不思議な現象続々？！あの『まさごグループ』が、マクロビを始めたっ？！ : BEPPIN食堂

富士市入山瀬にあった【まさご食堂】が閉店改装して、１～２ヶ月。

『大とんてき』やら『炙りチャーシューのこってりラーメン』が人気だった【まさご食堂】はすっかりオシャレにリニューアルされ、１１月１１日野菜たっぷりのヘルシーメニューを扱う【BEPPIN食堂】としてオープンした。


とにかくびっくりしたのは、その人気ぶりである。


新し物好きの県民性がある事はあるのだが…所詮富士市である（失礼）ので、混んでいると云っても通常はそれ程でもない…はず。

大安売りをしている訳でもなく、イベントを企画してる訳でもないのだが、開店時間にはおよそ５０人もの人だかりが出来ていた。


国道沿いの目立つ場所というのも手伝って、道行くドライバーが（何事だ？！）という表情を浮かべて、物珍しそうにこの光景を眺めて通り過ぎていく。


私たちは開店時間を間違って（食べログには１１時となっていたが、本当は１１時半オープンだった）早く着いてしまったのだが、予期しなかったこの光景に暫し唖然とする…。

間違った時間は、結果オーライとなった。


何故かウエイティングボードは外に出されておらず、駐車場に車が入って来るのを準備中の店内から見かけたスタッフがリストを持って名前と人数を聞きに走って来ていた。
しかし、開店１０分前になるとスタッフは一切出て来ず、反対に痺れを切らした来店者が不安を覚え単身店内に乗り込むという、変な現象も起きていた。

開店と同時に名前を呼ばれる…ケガの功名、一番乗り（笑）

料理の提供の遅さが懸念されたので、待ち時間の３０分有効活用しスタッフの方からメニューをお借りしてオーダーを決めていた私たちは、着席と同時にオーダーを通す。

しかし盛況ぶりにも関わらず、他のテーブルへの料理提供速度を見てもそれ程の遅さは感じなかった。

料理の食材の説明も丁寧で、行き届いたスタッフへの教育も好感が持てた。


畑のお肉のから揚げてりてりソース仕立て　１２８０円
野菜MAXカレー　１２８０円

ドリンクとして
イキイキドリンク黒酢ぶどう＆ベリーミックス　炭酸割り　４００円
ローズヒップティー　２５０円

デザートとして
フルーツミニパフェ　３５０円
にんじんとオレンジのパウンドケーキ　４５０円


店内は、古い日活の映画ポスターが貼られたレトロな昭和イメージの【まさご食堂】から一変！
白を基調とした、ポップでキュートないかにも女子受けしそうな店内に変わっていた。

女子受けしそうなのは、店の作りだけではない。

メニューはマクロビ枠を超えた『野菜満載Saiフード』を提唱する新進気鋭の料理家『廣瀬ちえ氏』のメニューを実践しているらしい。

ちなみに店名の【BEPPIN食堂】は、廣瀬氏の著書の題名となっている。


食材は地元富士富士宮のブランドを使い、有名どころでは『富士の鶏』『長谷川農園のマッシュルーム』等。
パンは私も好きな【ベッカライヤキチ】、ジェラートは【土井ファーム】のものを使用。

（お～、規模が小さくとも誠実処の起用。この辺のチョイスもなかなか。流石は地元の人気グループ店の経営だ）…と感心。


メニューには、お肉を使ったものと『ベジタブル』メニューがあり、『V』が付いたメニューがマクロビ系。

たっぷり新鮮お野菜の提供は静岡では『タイタグループ』さんが得意とする所だが、此方も有機人参や赤からし菜等をたっぷり使ったグリーンサラダ。

ドレッシングも自家製で『豆乳のシーザードレッシング』『ゴマの和風ドレッシング』の２種が用意され、紅茶とともに出されたシュガーもオーガニックシュガー。
野菜たっぷりのスープもシイタケの軸で出汁をとっているのでは無いかと…。

細かい調味料類にも気を配って厳選しているようです。


さて、今回チョイスした『畑のお肉テリ』を始め、『野菜MAXカレー』にも全くお肉は使用されていないベジタブルメニュー。

味は…普通に『鶏から揚げの甘酢あんかけ』と『挽肉のキーマカレー』と言っても納得してしまう『お肉風の風味』(@_@)！。


その味は是非、ご自身が体験してみてください。

「お～！！お肉だ！」ときっと思う筈です。


ボリュームもあり、男性が食べても満足感が得られそうな量がありますが…
やはり【まさご食堂】ファンだった方には、ちょっと残念な『まさごグループ』の新チャレンジ…かな（笑）

　　(=^・^=)ノ♪