青い海、青い空、青い部屋！ 素晴らしき下田のサントリーニ！ : Ｈｏｔｅｌ　Ｓｅａ　Ｓｈｅｌｌ

保養施設のような外観、しかし扉を開けると別世界！

ゲストルームは目の覚める純白、鮮やかなエメラルドグリーンと紺碧の青のコントラストは、下田のサントリーニかシシリーか！？
温泉は源泉掛け流し シェフ自慢の料理と オーベルジュとしてもレビューの価値ある、口コミ０の 隠れた名リゾートホテル！っス〜！
　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

あ〜 びっくりした。
ベルばらにあんなに食いつかれると思わなかった(笑)

河津バガテル公園を後に 一路下田を目指す、ハイ！自分っス！チャラ猫っス！！
でももう夕方、今夜の宿に直行っス。

カタログを見てみると、結構良さげなココんち。
で、食べログってみると・・・口コミ０！(笑)

マジかよ、まさかペンションに毛が生えたくらいのとこじゃね〜だろな？

・・・でもなんか「来る」ものがあってここに決定。
ってか、口コミ０が気に入った！(笑)
相変わらず、人の行かないとこばっかり行く ネコのスタンス・・・

地中海をイメージしたスイートルームがホテルサイドのイチオシみたい。
でも一番人気は海をテーマにした マリン風のアクセントがきいたウッドフロアと木製の天井の客室らしい。

食べログ的に面白いのは、一番人気の部屋か、スイートルームか・・・
どっちにしようか悩んだ挙句、やっぱレビュー上げんならココんちのイチオシの部屋ってことで！

1泊2食付 オーシャンビュープラン　エグゼクティブスイート Santorini(サントリーニ)2階A室 半露天温泉風呂付
￥30,240〜￥44,280(季節変動有り)

東伊豆道路を 河津から下田へ向かう途中、下田プリンスホテルが見えたら次の三叉路右に・・・

ええっとこの酒屋の角を・・・まさかこの路地の向こう？
あり？
元に戻って東伊豆道路、白浜神社の前。ハイやり直し！

酒屋の角に戻って、ココだよ！看板あるもん。
え？
この角 曲がんの！？・・・マジかよ・・・

坂が急！急すぎ！！
ランボルギーニじゃ無理っスね・・・
やっと見えた 坂の上・・・え？アレ？・・・どっかの保養所？

ってなわけで、フロントに到着した 夕方 17：30。

広いサンデッキに専用プール。
パームツリーが潮風に吹かれ、改めて近くから見ると・・・結構いい感じ？

張り出しの大きい庇をくぐってホテルのロビーへ。
フロントもマリンをイメージしたデザインでリゾートホテルってか、むしろ 別荘に来たって感じ。

ん、ルームキーに宝貝。
こういうのって、ペンション匂が そこはかとなく・・・
いや、ペンションってオーナー様に泊めていただいてる的な お呼ばれ感がどうもな〜(先入観です)

フロント後ろの階段・・・この館内の作り、ペンションってか、どう見たって元保養所(笑)

そこはかとなく漂う やっちまった感・・・^_^;

とってつけた感満載のドアを開けると・・・


・・・しばし絶句・・・

青い・・・部屋が青と白２色っきり。
青と白のコントラストが目に眩しい〜〜！

大きな窓から見える海は エメラルドグリーン！ココはサントリーニかシシリーか！

写真で見た通りのビジュアルがそこに！！

チャラ猫の泊まった2-A室(サントリーニ)は、ギリシャのサントリーニ島をモチーフにする オーシャンビューの５０平米。
チャラ猫ん家の LDKと大きさほぼ同じ(笑)

しかも、海を望む 貸切半露天温泉風呂付きっス！

冷蔵庫や洗濯機も付いてるのは、泳いだり サーフィンの後には嬉しいっスね。
ついでに無料Wi-Fiも付いてる。

いや・・・コレったら、マジ、パネエ！！

大体 写真と違うのがデフォのホテルの写真(イメージです)だけど(笑)、全く写真そのままの世界っス〜。

こうなると俄然テンション上がって館内探索。

リゾートホテルってことで部屋数は少なめの総部屋数 8室、ちなみに洋室だけ。

フロント横には 食堂ってか リビングだな。滞在中の食事はココで。
屋外プール(季節限定)、海を望むテラス付き。

テラスでドリンクを楽しんだり、プールサイドでくつろげる・・・チョットくつろいでみた。
タバコはここでね。

ココんちの温泉は、下田温泉 温泉掛け流しで、内湯以外にも浴場(外湯)が二つ。

｢SATAR」
洞窟風の内湯は ギリシャのミコノス島をイメージ。
湯船の扉を抜けた先には、星空を見上げることのできる寝湯スペース！

｢SAKURA」
客船キャビンをイメージした露天風呂って事っス。
のぞき窓を開けると、早春に咲く白浜桜 河津桜を、夏には高根山の雄大な景色が堪能できる。

惜しかったのは、スイート宿泊者は、貸切露天風呂が利用できない・・・　
利用時間は１５時から翌日９時半までなので 出来れば夜遅くでもいいから、スイート含む全客室宿泊者利用可にしてもらうと、もっといい！

館内探索を終えると、そろそろ夕食の時間。
食事はリビングで、開始時間は部屋ごとに選べるっス、ネコは18:30。

部屋ごとにテーブルが分けてある、ネコの席は 窓際。
ココがスイートの指定席らしいっス。

夕食はフレンチ、今日のメニューは

◇Amuse◇前菜　枝豆のムース
　　　　　 金目鯛と飛魚のマリネと共に

金目鯛が んまいのはさすが下田。
それよっか 飛魚が脂のりよく旨味たっぷりなのが驚いた！
マリネのソースが別添えなのも、好みで味を変えられ面白い趣向！

ムースは空気の含ませ方が絶妙に上手い。
すり流しか、舌触りが滑らかで 重過ぎない、軽快感があってイイ！

こりゃ このアミューズなら
ハウスワインを注文せずにいられない！

ワインはチリワイン、多分コノスル・・・だと思う(笑)

次は
◇Friture◇揚げ物・鱚・空豆・明日葉・しめじ

今日は キスと地野菜の天ぷら。

キスがやや油切れ悪く感じるっス、ちょっと惜しかった。
地野菜、中でもそら豆が絶品！
皮は瑞々しく、中がホロホロ甘いっス〜！

◇Poissons◇魚料理・ブイヤベース　ガーリックトースト付き

一人前づつ供される、いわゆる旅館チックな こういう演出が好きな人はいるかもな。
鉄鍋の中は、ムール貝、ジャガイモ、海老、貝柱、白身魚。

トマトベースのややピリ辛、カイエンペッパーが効いてる。

エビの味が前に出るのは好みが分かれるっスね。
後 べースのフォンがやや弱含みかな？

個人的には ディッシュ(皿)提供のが、ココんちの雰囲気壊さないと思う。

◇Viandes◇国産牛グリル　赤ワインソース地野菜と共に
あんまり期待してなかったけど コレが今日の白眉！

赤身の牛肉は、筋切りした様に柔らかく、でもしっかり噛み応えがあって、噛むと肉汁滴ってジューシー！
レモンバターとワインベースのオリジナルソースとの相性抜群で、思いっきり絡めて頂きたい。

地野菜は、エリンギ、黄色ズッキーニ、トマトにナス。
野菜の甘さが、よく感じられるけど ソースが絶品！やっぱ絡めると んまさが引き立つ！

◇ご飯＆椀物
やっぱ、御飯は硬めがイイ！
ちょうどいい硬さの炊き上がり、米が立ってるもの！

それにしても、なんでご飯？
パンであってもいいと思うけど・・・仕方ないか。ホテルでパン焼くのなんて出来っこないからな。


◇Dessert◇デザート・クレープブリュレ＆イチゴのジェラート

夜、陽が落ちるとウッドデッキに火が灯る。
それをバックにデザートっス。

ブリュレがちょっと変わって面白い食感。
食感は硬め。でもパンナコッタみたいな 焼きプリンみたいな舌触りがまろやか。

イチゴのジェラートも凝った作り！一見、饅頭かと思った！！

ホテルの料理といやそれなり感が拭えないトコがほとんどだけど、オーベルジュとしても評価していいくらい！
リゾートホテルの、料理レベルを超えてるっス。

佐藤昌一氏、
才気溢れるシェフとみた！

部屋に戻ってさあ温泉。内風呂も源泉掛け流しの温泉らしい。

バスタブが、足付きってのがまたリゾート感を増してんのな。
なんかね、こういうバスタブに入ってる湯が温泉ってのも・・・なんかすげー贅沢な感じ。独り占め感 満点でさ！

ベッドは、ダブルが二つ。スイートは、本来なら四人部屋。
やっぱ、この色がいいやね、部屋に合わせて青白のツートンカラー。

ダブルサイズのベッドはマットが高くて、クッション、ホールド性は見た目より良い！
つまり、二人で乗っても大丈夫(笑)


翌朝。
ん、目の前が白い？
床が青い？
あ、サントリーニに来てんのね、いや白浜か(笑)
やっぱいいわ、この部屋は。

朝食はやはりラウンジで。
やっぱ 時間も選べます。で 今、朝8時。

朝食メニューは
◇鯖の一夜干し
◇出し巻き卵・蒸し地野菜
◇小鉢・鶏団子と野菜の煮物・しらすおろし
◇金平・香の物・昆布の佃煮
◇ご飯・味噌汁
◇ヨーグルト・ソフトドリンク(オレンジジュース)
と、贅沢っスね〜。
ホテルのスタイルを考えるとフレンチとかでもいいと思っスけど、宿泊客の要望なんだろね。

鯖がんまいな！
自前じゃないと思うがさすが伊豆っス。

面白いのが味噌汁の味噌。
白味噌だけど、独特の乳脂肪感を感じるっス。
野菜に添えられた味噌も同じ味、これが伊豆味噌？

鶏団子、野菜の煮物は薄味仕立て。
鶏団子はしんじょみたいでほろほろ柔らか。

昆布の佃煮、お！アサリが入ってる。嬉しい箸休め。

ご飯がやや硬め、ピシッと立ってやっぱ んまいっ。
特に和食だと、んまさが際立つ！！
多分お代わりしたら貰えると思う。

ただ、だし巻きは甘口、このシェフにしては珍しい味付けだと感じる。
やっぱ、フレンチが得意なんじゃないかな？

いっそ、朝食もフレンチでもいいんじゃない！？

朝食後に少し散策する時間がありそう。
浜まで降りてみる。白浜海岸の白い砂浜まで徒歩わずか4分。

来る時見た東伊豆道路沿いの白浜神社、赤の鳥居が眩しいっス。
我輩は猫である。どういうわけか神社仏閣神域にいると具合が悪くなる体質 、化け猫 早々に退散。

神社の脇から直ぐ 浜に出られっス。
プライベートビーチっぽいのがいい。

時間が来たのでホテルに戻るっス。

ワイン込みで支払いは
2名で約¥68,100 だった。

この部屋、この料理を考えると C・Pは高い！

今回はスイートだったけど 予算に合わせてどの部屋をチョイスしても満足できるっしょ！

聞けば、某時計メーカーの保養所だったらしい。
だから、保養所感が漂ってんのね。

しかし、ココんちの良いトコは今でもさらに進化中！
利用出来なかった浴室は 去年、そして今年は、フロント改築。

チャラ猫が行った時アプローチ周りの施工打合せ中。
今後、外観もリニューアルされるんだろな。

サービスは フレンドリーだけど、凡庸とも言えるし 友人宅に来たようにアットホームともいえる。
でもペンションみたいな泊まらせて貰ってる感皆無、それでいて都会的な距離感が嬉しい。

さらに外観 サービス含めた進化途中、これでやや残念な外観が整ったら、大オススメのリゾートホテルと云える。

いや、今時点でも、部屋、食事はわざわざ訪れる価値あると思う。
隠れた穴場リゾートホテル！

泊まると言うより、寛ぐ、そして雰囲気込みで味わうホテルと言ってもいい。

今年の夏は、下田に地中海の風と海を感じに行ってみるってど〜よ！？