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店名 |
カブスター(cubstar)
|
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ジャンル | カフェ、バー、パン |
予約・ お問い合わせ |
0558-27-3225 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
国道136号線下田メディカルセンター前交差点を県道117号線に左折し 伊豆急下田駅から743m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
15席 (テーブル10席、カウンター5席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 cubstarの隣に3台 |
空間・設備 | カウンター席あり、スポーツ観戦可 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | ペット可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2010年6月5日 |
備考 |
【東京都世田谷区駒沢1-4-7から移転】 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2020年1月1日18:00到着。令和2年最初のレビューである。
元日の下田は夜が早い。一部の居酒屋、焼き肉屋、海鮮料理のチェーン店、後はマクドナルド程度の店が、ポツリ、ポツリと営業している程度だ。正月の夜は静かに更ける。さすがに気の利いたレストランは開いていないと思いきや、この『cubstar』は開いていたのだ。町の南西隅の方、キリスト教下田教会の向かいに、暗闇に灯る灯台のように店はあった。
ヤギ髭の若そうな店主が一人で切り盛りしている。店内は奥の厨房前にカウンター席。椅子は5つあるが、4人程度が掛けると一杯になりそうだ。隅には子供用の椅子が置いてあるので、家族客も来る店らしい。窓側に6人掛けのテーブル一つ、4人掛けのテーブル一つ。他に客はいなかったが、我々は4人掛けに座った。フロリダあたりを連想させるような内装である。
連れ2人は、ライスと肉、サラダの載ったワンプレートのメニューを各々注文。私はと言えば、パスタメニューから『厚切りベーコンとしめじのジェノベーゼ』(1150円)をメインに注文する。他には黒板にある本日のおすすめメニューから、ピザ『クアトロフォルマッジ』(1250円)を注文してシェアする事とした。ドリンクは『ピンクレモネードソーダ』(600円)をいただく事にする。
各々バラバラのメニューを注文しており、店主一人のキャパでは時間がかかるのではないかと思っていたので、先に出されたピンクレモネードソーダの甘くもビターな味を楽しみながら、ゆったり構えていたのであるが、矢継ぎ早に料理が出されたのには驚いた。我々以外に客がいなかったせいかも知れないが、まず『やるな』と思わせる展開だ。
まず、先に出されたピザ『クアトロフォルマッジ』からいただく。4種のチーズがたっぷり掛かり、お好みでかける蜂蜜が付いているのだが、一切れはそのまま食す。チーズの風味がダイレクトに伝わりトロリと旨い。二切れ目は蜂蜜をかけていただく。折り重なるチーズの塩味に、蜂蜜の渋い甘さが加味されて、これまた旨いのだ。よく、しょっぱいものに甘いものを合わせる行為を邪道などと言う者がいるが、偏見である。上質なチーズの塩味と蜂蜜の持つ大人の甘さは、両者を引き立て相乗効果を生み出す名コンビなのだ。
そして、次には『厚切りベーコンとしめじのジェノベーゼ』である。皿が置かれた瞬間に香るバジルの良きこと。麺は程好くアルデンテ。一人で他の料理もこなしながら、このタイミングで良い状態のパスタを出してくるとは、2度目の『やるな』である。パスタなので少し上品な盛り付けなのかと思ったらとんでもない。結構ボリュームはある。その上で見た目に存在感を放つ厚切りベーコンとしめじも、また結構な量なのだ。家で作る時に、原価など気にせずに贅沢に入れてしまう感じの盛りである。大丈夫なのか?いや、こちらとしては大歓迎なのだが。
同行者一人が食べきれないと言うので、サラダを手助けしたのだが、こちらの葉物野菜もなかなか瑞々しかった。クレソンは苦みも無く上質であったが、どうやら下田の地物らしい。いや満足。元日の夜の外食には、正直あまり期待していなかったのだが、まったくの嬉しい誤算であった。この店は、ソフトドリンクもアルコールドリンクも種類豊富なので、レストランとしてもカフェとしても、色々楽しみ方の幅が広そうな良店である。会計を済ませ、「美味しかった」と礼を述べ、店を出る。さて、宿に帰って温泉に浸かるか。