（※徳島でのおススメ店⑩）日本酒や焼酎を飲む方だけが伺うべき店！ホンモノの居酒屋（銘酒） ここにあり，南内町２丁目にある " 居酒屋 " という屋号の居酒屋 : 居酒屋

南内町にある ” 大衆割烹　居酒屋 ” さん。
剣山ホテルのすぐ南に位置します。

めずらしい「居酒屋」という屋号の居酒屋で，
創業50年の老舗居酒屋だということでした。
１年ぶりのアップになります。

チェーン店の大手居酒屋ではなく，
ありきたりの個人経営の居酒屋でもない，
吉田類さんの酒場放浪記に登場するような，
太田和彦さんのふらり旅いい酒いい肴にも合致する，
探し求めていた銘酒居酒屋です。

店内は昔ながらの場末の居酒屋風で，
カウンター９席と別に小部屋があり，
とても狭いのですが，

店主の心づくしのおつまみは，
居酒屋というレベルでは，どれも気の利いたものです。
仕入れや仕込みがきちんとしていることは，
見ているとよくわかります。

古めかしい店内ですが，
決して堅苦しくない，清潔な内装です。

最初にお客さんは臆しますが，
客あしらいは実直そのものです。
一見客の私がストレスを感じる事が全くありません。
同じ居酒屋のカテゴリーの「酒猫」さんとは，
イメージが大きく違います。

さて，生ビールはハートランド生を辞めて，
キリンのクラフトビールを３～４種類仕入れています。
タップマルシェというのですが，
新垣結衣主演の日本テレビ系「獣になれない私たち」で，
タップ１～５まであるのですが，なんかそれを感じてしまいます。

タップマルシェとは，
「Marché（市場）」のように，個性豊かで多様なクラフトビールを，
気軽に楽しんでいただく「場所」を実現することで，
新たなビール文化の創造を目指していて，
1台で4種類のクラフトビールの提供が可能な小型の4タップ・ディスペンサーです。
（最近は２タップディスペンサーも登場しています。）

瓶ビールもハートランド，サッポロ赤星もあるのです。
その他，アメリカなどのクラフト瓶ビールが何種類も。
焼酎は杜谷・薩摩茶屋・兼八・・・などと，
これだけでもこだわりを感じます。

呑んだ日本酒は写真を参照して頂ければ幸いです。
日本酒は旭若松・玉川・大治郎・七本鑓・竹雀・旭興・・・・，
熟成酒は竹鶴・弁天娘・不老泉・花巴正宗・・・など，
厳選した純米無濾過生原酒がずらりと並びます。
篠峯など香り系が少ないのも嬉しい限りです。

燗どおこでお燗をしてくれますし，
また，３種類の利き酒セットもあり，
いろいろな日本酒を少しずつ楽しめることもできます。

料理は素材を生かした調理方法であり，
特に魚料理は新鮮な魚介を目利きしています。
先代の親父さんと比べて，今回は見劣りしません。

・紅豆腐（豆腐よう）
沖縄の「豆腐よう」のようなものでしょうか。
麹の香りがあり，キメ細やかな豆腐のようで，
フォアグラにも似たトロリととろけるような感じです。
日本酒のアテにピッタリです。

・カツオタタキ
・ヨコワマグロ造り
素材は双方素晴らしく抜きんでていました。
鰹は身が引き締まり，戻りガツオほどのくどさは無く，
脂の乗りも香りもいいのです。
ヨコワマグロはなかなかのフレッシュでみずみずしさもあり，
腹の中トロ的な部分はとろけます。
甘いですね。食感はなんとなく，少し柔らかい気がしました。
でも、もっちりとした感じはあります。

・〆鯖

造りに関しては，多めですが，
1000円程度とやや値段は高めの設定，
半分くらいで値段を下げて頂ければ，
あとはいろいろ注文できると思います。

・もずく
・おでんいろいろ
・きゅうり糠漬け
・酒盗チーズ
酒盗チーズは酒盗強さを感じさせず，
チーズのバランスがいいですね～。
どれも日本酒の肴にぴったりでした。

・ぶり照り焼き
冬期限定ですが，ブリの照り焼きもオススメです。
提供された大きさには愕きました。
これはブリの照り焼きタレがあり，
ブリを焼いて，タレを付けて食べるという感じでしょうか。

代替わりした店主の生越達也さんと
先代のお母さんがきりもりしています。

日本酒はまるまる１合程度あり，
純米吟醸で５００～６００円という設定なのです。
徳島では安易に酒代に利潤を，
かなりのせている飲食店が多いのですが，
酒飲みには良心的な価格です。

日本酒はこだわっているというか，
これだけ理解しているかたは，
徳島県の飲食店でいえば，なかなかいないと感じました。
利き酒師と称するかたよりも，抜きんでています。

古さを感じさせながらも，大衆感あふれる雰囲気と手頃な価格，
心づくしのおつまみや一品料理は，まさにホンモノの居酒屋です。
この古き良き居酒屋には，人を気持ちよく酔わせる歴史があり，物語があると思います。
ここには上級者だからこそ，愉しめる奥深い居酒屋道があります。

日本酒好きなおっさんたちと若い女性たちも楽しんでいました。
カウンター席ではみなさん，老齢なジジイである私もそうですが，
みんながお酒好きっていう感じがなんかいいですね。
今回も奥深い居酒屋道を学ばせていただきました。

浮世のしがらみを抜け出して，伺うのはいいですし，
理想の居酒屋（銘酒）だと思います。

初めてのお客さんでも，
スッと一人で入り，サッときれいに帰る，
大人のための正しい居酒屋の愉しみかたのように思います。

ここは日本酒好きなおっさんたちが楽しむお店です。
なので，気さくな騒がしさとたばこは必要不可欠かもしれません。
嫌煙家は避けたほうがいいでしょう。
そういうすべてが混在してて，おしゃべりしたりして，
みんながお酒好きっていう感じがいいと思いました。

日本酒や焼酎を飲まない方は，
他の居酒屋や創作系の店に行くべきでしょう。

ごちそうさまでした。

（再訪）
今回は忘年会で伺います。
１０名もということになると，
味わいを含めて考えても，
混み合う日程でもあり，あちこちで断られたり・・・，
ということで，たまたまその日が空いていた，
" 大衆割烹　居酒屋 " さんに決定です。

やっぱり大衆酒場が大好きな私です。
徳島では東京的な銘酒居酒屋を感じる，
" 大衆割烹　居酒屋 " さん。
「居酒屋」という名前の居酒屋です。

今回は伝説のレビュアー momoぷりんさま，
徳島№１の味覚を持ったレビュアー 焼酎ノムゾーさま，
高松のイケメンCEOレビュアー mrmt1130さま，
新人さんも２人参加していただきました。

・ヨコワマグロ造り
・おでん盛り合わせ
・ぶり照り焼き
・ぶり塩焼き
・カキフライ
・海老パン
・ハムカツ
・酒盗チーズ
・牛肉ビール煮

メニューはヨコワマグロ造り，寒ブリ造り，
おでん，どて焼き，酒盗チーズ，ハムカツ，海老パンなど，
居酒屋に相応しいものです。
冬期限定ですが，ブリの照り焼きもオススメです。
これはブリのダシスープがあり，
タレ照り焼きという感じでしょうか。
ブリ照り焼きは大きかったですし，
味付けもいいですね～！！

牛肉麦酒煮は，ハッシュドビーフです。
だから，パンが添えられています。
これは洋食屋のレベルを超えています。

ハムカツやカキフライもサクサクっと・・・。
牛肉ビール煮も洋食店のような味わいでイケてます。

あと，この店に関することは，
初回から前回までを参照していただければ幸いです。

カウンター席では８席ほどですが，
立ち呑みスタートではあったのですが，
今回はまだまだ慣れていないのか，着席に移行します。
それでおけっこう盛り上がりましたでしょうか。

日本酒好きなおっさんたちと麗しい美女たちも楽しんでいました。
カウンター席ではみなさん，老齢なジジイである私もそうですが，
みんながお酒好きっていう感じがなんかいいですね。

都会で立ち呑みに伺われた方はわかると思いますが，
立ち呑みの良さはテーブルを囲んだお客さんや
カウンターで立っているお客さんに親近感を覚えて，
向かいや隣のお客さんと知らないかたでも，
会話したくなるフレンドリーな雰囲気がいいと思うのです。

ごちそうさまでした。

（※写真等追加しました。）
南内町にある「大衆割烹　居酒屋」さん。
新富鮨さんの南側，剣山ホテルのすぐ南に位置します。

7ヶ月ぶりの更新アップで失礼いたします。
写真53枚追加しました。

今回は９席のうち，６名が女性だったということで，
おっさんの店だったと思っていましたが，
こういう店にグルメ女子が来店していることに，
食へのバイタリティー，値段と素材のバランス感の良さ，
などなど時代の流れを感じます。

この店に関することは，
前回までを参照していただければ幸いです。

めずらしい「居酒屋」という屋号の居酒屋で，
創業50年の老舗居酒屋だということでした。

チェーン店の大手居酒屋ではなく，
ありきたりの個人経営の居酒屋でもない，
吉田類さんの酒場放浪記に登場するような，
太田和彦さんのふらり旅いい酒いい肴にも合致する，
探し求めていた銘酒居酒屋です。

店内は昔ながらの場末の居酒屋風で，
カウンター９席と別に小部屋があり，
とても狭いのですが，

店主の心づくしのおつまみは，
居酒屋というレベルでは，どれも気の利いたものです。
仕入れや仕込みがきちんとしていることは，
見ているとよくわかります。

古めかしい店内ですが，
決して堅苦しくない，清潔な内装です。

最初にお客さんは臆しますが，
客あしらいは実直そのものです。
一見客の私がストレスを感じる事が全くありません。
同じ居酒屋のカテゴリーの「酒猫」さんとは，
イメージが大きく違います。

さて，ビールは生はハートランド生詰め樽，
瓶ビールもハートランド，サッポロ赤星もあるのです。
その他，アメリカなどのクラフトビールが何種類も。
焼酎は杜谷・薩摩茶屋・兼八・・・などと，
これだけでもこだわりを感じます。

日本酒は旭若松・玉川・大治郎・七本鑓・竹雀・旭興・・・・，
熟成酒は竹鶴・弁天娘・不老泉・花巴正宗・・・など，
厳選した純米無濾過生原酒がずらりと並びます。
篠峯など香り系が少ないのも嬉しい限りです。

燗どおこでお燗をしてくれますし，
また，３種類の利き酒セットもあり，
いろいろな日本酒を少しずつ楽しめることもできます。

料理は素材を生かした調理方法であり，
特に魚料理は新鮮な魚介を目利きしています。
ただし，先代の親父さんと比べて，
素材選びや目利きは衰えたように感じました。

お酒で注文したのは，
ビールは瓶のハートランドやサッポロ赤星。
日本酒は大倉，おでんでん，能登の白菊，玉川，八海山など。
燗酒でいただきます。

メニューは天然カンパチ造り，カツオタタキ，マダコ造り，
スズキ塩焼き，どて焼き，酒盗チーズ，ハムカツ，海老パンなど，
居酒屋に相応しいものです。
冬期限定ですが，ブリの照り焼きもオススメです。
これはブリのダシスープがあり，
タレ照り焼きという感じでしょうか。

いわゆるオーソドックスな銘酒居酒屋の酒肴というか，
どれもウマくて，酒呑みに満足するものです。
特に天ぷらなどの揚げ物は光ります。

・紅豆腐
沖縄の「豆腐よう」のようなものでしょうか。
麹の香りがあり，キメ細やかな豆腐のようで，
フォアグラにも似たトロリととろけるような感じです。
日本酒のアテにピッタリです。

・セラーノ生ハム
スライスを仕入れるのでは無く，「生ハム原木」です。
「原木」はスライスされる前の熟成された豚の足そのもの。
水分が抜けて固く，見た目が木のようなのです。
巨大な肉の塊から，薄いスライス肉を切り出す作業は結構大変そうです。
基本的に無臭ですが，鼻を近づけたりすると油の臭いというか，
しっかりとオイルで手入れされた革製品のような臭いが感じられます。
表面の皮や肉の脂によるものでしょう。
切った肉自体からしっとりと生ハムの匂いがしました。
塩漬けし，熟成させているために塩分が強いでしょうか。

・柴海老
・焼鳥（親鳥）
・焼鳥（きも）
・スズキ塩焼き
・なんこつ唐揚げ
・とっぴん焼き
・きゅうりぬか漬け
・豚モツ煮込み
・どて煮
・冷や奴
・焼き茄子

・牛肉麦酒煮
スジ煮込みをイメージしていましたが，
期待をいい意味で裏切られました。
ハッシュドビーフです。
だから，パンが添えられています。
これは洋食屋のレベルを超えています。

・とっぴん焼き
親鳥スパイシー炒めです。
親鳥としては柔らかいですが，値段も４７０円と安くて，
居酒屋メニューとしては，いいとは思いました。

代替わりした店主の生越達也さんと
先代の両親がきりもりしています。

日本酒はまるまる１合程度あり，
純米吟醸で５００～６００円という設定なのです。
徳島では安易に酒代に利潤を，
かなりのせている飲食店が多いのですが，
酒飲みには良心的な価格です。

日本酒はこだわっているというか，
これだけ理解しているかたは，
徳島県の飲食店でいえば，なかなかいないと感じました。
利き酒師と称するかたよりも，抜きんでています。

古さを感じさせながらも，大衆感あふれる雰囲気と手頃な価格，
心づくしのおつまみや一品料理は，まさにホンモノの居酒屋です。
この古き良き居酒屋には，人を気持ちよく酔わせる歴史があり，物語があると思います。
ここには上級者だからこそ，愉しめる奥深い居酒屋道があります。

日本酒好きなおっさんたちと若い女性たちも楽しんでいました。
カウンター席ではみなさん，老齢なジジイである私もそうですが，
みんながお酒好きっていう感じがなんかいいですね。
今回も奥深い居酒屋道を学ばせていただきました。

浮世のしがらみを抜け出して，伺うのはいいですし，
理想の居酒屋（銘酒）だと思います。

初めてのお客さんでも，
スッと一人で入り，サッときれいに帰る，
大人のための正しい居酒屋の愉しみかたのように思います。

ここは日本酒好きなおっさんたちが楽しむお店です。
なので，気さくな騒がしさとたばこは必要不可欠かもしれません。
嫌煙家は避けたほうがいいでしょう。
そういうすべてが混在してて，おしゃべりしたりして，
みんながお酒好きっていう感じがいいと思いました。

ごちそうさまでした。

お酒で注文したのは，
ビールは瓶のハートランドやサッポロ赤星。
日本酒は大倉，おでんでん，能登の白菊，玉川，八海山など。
燗酒でいただきます。

メニューはブリ造り，なまこ，アオリイカ造り，
おでん，どて焼き，酒盗チーズ，ハムカツ，海老パンなど，
居酒屋に相応しいものです。
冬期限定ですが，ブリの照り焼きもオススメです。
これはブリのダシスープがあり，
タレ照り焼きという感じでしょうか。

いわゆるオーソドックスな銘酒居酒屋の酒肴というか，
どれもウマくて，酒呑みに満足するものです。
特に天ぷらなどの揚げ物は光ります。

・なまこポン酢
・もろみきゅうり
・湯豆腐
・ブリ照り焼き
・ブリ塩焼き
・鳥唐揚げ
・おでん（つくね，豆腐，玉子，大根）

ごちそうさまでした。

（再訪）
今回はオフ会の忘年会で伺います。
今回の目玉は「立ち呑み」で居酒屋！！
オールスタンディングで楽しみます。

やっぱり大衆酒場が大好きな私です。
徳島では東京的な銘酒居酒屋を感じる，
" 大衆割烹　居酒屋 " さん。
「居酒屋」という名前の居酒屋です。

２ヶ月以内での更新アップで大変失礼します。
写真１９枚追加しました。

ブリ照り焼きは大きかったですし，
味付けもいいですね～！！
あなご天ぷらやカキフライもサクサクっと・・・。
モツ煮もなかなかです。

あと，この店に関することは，
初回から前回までを参照していただければ幸いです。

カウンター席では８席ほどですが，
立ち呑みでは８名はゆとり世代を感じました。
けっこう盛り上がりましたし，
こういう感覚もけっこういいものですね。

都会で立ち呑みに伺われた方はわかると思いますが，
立ち呑みの良さはテーブルを囲んだお客さんや
カウンターで立っているお客さんに親近感を覚えて，
向かいや隣のお客さんと知らないかたでも，
会話したくなるフレンドリーな雰囲気だと思います。

ごちそうさまでした。


（再訪）
南内町にある「大衆割烹　居酒屋」さん。
「居酒屋」という名前の居酒屋です。
６ヶ月での更新アップで失礼します。
写真２５枚追加しました。

この間，北九州のレビュアーさん番長<nana>さんと，
また別の日に徳島出身で東京在住のグルメ女性レビュアーさんが，
徳島に来られた際に「居酒屋」さんへ。

さて，宴会用の２～３階の部屋の営業をやめられました。
カウンター席のみの営業となりました。
カウンター席9席のみ。

グラスで一杯500円後半～650円ぐらいと良心的な価格。
燗の場合は燗どうこで湯煎してくれます。
熱燗やぬる燗もいいものです。
香り系は少なく，無濾過純米生原酒を厳選した日本酒の数々。
酒飲みの心をくすぐる肴の数々です。
いわばワンランク上の居酒屋だと思います。

塩豆（青大豆・紅大豆・赤えんどう豆・くらかけ豆・秘伝豆）や牛スジ煮込みが
とても美味しかったですね～！！
鶏肝のペーストやハムカツも良かったです。
カツオタタキはなかなか上質なモノでした。
ここの料理と日本酒はとてもいいと思います。
造りや魚の焼きモノは半額で提供されたらいいと思います。
日本酒も無濾過純米生原酒を主体に，
凱陣や旭若松，芳水１３号，十字旭や
大治郎などの生原酒も美味しくいただきました。

「酒場という聖地へ、酒を求め、肴を求めさまよう」
というフレーズでお馴染みの吉田類さんの『酒場放浪記』や，
太田和彦さんの『ふらり旅いい酒いい肴』にも合致する，
探し求めていた銘酒居酒屋ではないでしょうか。

日本酒好きなおっさんたちと年輩の女性が楽しんでいました。
カウンター席ではみなさん，老齢なジジイである私もそうですが，
みんながお酒好きっていう感じがなんかいいですね。
今回も奥深い居酒屋道を学ばせていただきました。

浮世のしがらみを抜け出して，伺うのはいいですし，
理想の居酒屋（銘酒）だと思います。

初めてのお客さんでも，
スッと一人で入り，サッときれいに帰る，
大人のための正しい居酒屋の愉しみかたのように思います。
ごちそうさまでした。


（前回）(前々回）
南内町にある「大衆割烹　居酒屋」さん。
「居酒屋」という名前の居酒屋です。
写真１９枚追加しました。
この店で感じたことは初回に書いています。

ビールはハートランド生
日本酒は能登の白菊，日置桜
燗上りもバッチリです。

・徳島産地赤貝
・きゅうりぬか漬け
・酒盗チーズ
・ハムカツ

徳島産地赤貝は割烹レベルのものですし，値段がリーズナブル。
自家製きゅうりぬか漬けはしっかりと糠の香りがします。
酒盗チーズは酒盗強さを感じさせず，チーズのバランスがいいですね～。
どれも日本酒の肴にぴったりでした。
ハムカツはサクッとカラッと揚がっています。

・クラスズキ（ヒラスズキ）造り
のっけから良い造りに出逢えました。
切り方が銘酒居酒屋らしいですね。
熟成感のある旨みといい脂を味あえました。
せっかくの良い素材なので，粉わさびはやめて，
せめて，和食店が使用している業務用にして欲しいところです。

・だし巻き玉子
やや関東的な甘みがあります。
玉子焼きとしては，
かなりのレベル高さを感じました。

・きゅうりぬか漬け
自家製ぬか漬けですので，やっぱり美味しい。

・牛肉麦酒煮
スジ煮込みをイメージしていましたが，
期待をいい意味で裏切られました。
ハッシュドビーフです。
だから，パンが添えられています。
これは洋食屋のレベルを超えています。

・つくねタレ
真面目に手作りです。
タレはとろみが強いものでした。

・とっぴん焼き
親鳥スパイシー炒めです。
親鳥としては柔らかいですが，値段も４７０円と安くて，
居酒屋メニューとしては，いいとは思いました。

最後にイチローズモルト＆グレーンをいただきました。
埼玉県は秩父市にあるベンチャーウィスキーの「イチローズ・モルト」。
年間7400本が予約で完売なので，なかなか飲めなかったのです。

ここのクラフトビールはアメリカ産が主ですが，
現在はミラーズやバドワイザーと違って，
ベルギービールに負けないレベルのビールなのです。
これはＵＣＬＡなどの醸造学がすごいこともあります。

古さを感じさせながらも，大衆感あふれる雰囲気と手頃な価格，
心づくしのおつまみや一品料理は，まさにホンモノの居酒屋です。
この古き良き居酒屋には，人を気持ちよく酔わせる歴史があり，物語があると思います。
ここには上級者だからこそ，愉しめる奥深い居酒屋道があります。