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店名 |
むさし
|
---|---|
ジャンル | うどん、そば |
予約・ お問い合わせ |
0558-22-0934 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
伊豆急下田駅下車 徒歩3分 伊豆急下田駅から155m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
46席 (テーブル 18席、座敷 28席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
駐車場 |
有 5台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1915年 |
備考 |
創業大正四年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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[静岡県下田市]
2019/6/22(土)
伊豆急下田駅の南方、中心街(一丁目)にあるうどん店。
西伊豆名物の「潮かつおうどん」目当てで訪れた。
場所は… 駅を出て正面、マクドナルドの角を右へ。「下田駅南」の信号で国道を渡り、川をまたいで町中に入る。
そのまま突き当たりまで進み、左側に見えてくる。
伊豆急下田駅から徒歩4分。駐車場5台。火曜定休。
木曜~日曜は夜遅くまで営業。特に金土は24時まで。
お店側の記載によれば 1911(明治44)年創業、下田で最も古くからある蕎麦店だという。
「むさし」と大きく記された看板、その少し時代がかったフォントもたまらない。
武蔵国の八王子から来たうどん職人が、下田に定住して始めた店だとか。
入口では大きな狸とみかんがお出迎え。
みかんは地元で採れたもので、大玉1個100円で販売中~
客席は 2人掛けテーブル×1卓、8人掛け×2卓、小上がり4人卓×7。
全席禁煙。BGMは何故かジャズ。
古民家風の店内、店員さんは国際的な感じ。雰囲気的にはフィリピンの方かな?
たまたまかもしれないが、客層は女性が多い様子だ。
お品書きの一部を紹介すると…
〔うどん〕細うどん、天ざるうどん、カレーうどん、鍋焼きうどん
〔蕎麦〕 天城そば(生わさび付きざるそば)、納豆そば
〔丼〕 さざえ丼、肉丼
天城産の生わさび、平打のような細うどん、
漁師町らしい「さざえ丼」など、下田らしさが感じられるラインナップ。
お茶が非常に美しいグリーン色で、静岡県に来たんだな~と実感。
さらにお通しとして、切り昆布と椎茸をマヨネーズで合えた一品が供される。
出汁を取ったあとの有効利用だと思うが、濃い味で美味しく、上手い活用だと思った。
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■冷やかけおろし・潮かつおうどん(¥900)
西伊豆の伝統食品・潮かつおを乗せた手打ちうどん。
潮かつおというのは、西伊豆の田子で造られる、カツオの塩蔵品。
カツオ内臓の塩辛は「酒盗」として全国的に知られるが、こちらはカツオの身を使うのが特徴。
ハレの食として、地元家庭では正月に供される。
私は沼津の海鮮料理店で、一度だけ食べたことがあったが、うどんの具として食べるのは初めて。
冷たいかけうどんの上に、細かく刻んだ潮かつお・アオサ・温泉卵・天かす・大根おろしをトッピング。
底には少量のタレが入っており、これを混ぜ混ぜして食す趣向。
潮かつおの量はそれほど多くないが、独特の塩辛香がある。
うどんの茹で具合は、やや柔らかめ。
全体的に味が薄いので、卓上にある「ダッタン蕎麦のふりかけ」を振り掛けることで、
カリカリした食感と、適度な塩味がプラスされ、味わいのバランスも良くなると思う。
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店員のおばちゃんは多忙ながらもマイペースな接客で、それがまた伊豆らしさを醸している。
夜営業は、店主が気が向いたら、やるんだとか…
ちなみに、お土産として販売している「自家製いか塩辛」が絶品とのこと。
私は荷物の関係で見送ったが、購入した知人たちが絶賛していた。
西伊豆のスローフードを、気軽に体験できる点で貴重なお店。
機会があれば是非。