回しますと、生ビール…はあるみたい。徳利も。
あと…皆さん缶のブラックニッカハイボールを飲んでいます。
ホール女性にドリンクメニューを尋ねてみますと
「んー、みんなアレ(ハイボール)飲んでるねぇ」とおっしゃるので、生ビール1つと、ハイボール2つでスタートします。
ハイボールは、冷えたグラスに氷を入れて缶と共に提供されますが、缶ハイボールは常温でした^ ^

フードメニューはthe大衆酒場な品揃え。煮物は仕込みがしてあるのですぐに出てきます。
生ものは盛り付ける時間があるのでそれくらい待ちますが、比較的早いです。

＊シメイワシ刺し600円位 脂の乗ったイワシ、ゆるくシメられていて加減かちょうどよいです。

＊マグロユッケ600円位 ちゃんとおいしいです。

＊キンメ煮付け700円位だったかな 見た目より薄味で、脂がトロトロでおいしいです。

＊ごぼう唐揚げ500円くらいだったかなー、金額はちとあやしいです からりと揚がっておいしいです。

このあたりでメンバー1人追加。他のメンバーがお店の地図を添えて呼び寄せたのですが、近隣の同名前の別店舗と間違えたらしく、相当探してたどり着いてヘトヘトでした。
ここからわたし以外のメンバーは日本酒に切り替え、わたしはハイボールを追加しようとしますと、ホール女性が

「…おねえさん…缶が終わっちゃってさ、ハイリキでいいかい？」と。

ハ！イ！リ！キ！
しかも瓶。懐かしい。昨今は氷結やらストロング系に地位を奪われてすっかり見かけなくなったハイリキ。ギリギリ缶なら見かけますが、瓶とはなぁ、宝酒造。

この頃にはすっかり同行者も酔っ払いとなり、ホール女性のことをお母さんと呼び(他のお客さんもみんなそう呼んでいた)なんとなーくアウェー感も消えて楽しんでいたのですが…

前述した通り、1人後から追加でしたので、フードを追加オーダーしようとしますと
「おにいさん、あのあたりから選んで」と、壁に貼られたお札の生ものやらスピードメニューやらをオススメしてきます。
塩辛やら、エシャロットやらをチョイスしましたが、
「ハタハタ焼きがいいなぁ^ ^」と言う人に
「…ハタハタ…、あぁ、ハタハタねぇ…」と、渋々オーダーを聞き入れてくれたお母さん。
それと肉どうふ。これはスムーズにオーダー。すぐに出てきますから。豚バラ薄切り肉がミルフィーユ状態になった肉どうふ。おいしいです。

そして、渋々受けていただきましたハタハタ焼き
こんがりよく焼けましたー！
オーダー者は「にがいよぅ、硬いよう」と文句を言っておりましたが、お母さんに無理矢理オーダーなんてするからいけないのです。

ふと見渡すと、周りのお客さんはどんどん帰ってゆき、わたしたちと、もうひと組くらいになってしまった。
このあたりから、お母さんのテーブルお片付けが加速。
どんどんどんどん片付けられて、お皿に残った肉どうふは取り皿に素手で乗せられ
「さ、さ、食べて食べて^ ^」お母さん、食べるの遅くてごめんなさい。
追い立てられるようにしてお店を出たのは22時20分。
お店の基本情報を見直しますと、22時閉店だったのでした。

フードメニューの平均単価は600円〜800円前後。
ハイボールとハイリキと日本酒を、おのおの3、4杯飲んで、追加メンバーもいますが12000弱。8品位頼んだ…かな。飲み物の金額は最後までわからなかったけど、飲み物は高くはなかったんじゃないかなーと思います。缶やら瓶やらだしネ^ ^

同行者は帰り際にお母さんと名残惜しそうにお別れをしていたので、楽しかったみたいでよかったです。
もうすぐ新しい年号になるというのに、こちらのお店は未だに昭和のままです。
ごちそうさまでした。

追加：ハイリキは宝酒造ではなくアサヒビール製、宝酒造はcan chu hiだと後から知りました^ ^