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店名 |
庄助
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本酒バー、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
028-622-3506 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東武宇都宮線宇都宮駅東口 東武宇都宮駅から661m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
43席 (カウンター11席,小上がり10席,テーブル6席,座敷16席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
オープン日 |
1950年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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初回訪問は2020年。暖冬とはいえ北関東は乾燥してて寒いです。寒い夜だから~♪で紹介するのは宇都宮の居酒屋です。
紹介する庄助は創業70年の老舗居酒屋で、カウンターをはじめ柱の1本1本までが年季を醸してます。そして私達をもてなすのは女将を中心とした熟年のお姉さま達。私は初回訪問ですが旅行者のどんな話題も拾ってくれます。有難いこっちゃ。
さて料理の紹介です。
先ずはお通しが"しもつかれ"。おっ、いきなり郷土料理じゃん。単品注文する予定だったけど、お通しで出て来ちゃってラッキー。しもつかれは大根/人参/鮭の氷頭/大豆/油揚げ/酒粕を叩いて卸して煮込んだ栃木料理。大根はチャンと鬼おろしで粗く摺り卸されてて嬉しい。
"しもつかれ"を食べるのは20年振り。私が小学生だった1970年代は、お歳暮で荒巻鮭1本を丸ごと贈るような古い習慣が残ってて、正月に鮭の氷頭を異様に大量に使った"しもつかれ"を食べてたのが懐かしい。当時のしもつかれは塩辛かったけど、庄助のしもつかれは若干の酢が感じられて目新しいです。
お次は"ののひろみそ"。「ののひろって何ですか?」と女将に問うと「ノビルよ」との返事。あらま、ノビルなんて東北でしか出会えないと思ってたけど宇都宮でも食べられるのね。このヒリヒリする辛みが堪らん。もちろん味噌を載せても美味。さーすが老舗。渋いツマミを用意してるねぇ。
3皿目は"柚子みそ"で庄助の名物。福岡県の柚子胡椒のような激しい塩分を想像して、身構えて口に含みましたが意外にも塩辛くないです。むしろ噛みしばくと柚子の果皮の香りが強く解き放たれて味噌のコクと相まって酒のアテにぴったりです。
「もっと塩辛いのを覚悟してました」と女将に話すと「柚子の収穫が11月なので、まだ塩気は浅いのよ。これから熟成が進んで深くなるのよ」との解説。浅めで助かったような、深く熟成した激塩で悶絶したかったような微妙な気持ちです。
続いては"セリお浸し"。メニュー黒板に"セリヒタシ"を見つけて
私 :へぇぇ、宇都宮でもセリを食べるんだ。まさか根付きじゃないよね。
女将:お浸しは根付きのセリですよ。
私 :まじっ。なんか仙台みたいだね。宇都宮でもセリ鍋を食べる習慣あるの?
女将:セリ鍋は食べないわね。でも市場では根付きで売ってるわよ。
私 :実はさぁ。仙台にセリ鍋食べに行く計画だったんだけど雪で断念して宇都宮に居る訳なんです。
女将:残念ね。それなら、セリを召し上がれ。
かつお節と一緒にセリの葉と根をシャクシャクいただきます。香りが良いな。エグ味が良いな。やっぱセリって好きだなぁ~♪
5皿目は"納豆しのだ揚"。巾着納豆なんだけど、薄揚げがパリパリに揚げられてて食感よし。まさに糸引く美味しさです。糸を引いてるのは納豆だけかと思ってたけど、なんとチーズまで居りよる。芸が細かいねぇ。
6皿目は"かぶ浅づけ"。寒い季節ゆえ甘みが強く感じられて◎。赤いのもあったので「宇都宮って赤カブも作ってるの?飛騨高山みたいじゃん」と女将に問うと「あ~、それは大根漬。らっきょ漬に使う赤酢で大根を漬けた色なの」と見事な肩透かし。美味しいからまぁいっか。
最後は"メンチ"。いびつな形のメンチカツ。揚げ立てジュウジュウのメンチカツ。挽き肉も粗く不揃いで手作り感がいい感じ。何回も咀嚼して染み出る肉汁を味わいます。
他にも名物の"きのこ鍋"や見事な盛付の"モツ煮"が食べたかったけど、お腹いっぱいで今宵はギブアップ。次回に持ち越しです。庄助の前に餃子屋3軒を巡ったのが敗因ですな。
庄助は2018年に大将が亡くなってから刺身の取扱いを控えてるようだけど、なんのなんの刺身なんぞ無くても個々の料理が自家製オリジナルを主張してて素晴らしい。もとより栃木は海なし県なので、無理してマグロを用意しなくてもお姉さま達との会話で心がほっこり暖まります。
北関東は乾燥して寒いけど、底冷えを癒やす良店が宇都宮には健在です。ご馳走さま。
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お通し<しもつかれ>,ののひろみそ,柚子みそ,セリお浸し,
納豆しのだ揚,かぶ浅づけ,メンチ