予約必須！人気のイタリアン : イタリアンレストラン ピッコロモンド

田宮街道沿い、キリン堂の並びにあるテナント群の一角にあるイタリアンのお店。

店主の経歴やランチ情報は前レビュー通りです。

ピッコロモンド (小さな世界)という店名の通り、テーブル2卓とカウンターを合わせても10席ほどの狭小店舗であります。
開店して一年も経ちませんが、ディナーは予約必須という人気ぶりですね。

この日は初めてディナーで伺いました。
コースもいくつかありますが、気分で選びたいのでアラカルトで。

食前酒には辛口のスプマンテを選んで、まずは前菜から。

イタリアンらしい冷菜を少しずつ盛り合わせたアンティパストミストです。
内容はカルパッチョ、フリッタータ、生ハム、キャロットラペ、エスカベッシュ等々…定番的な顔ぶれ。
色々な味が楽しめるし、値段の割に量もたっぷりで嬉しいですね。

肉料理は和牛のハラミのローストを赤ワインソースで。
ハラミ特有の「肉感」がしっかりとあるけど柔らかく仕上がってます。大きめの胡椒で引き締まった味になっていて美味いですね。

ピザは定番のマルゲリータをいただきます。
薄い生地ですがクリスピー過ぎず、ふんわりしていて良いですね。これならたくさん食べられそう、という食感です。

パスタはわんぱくに3皿いきます。

貧乏人のパスタは目玉焼きの乗ったペペロンチーノ。イタリアで最も庶民的なパスタだそうです。シンプルな美味さですね。

雲丹のトマトクリームパスタは季節限定のメニュー。麺はスパゲティですね。
トロトロ濃厚で雲丹の風味もしっかりして美味いです。

カルボナーラはパルミジャーノをたっぷりかけて。麺はタリアテッレです。
こちらも濃厚でかなり卵黄を感じますね。

リゾットは魚介のトマトソース。
海老や帆立がたっぷりで、味も甘ったるくなくて良い感じです。

シメのドルチェは定番のティラミスと苺のミルフィーユ。ホットカフェラテも頂いて満足しました。


調理は一人でされているけど、意外と提供時間は早かった印象です。
酒類はあまり高いボトルは置かずに、庶民的なラインナップで統一している感じですね。

次はコースも試してみたいと思える良いお店でした。

田宮街道キリン堂併設の飲食店テナント群。
「ステーキハワイ」「焼肉のじま」「酒亭ごっつい」の狭間で今年の夏に産声をあげたイタリア料理屋さんです。
ちなみに上記全てのお店がランチ営業をしており、道向かいには「お好み焼きヴァンサンカン」や「四川中華あらき」などもあり、群雄割拠のランチ激戦区です。

見るからに真面目そうな店主は、関西でイタリアンの修行を経て帰郷。その後は「やまなみ珈琲」で腕を振るわれておりましたが、晴れて独立開業されました。

ランチはピザランチ、パスタランチ、ランチコースに加えて10食限定のプレートランチがあります。
プレートランチは1000円と安いですが、他のコースと違ってドリンクが付きません。

この日は自家製ハンバーグのプレートランチ！
パスタを食う気満々でしたが、イタリアンでハンバーグとはなんだかワクワクせざるを得ませんので、プレートランチをオーダー。
開店祝いに炭酸水もオーダーして料理を待ちます。

週末などのアルバイトを雇っていない時は完全に一人でこなされているようですね。
2人掛け、4人掛けテーブルが各一つに、カウンター4席の狭い店内ですが、これくらいが限界でしょうね。少し時間に余裕を持っていた方が無難かも知れません。

あれよあれよと満席になったところでプレートランチ登場。
ラインナップはハンバーグトマトソース、パン、じゃがいもポタージュ、生野菜、マカロニのツナ和え、フライドポテト、マルゲリータ風揚げワンタン、チーズ、蓮根ミートソース和え、かぼちゃグリル、フリッタータかと思いましたがキッシュですかね。
詳細はわざわざメニューに記載されてませんので、間違えてたらご容赦。

なかなかボリュームあって良いですね〜
ハンバーグはイタリアンのシェフが自信を持って推すだけあり、肉厚ジューシーでかなり美味いです。
トマトソースは捻りこそないですが、シンプルでハンバーグに良く合っています。

ポテトやマカロニサラダなんかは少しチープな印象ですが、ある程度の種類は手作りのようでまずまず。
パンは温かくてサクサクフワフワ。まさか自家製？これもかなり美味しかったですね。

一人で配膳からレジまでされているので、ある程度サービスに寛容になれれば味も雰囲気も凄く良いお店だと思います。

あまりイタリアンらしい食事でもなかったですし、星4つ以上のレビューを書ける期待を込めて夜に必ず再訪したいと思います！