落ち着いた雰囲気と清々しいサービス、CPの良さも魅力 : ル・マノアール・ダスティン

ル・マノアール・ダスティン

(Le Manoir D’HASTINGS)

公式情報

お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。

2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

  • 料理・味 4.23
  • サービス 4.02
  • 雰囲気 4.03
  • CP 3.78
  • 酒・ドリンク 3.73
  • 行った 1178人
  • 保存 9529人

評価分布

この口コミは、蓼喰人さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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蓼喰人

蓼喰人(1627)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]60代前半・男性・東京都

1

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.2
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999
1回目

2018/04訪問

  • dinner:4.6

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.2
    使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999

落ち着いた雰囲気と清々しいサービス、CPの良さも魅力

 毎年この時期に催される、友人の'ピアノリサイタル'。
 その後の'お疲れさまの食事会'も恒例化している。
 会場は日比谷の交差点近くなので、食事の場所も必然的にその近辺という事になる。

 昨年は斬新さが印象的なお洒落なフレンチだったが、今年選んだのはより落ち着いた大人の店。
 銀座のフレンチの中でも安定的な仕事ぶりで知られ、マイフォロアーさんの多くも高評価されている。
 一か月ほど前に、予約を入れておいた。

 場所は外堀通りと御幸通りの交差点のビルの地下という、極めて分かりやすい所。
 地下へのアプローチや入り口にも派手な装飾などは無く、奥にはすっきりと纏まった落ち着いた空間が広がっていた。
 この日はそれほど混んではいないようで、我々には中央付近の大きめのテーブルの、2辺の席が用意されていた。

 まずは食前酒に「シャンパン」をもらう。
 ホールを仕切る落ち着いた物腰の女性はソムリエも兼ねており、2種類のボトルをテーブルまで運んで提示してくれた。
 それぞれ別のものでも構わないとのことで、私は「アンリ・ジロー エスプリ・ナチュール」、お相手は「ロベール・モンキュイ グラン・クリュ」を選び、快調なスタートを切る。
 
 料理は予め13,000円のコース:「アミューズ・前菜2品・魚料理・肉料理・デザート・お茶と小菓子」でお願いしておいたが、内容はこの場でお好みの料理を選べる'プリフィックススタイル'。
 手渡されたメニューには、季節ものを中心とした実に魅力的な品々が並んでおり大いに迷う。
 当然ながらそれぞれ別のものを注文して、少しずつ味見をし合う算段である。
 

*アミューズは次の2品。
 「グリーンオリーブ」:瓶詰で輸入された塩漬けを、手間をかけて再度オイルでマリネしたものとのこと。
 「蝦夷鹿のブータンノワール」:通常は豚の血で作られるが、最近は'お上'がうるさいようで、鹿で応用したそうだ。
 スプーンに乗せて供され、少量だが独特の渋みと深い旨味が口に広がる。

*私の前菜①:「色々な貝類とホワイトアスパラガスの取り合わせ、香草風味のバターソース
 今が旬の赤貝・ミル貝・北寄貝・つぶ貝・ホタテと太めのホワイトアスパラガスが、バターソースで和えて北寄貝の殻に盛り込まれている。
 貝の新鮮さはもちろん、それぞれの歯応えと味わいも秀逸。
 ソースはコクが有りながらさらっとしており、素材の良さを引き立てている。

*お相手の前菜①:「フォワグラに鮑、海老など色々と楽しめるサラダリッシュ
 このほかにキャビア・鴨ハム・蛍烏賊などが盛り合されている。
 一見とりとめのないような取り合わせだが、和食の「八寸」のような趣で、バラエティに富んだ味が楽しめたようだ。
 
*私の前菜②:「丸ごと穴子一本と、蛤の熱々フリット、山菜と共に
 そのままの姿で横たわる大ぶりの穴子に蛤、それに蕗の薹やたらの芽・こごみも添えられており、前菜と思えないほどのボリューム感。
 和食の天ぷらと異なる衣の食感が面白く、穴子の歯応えや旨味もしっかり。
 添えられているタプナードのようなペーストにも蕗の薹が使われており、ほろ苦さが心地よい。

*お相手の前菜②:「新玉葱の冷たいスープとアイスクリームのハーモニー
 新玉葱のアイスクリームが置かれた皿に、卓上で冷製クリームスープを満たしオリーブオイルを垂らして仕上げる演出が施された。
 ひと匙もらったが、新玉葱ならではの甘味とコクが広がり思わず笑みがこぼれる。

*私の魚料理:「鰻のクレピーヌ包み焼き、甘酸っぱいソース 筍のクロケットとグリーンアスパラ添え
 海老のすり身を芯に巻いた鰻の身を、クレピーヌ(網脂)で包んで焼き上げた一品。
 鰻の肝も揚げて添えられ、さらに刻んだ筍を使った丸いクロケットとグリーンアスパラが脇を固める。
 ソースは中華の甘酢のような味わいだが、鰻を引き立てている。
 うっかり穴子と鰻が続いたが、いずれもなかなかの出来栄えに全く違和感は無かった。

*お相手の魚料理:「甘鯛のアラヴァプール 香り高い生海苔のソース
 甘鯛の切り身を蒸しあげて、色も香りも鮮やかな青海苔のソースで仕上げている。
 添えは小海老と筍で、こちらも春爛漫の装い。
 
*私の肉料理:「本日のお勧めのフランス産子羊の料理
 骨付き肉のローストが登場。
 肉汁溢れる焼き加減で、添えの野菜(新ジャガ・芽キャベツ・ズッキーニ・パプリカ・カリフラワーetc)のソテーも美味しい。
 グレビーソースはあっさり目だが、一緒に焼いたニンニクのペーストと共に口に運べば味が深まる。
 
*お相手の肉料理:「ブレス産地鶏のココット焼き
 まず鍋(ココット)ごとテーブルに運んで焼き上がりを提示した後、皿に盛りつけて登場。
 一口もらったが、しっとりとした食感で地鶏の旨味が強く感じられた。

 ワインは最近は2人ともめっきり酒量が減ったので、しっかり目の白を一本もらうことにする。
 件の女性ソムリエに相談して選んだものは「ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ・スー・ル・ピュイ」で、すっきりとした味わいがどの料理にも良く合った。
 足りなければ赤をグラスでもらうつもりでいたが、これ一本で済んでしまった。

 パンは球状に焼き上げた「シャンピニオン」が出された。
 なかなか美味しくて追加しようと思ったが、料理自体が結構なボリュームのため断念。

 デザートは温かい「フォンダンショコラ」と冷たい「ヴァニラアイスクリーム」の2皿が並べて出された。
 これを合わせて口に運ぶことで、マリアージュが楽しめるという趣向。

 「コーヒー」に合わせて「ピスタチオのマカロン・2種のオレンジピール・ハーブ入りのマシュマロ・キューブチョコレート」の4品プティフールが、横長の皿で登場。
 気持ちの良い締めくくりとなった。


 季節の食材を多用し、繊細な技が光る品々はどれも見事。
 新しい感覚や和食の要素も取れ入れられているが、ベースとなっているのは王道のフレンチの手法。
 盛り付けや提供方法にも工夫が見られるが、大仰さや過剰さは感じない。
 
 一品ごとのボリュームはしっかりあり、内容からすれば価格は極めて良心的。
 落ち着いた接客態度にも好感が持てて、実に快適なディナーが楽しめた。

 帰り際にはシェフの五十嵐氏も、にこやかに微笑みながら挨拶にみえられた。
 満ち足りた気分で外に出れば、穏やかな風が頬を撫でる春の宵であった。


 追記:一応これが777件目の書き込みという事で、それに相応しいお店にいたしました。

  • ル・マノアール・ダスティン - 私のシャンパン

    私のシャンパン

  • ル・マノアール・ダスティン - お相手のシャンパン

    お相手のシャンパン

  • ル・マノアール・ダスティン - テーブルの光景

    テーブルの光景

  • ル・マノアール・ダスティン - アミューズ「グリーンオリーブ」

    アミューズ「グリーンオリーブ」

  • ル・マノアール・ダスティン - アミューズ「蝦夷鹿のブタンノワール」

    アミューズ「蝦夷鹿のブタンノワール」

  • ル・マノアール・ダスティン - 「色々な貝類とホワイトアスパラガスの取り合わせ、香草風味のバターソース」

    「色々な貝類とホワイトアスパラガスの取り合わせ、香草風味のバターソース」

  • ル・マノアール・ダスティン - 貝の味と食感が楽しい

    貝の味と食感が楽しい

  • ル・マノアール・ダスティン - 「フォワグラに鮑、海老など色々楽しめるサラダリッシュ」

    「フォワグラに鮑、海老など色々楽しめるサラダリッシュ」

  • ル・マノアール・ダスティン - 「丸ごと穴子1本と、蛤の熱々フリット、山菜と共に」

    「丸ごと穴子1本と、蛤の熱々フリット、山菜と共に」

  • ル・マノアール・ダスティン - 蕗の薹のほろ苦さが味を纏めている

    蕗の薹のほろ苦さが味を纏めている

  • ル・マノアール・ダスティン - 「新玉葱の冷たいスープとアイスクリームのハーモニー」

    「新玉葱の冷たいスープとアイスクリームのハーモニー」

  • ル・マノアール・ダスティン - 「鰻のクレピーヌ包み焼き、甘酸っぱいソース 筍のクロケットとグリーンアスパラガス添え」

    「鰻のクレピーヌ包み焼き、甘酸っぱいソース 筍のクロケットとグリーンアスパラガス添え」

  • ル・マノアール・ダスティン - 鰻に甘酸っぱいソースが良く合っている

    鰻に甘酸っぱいソースが良く合っている

  • ル・マノアール・ダスティン - 筍は刻んでクロケットに

    筍は刻んでクロケットに

  • ル・マノアール・ダスティン - 「甘鯛のヴァプール 香り高い青海苔のソース」

    「甘鯛のヴァプール 香り高い青海苔のソース」

  • ル・マノアール・ダスティン - 「ブレス産地鶏のココット焼き」

    「ブレス産地鶏のココット焼き」

  • ル・マノアール・ダスティン - 最初にココットのままで登場

    最初にココットのままで登場

  • ル・マノアール・ダスティン - 「フランス産子羊の骨付きロースト」

    「フランス産子羊の骨付きロースト」

  • ル・マノアール・ダスティン - 焼き加減も良好

    焼き加減も良好

  • ル・マノアール・ダスティン - パンは「シャンピニオン」

    パンは「シャンピニオン」

  • ル・マノアール・ダスティン - 白ワインをボトルで

    白ワインをボトルで

  • ル・マノアール・ダスティン - ボトルと卓上のオブジェ

    ボトルと卓上のオブジェ

  • ル・マノアール・ダスティン - 「フォンダンショコラとヴァニラアイスクリーム」

    「フォンダンショコラとヴァニラアイスクリーム」

  • ル・マノアール・ダスティン - 2つをマリアージュ

    2つをマリアージュ

  • ル・マノアール・ダスティン - 「コーヒー」

    「コーヒー」

  • ル・マノアール・ダスティン - 「プティフール4種」

    「プティフール4種」

  • ル・マノアール・ダスティン -
  • ル・マノアール・ダスティン -

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名 ル・マノアール・ダスティン (Le Manoir D’HASTINGS)
受賞・選出歴
2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

2017年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店

ジャンル フレンチ
予約・
お問い合わせ

03-5568-7121

予約可否

予約可

住所

東京都中央区銀座6-5-1 MSTビル B1F

このお店は「中央区銀座8-12-15」から移転しています。
※移転前の情報は最新のものとは異なります。

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交通手段

地下鉄丸ノ内線銀座駅徒歩3分
地下鉄日比谷線銀座駅徒歩3分
JR有楽町駅徒歩7分

銀座ソニービルから新橋方面に、
旧電通どおりをワンブロック歩くと、黒いビルがあって、
1階と2階に Brioni のブティックが入っています。
そのビルの裏通り側の入口から、地下へ降りると、
ル・マノワール・ダスティンです。


地下鉄丸ノ内線銀座駅 徒歩3分
地下鉄日比谷線銀座駅 徒歩3分
JR有楽町駅 徒歩7分

銀座駅から175m

営業時間

11:30~14:00(L.O.14:00)
18:00~21:00(L.O.21:00)

日曜営業

定休日

水曜日

予算
[夜]¥15,000~¥19,999 [昼]¥6,000~¥7,999
予算(口コミ集計)
[夜]¥15,000~¥19,999 [昼]¥6,000~¥7,999

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支払い方法

カード可

(VISA、JCB、AMEX、MASTER、Diners)

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

ランチ、ディナー共に10%です

席・設備

席数

34席

個室

貸切

(20人~50人可)

禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり

携帯電話

docomo、au、SoftBank

メニュー

コース

3000円~4000円のコース、4000円~5000円のコース、5000円~8000円のコース、8000円~10000円のコース、10000円以上のコース

ドリンク

ワインあり、ワインにこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

接待 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

ソムリエがいる

ホームページ

http://www.le-manoir-dhastings.com/

オープン日

1996年7月

備考

2008年に現在の場所に移転

初投稿者

chagiichagii(4)

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