ビストロ・ラ・カシェット （Bistro La Cachette） : ビストロ・ラ・カシェット

今回は久しぶりに訪問しました。
” ビストロ・ラ・カシェット （Bistro La Cachette） ” さん。

マルナカ矢三店近くにあるのですが，
もともとはラーメン店があったところですね。
隣に食事処の酒処 伸さんがあります。
また，ご近所にはクチーナタケダさん，
casual薬膳KITANOさんがあります。
良い店が集まってきましたね。

こういう少し住宅地にできたのも，
珍しいところもありますし，うれしさもあります。
さて，” La Cachette ” とは，「小さな隠れ家」という意味で，
場所柄そういうことも感じさせます。

店内はカウンター席もあり，一人でも大丈夫のようですね。
カフェ的な雰囲気で，テーブル席は20席くらいでしょうか。
オープンキッチンでカウンター奥のシェフの動きが見ることができます。
接客は奥さまが丁寧にきびきびと動かれています。

メニューを拝見すると，
アサリと小松菜のボンゴレビアンコのパスタや，
ハンバーグやバベットステーキがあったりと，
ビストロ料理というよりも，カフェレストランの位置付けでしょうか。
そういうこともあり，昼は30代以上の女性ばかりで賑わっています。

・ポークリエット，砂肝のコンフィ，ブロッコリーとチーズのソボロマート
ビストロなどでよくメニューに載っていて，
最近よく耳にするリエットだと思います。
肉が柔らかくほぐれるまで煮ていますし，
煮た肉の脂を加えて作っています。
少し脂感が強いところはありますが，
口溶けのよい脂としっかりとした豚肉の旨みがあります。

串焼きなどでコリコリとした食感の砂肝ですが，
コンフィにすると，驚くほど柔らかくなってや，
噛むごとにお肉の旨みがじわじわ出てくるのでは無く，
コリコリとしたままでした。
でも，おつまみやサラダに活躍するとは思います。

ブロッコリーとチーズのソボロマートは，
ふわっとした優しい味わいでした。

・若鶏のカリカリロースト モリーユ茸のクリームソース
皮はパリパリ，身はふっくらとして，
ジューシーな鶏肉のローストです。
野菜はわさび菜，ちりめんキャベツ，菜の花，
マスタードリーム，紫じゃがいもを添えています。
モリーユ茸とはアミガサタケであり，
茸の一種で，笠の部分が網状になっているのが特徴。
フランス料理でとても重宝され，香りが良く，
そして、とても高価な茸です。
モリーユ茸が香り，クリームと相性が良いですね。

・ヨーグルトのムース 苺添え
ふわふわとしていて，甘酸っぱくさっぱりとした，
でも濃厚なヨーグルトムースです。
いちごソースは単調で，
それだけ食べるとちょっと甘いかもしれません

・カプチーノ

パンは自家製で，フランスパンと，
もちもちふっくらのほうれん草のパンでした。

シェフはフランスのオーベルガードにて働かれています。
たぶん，徳島ではフレンチ店やビストロ店での
料理経験はほとんど無いように思いますが，
本当に料理が好きなことがわかります。
フレンチのビストロ料理というよりも，
カフェレストランの料理でしょうか。
でも，これだけの皿を提供できるのに感動がありました。

料理は前菜＋メイン1490円，デゼール＋カプチーノ600円，
税込みで2,300円ほどでした。

しかしながら，20～40歳代の女性にウケるとは思います。
これからも，かなりレベルアップしていくと感じました。
今後の活躍も期待しています。

ごちそうさまでした。

今回は新規開拓してみます。
南矢三町にビストロ的なカフェレストランが，
5月16日からプレオープンしました。

” ビストロ・ラ・カシェット （Bistro La Cachette） ” さん。

マルナカ近くにあるのですが，
もともとはラーメン店があったところですね。
ご近所にはクチーナタケダさん，
casual薬膳KITANOさんがあります。
良い店が集まってきましたね。

こういう少し住宅地にできたのも，
珍しいところもありますし，うれしさもあります。
さて，” La Cachette ” とは，「小さな隠れ家」という意味で，
場所柄そういうことも感じさせます。

店内はカウンター席もあり，一人でも大丈夫のようですね。
カフェ的な雰囲気で，テーブル席は20席くらいでしょうか。
オープンキッチンでカウンター奥のシェフの動きが見ることができます。
接客は奥さまが丁寧にきびきびと動かれています。

・ポークリエット　自家製ピクルス添え
ビストロなどでよくメニューに載っていて，
最近よく耳にするリエットだと思います。
肉が柔らかくほぐれるまで煮ていますし，
煮た肉の脂を加えて作っています。
口溶けのよい脂としっかりとした豚肉の旨みがあり，
ワインやお酒のおつまみにも最高 ですね～！！
自家製ピクルスも気合が入っています。

・初夏野菜とベーコンのキッシュ
キッシュとは，
フランス・ロレーヌ地方に伝わる素朴な郷土料理で，
サクサクのパイ生地に生クリームと卵で作ります。
滑らかな生地を流し込み，
ここに季節の野菜やベーコン・魚介類などの好みの具を加え，
熟成したグリュイエールチーズなどをたっぷりのせ，
オーブンでじっくり焼き上げたもので，
生地ごと三角形に切って皿に出します。

もう少しなめらかさがあればいいですね。
酒のおつまみや，軽食にもなる甘くないお惣菜タルトという感じです。
温めて食べると，味、香りもさらにふくらみ，
グラタンともピッツァとも違う，
フランス料理らしい風味豊かな味わいがあります。

・スズキのパピヨット仕立て
良い素材のスズキをトマトベースのソースと野菜を入れて，
アルミ箔で包んで仕上げていました。

・鹿肉のサルシッチャと花ズッキーニのパスタ
「花ズッキーニ」はその名の通り，ズッキーニの花のことです
畑でとれたての花ズッキーニは香りがいいですし，
フライパンで焼くことも，油との相性も良いのですね。
鹿肉のサルシッチャも，次回冬にはもっとよくなることでしょう。

・ガトーフロマージュ
ガトーフロマージュは，
フランス語で「チーズケーキ」という意味ですが，
焼いたものを言うことが多い気がします。
チーズを使ったコクがあり，しっとりとしていました。

・１００％オーガニックハーブティー

たぶん，シェフはフレンチ店やビストロ店での
料理経験はほとんど無いように思いますが，
本当に料理が好きなことがわかります。
でも，これだけの皿を提供できるのに感動がありました。

パンも自家製ですし，かぼちゃペーストを入れたり，
バターも自家製の手作り，野菜もいいのを選別していますし，
さらには花ズッキーニを使ったり，
自家製ピクルスなども驚きも隠せません。

ビストロ的な料理をやや感じながらも，
パスタやオムライスもありますし，
料理主体のカフェレストランというイメージでしょうか。

20～40歳代の女性にウケるとは思います。
これからかなりレベルアップしていく予感を感じさせるのです。
今後の活躍を期待しています。

ごちそうさまでした。