鴨南ばん : 生そば 冨士川

　両親と『鹿沼市 花木センター』に行った際，母親の強い希望で，こちらで昼食をいただきました．
　おじゃましたのは，祝日の１２時５分頃です．

　今回も，出前が立て込んでいたそうで，入り口には『支度中』の札が出ていました．でも，母親が交渉して店内で待たせてもらうことになりました・・・やれやれ（苦笑）．

　自分は「鴨南ばん（温かい蕎麦）１,１３０円」を，父親は「天ぷら（温かい蕎麦）８５０円」を，母親は「天にら（冷たい蕎麦）１,４１０円」を注文しました（おそらく税込）．

　３０分後くらいに運ばれてきました．だいぶ時間がかかりましたが，母親のワガママなので仕方がないかな．

　「鴨南ばん」には，やや厚切りの鴨肉５切れと，縦切りのネギ，ナルト，千切りのユズ皮がトッピングされています．小口切りのネギと七味唐辛子が別添えされてきました．鴨肉は，むっちり食感で，食べ応えがあります．
　汁はアツアツで，細かい透明なアブラが浮いています．鴨肉の風味と旨味がじんわり感じられ，なかなか旨かったです．身体も温まりました．
　蕎麦は細目で，スルリとした喉越しです．ノビやすいので，ササッと食べた方が良いですね．

　こちら，温かい蕎麦もなかなかだと思いますよ．

　帰省した際，父親のリクエストでおじゃましました．
　日曜日の１２時２０分頃です．

　出前が立て込んでいたそうで，入り口には『支度中』の札が出ていましたが，母親が交渉して店内で待たせてもらうことになりました．
　対応していただいたご主人・女将さん（？）とも，感じの良い方でした．

　自分と母親は「天にら（冷たい蕎麦）１,４１０円」を，父親は「天ぷら（温かい蕎麦）８５０円」を注文しました（おそらく税込）．

　４５分後くらいに運ばれてきました．時間がかかりましたが，入店時に当然想定済みです．

　「天にら」は，茹でニラがトッピングされたザル蕎麦と，揚げ立ての天ぷら（エビ・インゲン・ナス・カボチャ・マイタケ・ピーマン・ニンジンのかき揚げ），薬味（ネギ・ダイコンおろし・練りワサビ），蕎麦ツユ，天ツユで構成されています．蕎麦・ニラ・天ぷら，いずれもたっぷりの量で，なかなかのボリュームでした．
　蕎麦の甘みと喉越し，ニラの風味と甘み，天ぷらの香ばしさが印象的です．大満足でした．

　２０１４年４月．
　両親の金婚式を記念した家族旅行の最終日，こちらで夕食をとりました．父親オススメの店です．
　土曜日の１９時１０分頃におじゃましました．

　店は，鹿沼市街地の県道４号線沿いにあります．
　自分は，この町の高校に通っていたのですが，３０年の間に鹿沼の市街地もだいぶ変わりましたねぇ．

　意外にも，３階建てのキレイなビルで，大きな看板が出ていました．
　入り口のたたきや外壁の一部には栃木県特産の大谷石が使われており，落ち着いた雰囲気を醸し出していました．

　店内も落ち着いた雰囲気です．６人掛けの普通のテーブル席が２卓と，４人掛けのボックス式テーブル席が３卓，５人用の小上がり座卓席が３卓ありました．
　どういうわけか，おじゃました時には客は自分たちだけでした．ちょっとサミシかったですね．

　メニューには，温・冷のさまざまな蕎麦類と丼物等があります．全体的に，オトクな値段設定だと思います．

　自分は『宮入そば』で食べた『ニラ蕎麦』が忘れられなかったので，「天にら １,３８０円」を注文しました．両親・姉の注文は，「ざる ６８０円」や「舞たけ汁 ９８０円」です．
　これらは，１５分くらいで運ばれてきました．

　「天にら」は，茹でニラがトッピングされたザル蕎麦と，揚げたての天ぷら（エビ・インゲン・ナス・カボチャ・マイタケ・ニンジンのかき揚げ），薬味（ネギ・ダイコンおろし・練りワサビ），蕎麦ツユ，天ツユで構成されています．
　蕎麦は，色白・細目で，整然としたビジュアルです．風味は薄めですが，甘味はしっかりと感じられました．程よいコシがあり，良い喉ごしです．上品な蕎麦ですが，ニラとの相性は悪くないですね．蕎麦・ニラともたっぷりの量で，ウレシかったです．蕎麦ツユは，カツオの風味がきいており，甘さ・辛さとも程々でした．
　天ぷらは，コロモがサックリとしており，軽い揚げ上がりでした．ニンジンの甘さが印象に残っています．

　姉が注文した「舞たけ汁」の付け汁も味見しましたが，アツアツのツユにマイタケがたっぷり入っており，アブラのコクもあって，なかなかウマかったです．

　『ニラ蕎麦』を食べるのは２軒目ですが，ますます気に入りました．
　また別の店でも食べてみたいと思います．