酵母が，泡が旨い　真っ当な地ビール（地発泡酒）を提供する　Ａｗａ 新町川ブリュワリー : 麦酒工房 Awa新町川ブリュワリー

（今回）
秋晴れが続き，
最近はけっこう温かい日が続くので，
こういうビール（地発泡酒）が進みますね。

６ヶ月ぶりの更新アップで失礼いたします。
写真７枚追加しました。
ペールエールが新酵母に変わっています。
できたてのクラフトビールが楽しめます。

クラフトビールは大手ビールが造っていないような，
バラエティ豊かなビールの数々を製造しています。

上勝には新たなマイクロブリュワリー，
RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store
（ライズ＆ウィン ブリューイングカンパニー バーベキュー＆ジェネラルストア）
がオープンしていますし，いいことかなとは思っています。


（前回）
９ヶ月ぶりの更新アップで失礼いたします。
写真１０枚追加しました。
今年４月からシステムがキャッシュオンデリバリーに変更になりました。

今回は生姜香るビール（地発泡酒）とビターをいただきました。
生姜香るビールは思ったほど，生姜を感じるものではなく，
爽やかな香りと味わいで，女性が好むようなタイプです。

キャッシュオンデリバリーに関しては，
店舗が大きいので，接客まで行き届かないためか，
これは仕方がないかもしれませんが，
よく飲むかたやよく食べるかたには，辛いかもしれません。
もっとも席料やつきだしの料金はかかりませんので，
良心的ではありますが・・・。

もうそろそろと，香りやフルーティーさばかりで無く，
下面発酵の麦本来の味のある生ビールを希望してやみません。


（前々回）
“徳島地ビール登場!!”
夏休みに入り，ビールが美味しい季節になりました。
ここは最近，大人気のようで，いつも混み合っていますし，
７月からは週末等は店内席もテラス席共に満席御礼になっています。
ここは美味しいビヤパブ・ビヤバルなので，
ありきたりのビヤガーデンや居酒屋よりも充実感があります。
そういう意味では徳島でもサッポロライオンやキリンシティみたいなビアホールがあればと思います。

いままでは醸造免許の関係で岡山の吉備土手下麦酒醸造所，
倉敷の真備竹林麦酒醸造所でビールを造って提供していましたが，
醸造免許がおり、店内で仕込み熟成させて、
ついに７月２３日徳島の店仕込みでの地ビールが解禁となりました。
伺ったときは徳島地ビールはペールエールとフルーツエールのみでしたが，
店主手作りの生ビールを徳島で飲めるのはいいですよね。

ビアガーデン的に昼にテラス席で１杯やるのもいいですね。

ビールは美味しいのですが，香りやフルーティーさよりも，
早く下面発酵の麦本来の味のある生ビールを飲みたいと思っています。


（再訪）
さて，旨い地ビール（地発泡酒で麦100％）を飲みに　Ａｗａ新町川ブリュワリー　に行きますか。

そういえば、父母が徳島産地ビールを飲みたいと言っていました。
酒造免許もおりましたので、７月中旬には徳島産地ビールをここで一緒に飲めそうです。

最近はお客さんもけっこう入っていますね。
ここへ来るとビアホールというよりも、
ビアバルのような感覚がします。

ここは，地域の人々に愛され，普段使いで飲んで頂ける地ビール屋さんです。
観光地の地ビールといえば， 価格が高い，味も不味い・・・・・・・・と
いうイメージですが，ここはそれらを払拭します。

麦などの 原材料をふんだんに使い，濃く味わいが有りますし，
無濾過，非加熱でビール酵母由来の自然の炭酸が入った優しい味わいのビール（地発泡酒）です。

地発泡酒といっても，侮るなかれ，麦１００％なのです。大手メーカーの発泡酒とは味わいが全く違います。
最近はビタースタウト以外にもカモミール、瀬戸のゆううつ、コーヒービールなど
面白いモノもけっこうあります。

値段も気軽に一杯飲んで頂けるよう中ジョッキ５００円からですし，
お通しや席料なども要りません。こういうのは良心的ですね～。

店主多田翔悟さんが，岡山の吉備土手下麦酒醸造所の師匠と一緒に作ったものです。
店主手作りの生ビールを徳島で飲めるのもいいじゃあないですか・・・・・・・・。

料理は素朴なバル的というか，家庭的な感じです。
意外に素朴で美味しいというか・・・・・・・・。

私個人は，是非ともフルーティーよりも，
下面発酵の麦本来の味のある生ビールを飲みたいと思っています。


（主レビュー）
旨い地ビールを飲みに　Ａｗａ新町川ブリュワリー　に行きましょう。

ボードウォークに昔あったカプリチョーザ，その後にスポーツカフェがあった場所にあります。

新町川を見ながらのシャレたロケーションで，店内はけっこう広くビアパブみたいな感じですね。テーブル席が中心でカウンター席もあります。

夏場はテラス席でBBQに地ビールが楽しめます。

醸造免許の関係で徳島の店内でビールが作れるようになるのは春くらいになるそうですが，クリスタルエールとフルーツエールは岡山の吉備土手下麦酒醸造所，ペールエールとスタウトは倉敷の真備竹林麦酒醸造所でビールを造り持ってきているとのことでした。

ここは上面発酵で無濾過のビールです。常温に近い音頭（２０°)で発酵させる製法で酵母がビールの上面に浮かんでくるそうです。フルーティーな香りが特徴です。無濾過なので，濾過・加熱はしていません。生きた酵母がビールを美味しくさせています。

酵母の50％は、今はよく知られようになったアミノ酸です。アミノ酸は人の体を構成する物質ですので，体の力になりますし，さらにビタミンB群・カリウム・リンなどのミネラルをも持っています。Ａｗａ新町川ブリュワリーの麦酒を飲むと，体に優しく，若さを保つ秘訣と言うことになるかもしれません。

ペールエール，ペールとは淡いという意味です。普通のジョッキで運ばれてきました。温度はあまり冷えてなく良い感じですね～。飲むとフルーティーありますが，繊細な香りとコクがしっかりしたビールです。

クリスタルエール，黄金色です。これは更にフルーティーであり，柑橘系のさわやかな風味があります。ビールの苦手なかたにも飲みやすいと感じます。女性にウケる感じです。

スタウト，いわゆる黒ビールで濃く焙煎した大麦を使用しています。麦芽をたっぷりと感じる，程よい苦みで香ばしく，香り豊かです。

樽替わりのビタースタウト，苦味が更に増して私好みの味わい深さがありました。

また，樽替わりのクリスタルバーレーワイン，クリスタルエールの３倍の麦とホップを使っており，濃厚でリッチな味わいです。

どのビールも奥深さがあります。酵母も泡がとてもいいと思います。

あとはビールがジョッキではなく，ビールの旨さがでる薄いグラスなどを使いわけられたら良いとは思います

全国各地の観光地の地ビールというと，値段は高すぎるし，香りが強い・まずいというイメージがありましたが，目からウロコガでるほど，びっくりするほど美味いと思います。また値段も普段呑みできる良心的価格です。

実は酒税法から言えば「地発泡酒」です。なにがビールと違うのかというと，麦芽の含まれる割合です。副原料に麦芽以外の麦をそのまま使っています。ビールの酵母は酒に生まれ変わる為に，糖化された力を必要なのですが，その糖化液を麦だけで作っていますので，風味の劣らぬホンモノの麦酒（地発泡酒）ができています。だから原料は麦芽と大麦とホップのみで醸しているのです。だからこそ手頃な価格で呑めます。「発泡酒」だけど麦１００％です。「地ビールは高い」というのをくつがえししたのです。

徳島においては，大手メーカーのスーパー○ライが多いのですが，古いビールを飲まされたり，サーバーや配管の掃除が出来ていないので，味が○条市などにあるビール工場で飲む味と全く違っており，がっかりしてしまいます。

料理も注文したものは，値段がリーズナブルにもかかわらず，よくできていると感じました。スペインのセラーノハムは，当然美味しいのですが，これで６００円です。牛スジ煮込み（３８０円）は家庭的で優しい味わいでこのビールに合います。ポパイエッグ（３８０円）は，半熟卵とチーズで全体の旨さを追究しています。唐揚げ（５００円）は大きくて量も多くて，カラッと揚がっています。料理も今まで以上に頑張って欲しいと思います。

皆さんも是非とも伺って欲しい　Ａｗａ新町川ブリュワリー　さんです。