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食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
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しげさんの他のお店の口コミ
店名 |
小川家(おがわや)
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受賞・選出歴 |
うなぎ 百名店 2022 選出店
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うなぎ 百名店 2018 選出店
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ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
0558-22-0365 |
予約可否 |
予約可 当日予約は困難 |
住所 | |
交通手段 |
伊豆急下田駅から721m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
※事前に電話で頼めばテイクアウト可能 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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伊豆急下田駅から徒歩15分程度のところにこの店がある。
12月の下旬頃、嫁さんと伊豆へ一泊二日の旅行に行くことに。下田に一泊して、伊豆半島の中央を縦断しながら帰路に着こうという計画を立て、出掛けることにした。朝一に出掛ければ、昼頃には下田に着くはずと考え、お昼を頂く店をガイド本で物色すると、どうも静岡でも随一の鰻の美味い店があると書いてある。これははずせないなと思い、カーナビゲーションの目標として合わせたのがこの店である。
お昼過ぎ頃に、下田に到着。この店は下田駅からはそこそこ離れており、海を目の前にしたところにある。昔ながらの一軒家で、店の知名度と比較すると、佇まいはさりげない。早速、店内に入る。
平日の為か、幸いなことに、私たち以外にはいないようである。鰻に水を飲ませるための鰻だらいが店の中央に置かれており、ポタポタと雨音のような水の音が返って、静寂感を醸し出している。
うな重の竹を注文する。注文してから、40分くらいかかるとのこと。今から捌いて焼くので、どうしてもその位かかってしまうようだ。ちょっと出掛けて、40分後くらいに帰ってくるでも良いみたいだが、水の音も中々、心地良いし、お茶も急須ごと置いていってくれている。折角だから、茶でもしばきながら、待つことにした。
暇なので、店にあるパンフレットを覗く。元々は野田岩ゆかりの味を受け継ぐ店とのことだが、二・二六事件を機に日本橋から下田へと移住してきたとのこと。二・二六事件といえば、昭和初期の歴史的な事件であり、色々と歴史の物思いに耽ってしまう。
40分後、お待ちかねのうな重が出来上がる。重箱を開けると、炭の香りが強く鼻を抜ける。じっくりと炭火で焼かれており、そうそう簡単には香りは飛ぶ筈も無いのであろう。もったいないので、いつもよりやや小さめに切り分けながら頂くことにする。口に含むと、脂臭さがなく、淡白で白身の味を感じる。ホロホロと身が口の中で崩れ、うな重のタレと相まって、程よい甘さを感じる。甘さはくどくは無く、ほのかに甘い程度で自然である。
今まで食べていたウナギの多くが、いかにウナギの脂とタレの甘辛さだけの乱暴な味で食べていたことが良く解った。本来、うなぎとは、ほのかな味わいを楽しむものなんだなぁと感銘を受けた。
40分と結構待つのは仕方が無い。それなりに手間がかかっている。水の音が醸す静寂感を楽しむも良し、出掛けて下田の歴史に触れるも良し、時間を上手く使うことが肝要かなと思える。待つ甲斐があるうな重である。