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虎屋 壺中庵
（壷中庵 とらや こちゅうあん）The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
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あと何回愛してると言えるのか
狙っているかのように、中庭には羽黒蜻蛉が舞っていて虎屋の古民家イメージにぴったりな幻想的な世界を演出している。
全国から美食家が押し寄せるこの虎屋壺中庵虎屋は、すごく山奥に位置するイメージがあるが、実は徳島駅前からでも1時間とかからない。
行こうと思えばパッといける距離にあることによく羨ましがられる。
前回も全くこのお盆を過ぎた頃に時期に訪れたのですが、ちょっとしたお祝いの席を今回設けた。
お昼のコース10.000円
◆梅シロップ
◆鮑と冬瓜
ふわふわの食感に悶絶。
冬瓜との相性も抜群にいい。
調味料に頼らない出汁の旨味で客を唸らせる神業。
◆鱧の寿司 鱧の子のゼリー寄せとアワビの肝
◆雲丹と焼きナス
◆椀物 穴子真丈
店主渾身の椀。
これも塩気は引き算で仕上げられており、心が洗われる。
◆お造り せいご(刺身醤油)車海老 (ちり酢)鱧(煎酒)
セイゴの食感は鯛と似ているが、歯ごたえが全く違う。
◆鮎の塩焼き
焼き時間は15分程度。
頭からかぶりつく。
腸を食べれば安田川のいい苔を食べているのがよく分かる。
◆名物タコとジャガイモのタコボール
ここでいきなりのイタリアンに初めての人は必ず驚く。この遊びも真剣なのがいい。
◆セイゴの炊き込みご飯
本当を言うと鰻を期待していたので少し残念。
前回は少し柔らかめの炊き方も今回はベストの炊き上げ具合。
◆お酒 お殿田
今回お電話予約の時に松茸を食べたいとお願いしたのですが、走りの松茸は使わないとのこと。
次回は秋か。
楽しみで仕方がない。
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味覚を試されているような感覚
全国屈指の食べログレビュアーならば一度は訪れる徳島 虎屋 壺中庵。
今更虎屋について詳細は語るまでもないだろう。
車を飛ばすこと20分。
もっと山奥の秘境の地を想像してましたが、意外にもほぼ国道沿いであっという間に到着。
飾り気のない店看板、風情のある木戸を開けて
玄関に入ると時は昭和です。
仲居さんに案内されさらにタイムスリップした空間の部屋へ。
有線もBGMもありません。
何故か小声になります（笑）
今回はお昼のコースで8000円をお願いしました。
内容は以下の通り。
・梅のジュース
・鱧寿司 鱧の子 ずいき胡麻和え
・鮑のしん薯
・お造り （あこう 鱧 車海老）
・鮎の炭焼き
・蛸ボール
・鮎の炊き込みご飯
・すだちシャーベット
・羊羹と抹茶
まずは梅のジュースがこれから始まる至極の料理のファンファーレを奏でる。
可愛らしい鱧の手毬寿司も美味ですが、ずいきの胡麻和えが絶妙にうまい。
サクサクとしていて胡麻の風味が素晴らしい。
唸る。
ふわっと毛穴が開いたのが分かった。
そして、鮑しん薯の椀。
店主岩本氏の椀は神とも言われる。
塩味なし。
出汁本来の姿を味わう。
まるでこちらの舌を試されているような
究極の椀に思える。
童貞にこの味は絶対わからぬ。
鱧のお造りは骨がまったく当たらない。
まるで骨を抜いたような食感だがまさか…。
聞くべきであった。
山葵は静岡産ではないのかな？
花の香りがした。
高知県安田川の鮎。
職人技の焼き。
当然自身の脂でカリカリに焼かれているはずなので頭からガブリ。
腸の苦味が繊細。
打ち塩もごくごく軽いのにまったく気にならない。
徳島の鮎がいかに凡才か思い知る。
名物蛸ボールはいわゆる揚出し蛸コロッケ。
面白い。
出汁餡のトマトの酸味が心地よい。
これは毎回頂きたい。
鮎の炊き込みご飯は鮎の風味をいかすためか、味付けはいたってシンプル。
感じるか感じないかの微妙なかすかな塩味。
炊き方は少し柔ら過ぎかなと。
若干ベチャッとしていた。
シャーベット。
さすが徳島が誇るすだちのシャーベットだ。
これ以上口直しにリセットしてくれるシャーベットが他にあるだろうか。
既製品のようなすだちの皮のえぐみがない。
上品だ。
羊羹と抹茶でフィニッシュ。
私のような若輩者が虎屋を語るには10年早いが、流石の技と言わざる得ない懐石であった。
幾度となく訪れて、日本が誇る究極の和に我が舌を慣れさせたいものである。
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
虎屋 壺中庵（壷中庵 とらや こちゅうあん）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
088-679-2305 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 営業時間 |
|
| 予算（口コミ集計） |
￥15,000～￥19,999
￥15,000～￥19,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX、VISA、JCB、Diners） |
| サービス料・ チャージ |
無し |
席・設備
| 個室 |
有 （2人可、4人可） |
|---|---|
| 駐車場 |
有 向かいの神社の庭が駐車場 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| 備考 | |
| 初投稿者 |
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夜の壺中庵は初めて。
友達の誕生日を夜の壺中庵でお祝いです。
コースは12000円。
以下の通り。
◆白湯
◆海鼠
◆林檎と柿の白和え クワイ揚げ
◆椀-蟹のしんじょ
◆お造り 鳴門鯛、アオリイカ、車海老
◆カラスミの飯蒸し
◆マナガツオの酒盗焼き
◆鶉の葛餡
◆はらこ茶漬け
◆みかんゼリー
◆抹茶と百合根の和菓子
一階の一番大きなお座敷は空間を広く利用していていつもより情緒が感じられる素敵な広間です。
海鼠の抜群の歯応え、嫌な磯臭さが微塵もありません。
僕は花より団子。
いつもはお料理だけで器に目を向けることは滅多にありませんが今後は器にも興味を持ってみようと思っています。
大好きな虎屋の椀は器も素晴らしいが、お出汁を口に含んだ瞬間、羊水に浸かった胎児に戻るような安心感があります。
友人は初めての壺中庵とあって、全てに感動して頂けたのでそこは良かったのですが、満足感で言うと三回目の僕自身は少し物足りず。
この内容で12000円ですから、もう少し高級食材を使ってもいいのかなと思ってしまったのが正直な感想。
特に肉料理は鶉肉を使った一品のみ。
別に肉料理を求めているわけではないのだけれど、それに匹敵する食材がコースに織り込まれていないのが腑に落ちません。
もともと虎屋は肉を使用した料理が極端に少ない。
飾らず気取らず料理の原点のような魅せ方が壺中庵スタイルと
言われればそれまでですが、これに慣れてしまうと冷静な判断力を失う気がします。
このご時世、県内外のちょっと名の知れた割烹、和食店で1万円を超えるコースの内容ならまあどこに行っても食材、器、魅せ方全てにおいて素晴らしく素直に喜べるお店が多くなってきました。
正直この価格で2度3度と訪れたいかと聞かれると疑問が残ります。
壺中庵虎屋、店主岩本は日本料理界の雄と言うか静かなる虎。
ここに来ずして和食は語れませんが、
今回はブランド名が先行してしまってコスパは悪いと感じずにいられませんでした。
やはりここはお昼の5000円、8000円のランチがお得なのかも。
ごちそうさまでした。