ファーストフードミールス : ダルマサーガラ

趣味で南インドなカレーを振る舞う機会が近々あるので、ヒントがないかしらと久しぶりに訪問。

13時過ぎで少しピークを外したつもりだったが結構一杯でカウンターに通される。

ライトミールスのセットでカレーは2種選べる。
安定のマトンと思ったが日替わりが「パンプキンクートゥ」と、「ウプチキンカリー」と美味そうだったのでそれにした。

5分もせず配膳。
早っ。もう一切調理なしで盛るだけだもんね。
ファーストフード並みの速さ。

左からカード(甘味なしのヨーグルト)、ポテトポリヤル(炒めもの)、ラッサム(トマトスープ)、ウプチキンカリー(ウプ＝塩、チキンカレー)、パンプキンクートゥ(かぼちゃと豆のセミドライカレー)、レモンピクルス、ココナツチャトニ、パパド、プーリー。

ちょっと盛りが雑なような気もするが、、、。

最初はそれぞれの味を味わって、最後は少しずつ混ぜて食べる。
酸味、辛味、甘味、塩味、それに香りが加わって複雑なんだけど、どこか親しみのある味に。
ライスが日本米からジャスミンライスになったのは良い傾向。
プーリーは相変わらず、揚げ置きで油がもっさりするのが残念。

今日は特にパンプキンクートゥーが美味しかった。

南瓜も豆のほっくりコンビの中にチリも効いていてメリハリがあった。

また来る。

ダールマサーガラ、こーろんだっ！！

寒いと言われても言いたかったので、言ってみた。

13時からのアポイントだったのにまだ会議だとかで時間がかかりそう。

てことで、

前から来たかったこちらへ。

転んでもただで起きないダルマと私。

入り口の看板にカレーのラインナップが書かれていたので、

レギュラーからマトン、日替わりからメティチキン。

これにしよう。

スペシャルミールス¥1620税込なり。

入って右の道路沿いのカウンターに通される。

大きなガラス張りになっているので外の景色が広がってるのだが、いかんせん、ただの道路に車がビュンビュン走るだけの光景なので何とも。
オーシャンビューならいざ知らず。

さておき、

ミールスはすぐ来ました。

パパド、プーリー、サラダ、ラッサム、ライス、ポリヤル、チャトニ、アチャール、カレー二種。

スペシャルミールスはライスorプーリーお代わり一回ok.


うーん、良い香りだ。

サラダは例のオレンジドレッシングかと思いきやオリジナルですね、まあ普通ですけど。


ラッサム、酸味と黒胡椒感バッチリ。
南インド料理食べてますといった気分を上げてくれる。もう二口も飲むと汗がじんわり。

ポリヤルはオクラと多分ムング豆。
飴色手前、丁度良い感じに甘さが引き出された玉ねぎと、ターメリック、マスタードシード。
優しい味でプレートの癒し的存在。

チャトニはココナッツファインの細切れとミントのもの。ココナッツの甘さとミント爽やかさ。爽快な絡み。
これ、好きだ！！
こんなちょこんと盆に載ってるだけなのに凄い存在感やで。

アチャールはレモンのピクルス。
こちらも強めの酸味と、絡み。
混ぜ混ぜ要員としてはバッチしな味。
今、この文章書いてるだけで、酸味を思い出し、唾液が、、、。

メティチキン。
メティて北インドでよく使われる勝手なイメージだったのでチョイス。
ゴロッと入ったチキン火の方が最高。
柔らかいんだけど、生ではなくて。
何というか、火が入ってるのにしっとり。

そして、

何といっても驚いたのがマトン。
チキンもさることながら、マトンの火加減も抜群できちんとした歯応えを残しつつ、硬すぎない。
さらさらグレービーは細かい分析は割愛というか、できません！
夢中になりすぎてご飯にかける分なくなっちゃうよ、おっとっと。

プーリーはレビューに散見される通り、
揚げ置きで油切れが悪いな、もったいない。

パパド、うまい。サクサク、で軽いくちあたり。
パパドが普通にまあうまいね、ではなく、
うまいと思ったのは初めてかもしれない。

ご飯が柔らかめの日本米。

なぜだ。

このラインナップならば、バスマティが絶対美味いのに。
日本米だと混ぜ混ぜするとネットリ感、
米の膨張感が気になってしまう。
＋料金で長粒米選べるオプションきぼんぬ。

とはいえ、

やはり、その辺のカレー屋さんとは一線を画すお店であることは実感できた。

隣の席に座った白人女性がインド人ホール担当に
「I cant eat dairy products!!」

インド人「？？」
完全にポカーン。当惑してる。

「ワタシ、ニュウセイヒン、ドウブツセイタンパクシツ、タベラレナイ！！」、今度は日本語で。

インド人「Today's curry, methi chicken...」

白人女性「No chicken!! chicken is ドウブツセイタンパクシツ！！ 」

インド人「keema is chicken!!」

隣で聞いててコント。

何か女性がヒートアップしてきたので、

みるにみかねて、

「She eats only vegetables」

簡単な英語にしたらえーやんけとばかりに

僕が隣から助け船出したら、

その女性、「No. probrem!!I can handle this.
ニホンゴモエイゴモデキル!!」

横から入ってくるな、イエローモンキーとばかりに

本来白い顔を紅潮させながら、

絶好調なご様子で絶叫。

こっちは静かに南インド感じたいだけなんだけど。

インド人、英語は話せたけど、

「No milk!!」の単語にココナッツミルクもダメだと思い、メニューの提案できなかった模様。

ココナッツミルクはミルクじゃなくて、
植物だから、セーフ。

最後はサンバルのミールスには落ち着いた様子。

一安心。

吉本芸人の小藪が肉を食べられないことを周りの芸人にいじられる様子がフラッシュバック。