たまに恋しくなる : れんがya

　こちらの「やきそば」，スゴク旨いということはないのですが，どういうわけか，たまに恋しくなります．

　母親と戦場ヶ原に行った帰りしな，立ち寄ってみました．
　平日の１１時４５分頃です．

　いつの間にか駐車場が整備され，クルマが駐めやすくなっていました．駐められる台数も若干増えたのかな．

　店内には，自分たち以外に４〜５組の客がいました．サラリーマンの３人連れや，中年男性・女性のひとり客でした．
　あと，持ち帰り客が次々に来ていましたね．

　自分は「玉子やきそば（スープ付）（大盛り）８００円」＋「サラダ ２００円」を，母親は「玉子やきそば（スープ付）（小盛り）５６０円」＋「サラダ」を注文しました．

　８分くらいで運ばれてきました．

　薄味でモッサリ食感の「やきそば」，久しぶりに堪能しました．
　今回，初めてラー油（卓上に常備されています）をかけてみましたが，中華風の味わいになって，なかなか良かったです．

　お盆に帰省した際，両親と３人でおじゃましました．平日の１１時３０分頃です．

　当初は，「レバー炒め」が旨いと評判の『香楽』に行こうと思っていたのですが，お盆のせいか臨時休業．
　ということで，近所のこちらに流れてきたわけです．

　おじゃました時には，自分たち以外に３組の客がいました．若者のグループ・小さな子供連れの家族・中年の夫婦等で，いずれも地元の方（またはお盆に帰省した方）のようでした．
　また，入り口脇の持ち帰り用窓口には次々と客が来ており，（おそらく）持ち帰り予約の電話がジャンジャンかかってきていました．『帰省した時には，やっぱりココの焼きそばを食べないとね〜』なんて会話が想像できました．

　自分は「玉子やきそば（スープ付）（大盛り）７１０円」＋「サラダ １００円」を，父親は「やきそば（スープ付）（普通盛り）５５０円」＋「サラダ」を，母親は「玉子やきそば（スープ付）（普通盛り）６００円」＋「サラダ」を注文しました．
　１３分くらいで運ばれてきました．

　こちらの「やきそば」，相変わらず個性的ですね〜．
　たまたまなのか，今回はいつにも増して薄味に感じました．父親が卓上のソースをドバドバかけて，母親にたしなめられていました（笑）．

　久しぶりに懐かしい味・食感に出会い，両親との会話もはずみましたね．

　２０１２年８月．
　こちらは，ちょっと変わった焼きそばの店です．自分はチビの頃にこちらの焼きそばが大好物で，父親や親類のおじさんが中禅寺湖方面に行った際に，こちらの焼きそばをたびたび買ってきてもらっていました．モチロン，食べに行ったことも何度もあります．
　今回，お盆に帰省した際に，両親にこの焼きそばについてきいてみたところ，経営者は変わったものの店は営業を続けており，かつ，焼きそばも健在だというではないですか！　ウレシクなってしまい，さっそく両親とおじゃましてきました．ウィークデーの１２時３０分頃です．

　店は，日光市清滝の国道１２０号旧道沿いにあります．古河電気工業日光事業所の正門の近くです．建物は，近年改装されたようで，キレイでスッキリとしています．店名のとおり，外壁がレンガで装飾されていました．正面の窓からは，大量の焼きそばを炒める様子が見え，また，店の入り口脇には，持ち帰り用の窓口がありました．
　店の裏に４台分ほどの駐車スペースがありますが，狭くて停めづらいですね．旧道は交通量が少ないため，店の前に路駐する客が多いようです．

　店内もキレイで，ちょっと昔の喫茶店のような雰囲気です．テーブル席とカウンター席がありました．おじゃましたときには，店内の客は自分たちだけでしたが，その後１組の客が来ました．なお，持ち帰りの客は次々に来ていたので，そちらの方がダンゼン多いようですね．

　料理のメニュー構成は非常にシンプルで，「焼きそば」と，「玉子やきそば」，「焼きそばセット（ライス・サラダ・スープ付）」，「玉子やきそばセット（ライス・サラダ・スープ付）」，「ライス」，「サラダ」しかありません．焼きそばに特化していますね．
　自分たちは３人でおじゃまして，「焼きそば ５００円」と，「焼きそば・大盛り ６５０円」（自分はコレ），「玉子やきそば ５５０円」，「サラダ」×３を注文しました．
　注文した料理は，４分くらいで運ばれてきました．

　「焼きそば・大盛り」は，たっぷりの色白焼きそばに，青海苔粉がふりかけられ，紅ショウガが添えられています．あぁ・・・たしかにこんなビジュアルでした．「焼きそば」の具は，細かく切ったイカと，小さめに切ったキャベツが，それぞれ少しずつです．麺は蒸し麺で，細め，もさっとした食感です．クチいっぱい頬張ると，ノドが詰まるような感じになります．味付けはかなり薄く，遠くの方でソースの味とイカの風味が感じられます・・・味も以前のままだと思います．この薄味には，初めての方は驚くでしょうね．でも，卓上には，やや酸味が強いウスターソースと粉挽きのコショウが常備してあるので，好みの味に調整することができます．自分は，いつもは濃い味好きなのですが，不思議とこちらの「焼きそば」の薄味は好きですね・・・ウスターソースをほとんどかけずに完食しました．
　「玉子やきそば」は，「焼きそば」に半熟の目玉焼きがトッピングされたものです．半熟の黄身を絡めて食べる焼きそばもイイ感じでした．
　なお，焼きそば類には「スープ」がセットされていましたが，これは店で食べる場合のサービスのようです．アツアツの具無しコンソメスープでした．また，「サラダ」は，ドレッシングがかかった千切りキャベツでした．これらはごく普通でしたが，こちらの「焼きそば」の箸休めにはピッタリでした．

　こちらの「焼きそば」，ビジュアルも味も，実に懐かしかったです．正直なところ，チビの頃にあれほど大好物だった理由はわかりませんでしたが，それでイイんです．