カジュアルなメニューも多いのだが，若き料理人の感性がきらりと光る料理の割烹系和食店　” 和dining iki-iki ” : 和ダイニング イキイキ

（※加筆いたしました。）
秋田町に昨年8月10日にオープンしたばかりの新店，
” 和dining iki-iki ” さん。

紺屋町のアクティビルから，
秋田町のメイン通りを南へ，向かいのシダックスを目印に，
パパガーロビルを西へ進むと，
Takahashiビル１階にあります。

店内はお一人様でも気軽に来られるカウンター席と，
友人やご家族で楽しめるテーブル席があります。

日々沖洲市場に通われ，
地元食材や県外の旬の魚も使用した季節料理がメインなのですが，
和diningという名前がぴったりというか，
注文しやすいメニューで、
肩肘凝らない，さまざまな創作料理も考えられています。

店主は新世代の若きイケメン料理人は山崎慎太郎さん。
秋田町の割烹華包丁やまさきさんの息子さんで，
エクシブで3年間，華包丁やまさき，ほら鮨さん，
鳴門の日本料理店などで研鑽されています。

ドリンクはキリン一番搾り生ビール，
日本酒は秋田のまんさくの花をひやで，
徳島の芳水を熱燗で。

・マグロとアボガド

・浜坂産生ホタルイカ造り
ホタルのように青く幻想的に光り，見る者を神秘の世界へと誘うホタルイカ。
「ホタルイカを食べると春が来たと感じる」と思います。
今回は生ホタルイカでいただきました。
沖漬けや酢みそ和えが定番ですが，
これは冷凍はして生で提供していると思いますが，
実はその美味しさをもっと楽しめるように思います。

・徳島産箱ウニ
木箱に詰め込まれたオレンジ色のウニです。
ウニの殻を外して，箱詰めしているのですが，
これは生のウニはとても当たり外れが大きいためなのです。
鮮度が良いので，口の中に入れてとろけるほどに旨みがありました。

・北海道産鱈白子バター醤油焼き
冬の味覚ですね〜！
北海道産鱈白子は上質な良い素材です。
表面のパリっと感がたまりません。
バターと醤油の香りが食欲をそそりますね。
熱々がいいと思いました。
日本酒にもぴったり！です。

・山椒チーズオムレツ
山椒が入っており，さらにチーズの食感が楽しい，
あつあつとろ～り和風オープンオムレツです

・ホタテ貝タルタル焼き
プリッとしたホタテ貝ですね～！！
タルタルソースで軽く焼いて，
舌ざわりの食感を損なわないようにしています。

・広島産牡蠣のアツアツ アヒージョ
広島産牡蠣は大きめで，
アヒージョというほそ熱アツではありませんでしたが，
オイリーでスパイシーな一品です。

日本料理を感じさせながらも，肩肘張らない料理です。
盛り付けはヴィジュアルも良くて，若手料理人らしさを感じます。
割烹の料理を食べ慣れた方でも、ハッとさせられるものがあり，他店と感性が違うのがいいのです。

店長は沖洲市場まで通っており，
その日に取れた魚によって，メニューがかわる本格的なお店でした。
その時々のいいものを厳選し，仕込みも創意工夫して，
料理されたものをいただくことができるのが魅力的です。

あとは要望とすると，
つきだしが寂し過ぎることです。
最初の一品なので気合いを入れて欲しいところです。
あと，その日のおススメメニューは，
牡蠣や白子やホタルイカなどはあるのですが，
いつも魚そのものがあまり見ないようです。
今はウマい魚の時期なので，
真鯛やヒラメ，ふぐ，クエなどを入荷させて欲しいですね。

また，日本酒や焼酎の品揃えはまだまだのようです。
秋鹿や凱陣，玉川，農口尚彦研究所，都美人など，
香り系の無い，純米無濾過生原酒系が欲しいですね～！！

もう一点不安を感じるところは，
ホタルイカは1800円でしたし，
寂しいつきだしと3品食べて7000円弱でしたが，
値段が高騰しすぎている感があります。
これは悪循環に陥ってしまうと感じました。

ごちそうさまでした。

（※加筆いたしました。）
今回はIIZNM師匠と新規開拓してみます。
秋田町に今年の8月10日にオープンしたばかりの新店，
” 和dining iki-iki ” さん。

紺屋町のアクティビルから，
秋田町のメイン通りを南へ，向かいのシダックスを目印に，
パパガーロビルを西へ進むと，
Takahashiビル１階にあります。

店内はお一人様でも気軽に来られるカウンター席と，
友人やご家族で楽しめるテーブル席があります。

日々沖洲市場に通われ，
地元食材や県外の旬の魚も使用した季節料理がメインなのですが，
和diningという名前がぴったりというか，
注文しやすいメニューで、
肩肘凝らない，さまざまな創作料理も考えられています。

店主は新世代の若きイケメン料理人は山崎慎太郎さん。
秋田町の割烹華包丁やまさきさんの息子さんで，
エクシブの和食店で３年間，華包丁やまさき，
鳴門の日本料理店などで研鑽されています。

生ビールはアサヒスーパードライ瓶ビール，
日本酒は飛騨高山の久寿玉，新潟の八海山純米吟醸，
鳴門の鳴門鯛純米大吟醸にしました。

・自家製豆腐
徳島の和食店ではなかなか出逢えません。
十分に美味しいですし，さらに嬉しいのですが，
汲み上げ的な柔らかさがあればいいと思います。

・カマンベールチーズの酒盗和え
店主の酒盗の扱いかたが巧みなのですが，
酒盗，カマンベールチーズは単品で食べても美味しいのですが，
これらを合えると，おおよそ単独ではイメージすることすらできない，
思えないような美味しい酒肴に変身するのです。
焼き上げたこともあり，思ったほど口の中には匂いは広がらず，
カマンベールチーズと酒盗の塩辛さが口いっぱいに広がります。
次に旨味がじわじわ出てきます。
単に旨味というとはっきりとわかりにくいですが，
納豆や単品チーズに美味しさを感じるあの感覚です。
酒呑みの，酒呑みによる，酒呑みのためのつまみでしょうか。

・サザエ壺焼き 白醤油と山椒のエスプーマ
サザエの上に山椒と白醤油のエスプーマにも驚きます。
センスがいいですね～！！
サザエと醤油が焦げた匂いがたまりません。
コレが旨くて酒の肴にもピッタリ！

・新秋刀魚の造り
秋といえば、「秋刀魚(さんま)」！
脂が乗っていて美味しいといわれる時期ですよね。
秋刀魚の造りは，水揚から数日以内の秋刀魚でしか味わえません。
旬の秋刀魚は脂の乗りが良く，
身もぷっくりと厚みがありました。

・北海道産鮭の醤油焼き
この時期の鮭らしい旨みがギュッと詰まった，
とっても美味しい秋鮭で，食べ飽きしません。
帆立貝の皿に出汁が残っていましたが，
食べ終えた後は，これに卵を入れて卵とじに。
こういうのもいいですね～！！

・広島産牡蠣の山椒煮
時期は早いながらも，ふっくらとした広島産牡蠣です。
有馬煮とは，山椒の実を醤油にしたものを使ってたきあげた料理。
二種の実山椒を使用して，甘じょっぱく、
実山椒がピリッと効いて，大人味に変身していました。
これには日本酒がすすみます。

日本料理を感じさせながらも，肩肘張らない料理です。
盛り付けはヴィジュアルも良くて，若手料理人らしさを感じます。
割烹の料理を食べ慣れた方でも、ハッとさせられるものがあり，他店と感性が違うのがいいのです。

店長は沖洲市場まで通っており，
その日に取れた魚によって，メニューがかわる本格的なお店でした。
その時々のいいものを厳選し，仕込みも創意工夫して，
料理されたものをいただくことができるのが魅力的です。

日本酒や焼酎の品揃えはまだまだのようです。
秋鹿や凱陣，玉川，農口尚彦研究所，都美人など，
香り系の無い，純米無濾過生原酒系が欲しいですね～！！

ごちそうさまでした。