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店名 |
コーヒーハウス陽だまり
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、洋食 |
予約・ お問い合わせ |
028-663-2855 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
駅東公園前駅から1,703m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
駐車場 |
有 |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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育っていく小さな心を見落とさないでね
少しならこぼしてもいいけど
スカート揺れる光の中の
あの日に決して恥じないように
aiko 「三国駅」
店内にゆったりとaikoが流れてる。
もっと昭和の曲が流れているかと思ったのに意外だった。
三国駅って卒業ソングよね。
ゆっくり記憶がタイムスリップしてゆく、、、
彼女との出会いは小学生の時。
横浜から宇都宮に転校した時だった。
当時の彼女は先生から明らかに特別扱いをされている子で学年でも目立っていた。
私はというと横浜から来たということもあり
当時の宇都宮の子供とは言葉のイントネーションも
服装も明らかに違っていて違う意味で目立っていたと思う。
彼女は私とは全く違うタイプ、いわゆるブリっ子。
私とは真逆のタイプ。
私は彼女が大嫌いだったけど何故か彼女は私に
何だかんだと接触してきていた。
それはまるで磁石のような関係だった。
N極とS極のように離れたりくっついたり
今でも不思議に思う。
いつしか彼女は私を「親友」と呼ぶようになり
途中何度も大喧嘩をしながらも付き合いが続いた。
彼女の母親はまた特別に妙な人で
「お利口な人としか付き合ってはいけません」
こんな事をハッキリ言う人。
私はお利口ではなかったけど何故か彼女の母親に
気に入られていて「Nちゃんが一緒に出かけるなら大丈夫ね」って感じだったので高校の時は良くアリバイ工作にも使われていた。
全く違う高校に進んだ私達だったけど
交換日記なるものをして駅に停めてある自転車のカゴに毎日ノートを放り込んで近況報告や恋話、あとは遊びのやくそくなんかを綴っていた。
下校で駅で待ち合わせして
2人で色んなところでお茶して、、
この「陽だまり」はそんなお店の一つでした。
30年以上前に何度も2人で行ったお店。
当時はもっと真っ白な外観でした。
曖昧な記憶で扉を開けると、、あれ、こんな感じだったかなぁ。
先客3名
皆静かに自分の時間を楽しんでいます。
当時食べたナポリタンを注文。
平日は630円でサラダとスープが付きます。
ドリンクは+80円
でもお会計時に10円サービスされて合計700えん
玉ねぎ、ハム、マッシュルーム、ピーマン
茹で置き麺にしっかりケチャップも炒められている
喫茶店のナポリタンです。
なんだか懐かしい。
店内この時間はずっとaikoが流れています。
彼女とは高校卒業後疎遠になりましたが
一度だけ再会しました。
「離婚するんだ」
母親の「結婚するなら絶対ドクター」のいいつけを守り
ホントにドクターと結婚したものの言葉のDVがひどく離婚を決意したと。
「一度は母親の言う通り医者と結婚したんだからもうあの人も気が済んだでしょ?」と彼女。
この再会以来彼女とは会ってませんが
風の便りでは再び今度は開業医と再婚したそう。
凄いなぁ人生で二度もドクターと結婚できるなんて。
しかし最近再び風の便りではこのドクターとも離婚したらしい。
もう20年以上彼女には会ってないけど
この「陽だまり」に来て彼女との小学生から高校までの想い出が次から次へと思い出されてしまった。
全く違う私達だったけど
だからこそあの頃は惹かれる合ってたのかな。
彼氏は変わっても彼女との関係はずっと変わらなかった。
何だかあまりにも昔の記憶が鮮明に掘り起こされて
かなり妙な気分。
あの交換日記確かどこかにしまってあるはず。
見たいような見たくないような。
想い出の時間をありがとう
そして今の彼女が幸せでありますように。