大井川鉄道の駅弁　　駅弁で静岡を味わう : プラザロコ

機関車トーマス号や寸又峡の「夢の吊橋」（あるサイトによると「世界の絶景吊橋ベスト１０に入ってます）で有名な大井川鉄道。数年ぶりに再訪です。
前回は接岨峡温泉へのルートで有名なアプト式鉄道に乗車しにいったのですが、今回はその手前で降りて寸又峡の夢の吊橋へ。（寸又峡へは列車&バスのフリー切符があります）
駅目の前の大鉄経営かな？土産屋でお弁当を買って乗り込みますこちらの建物内にSLと客車が。さらには機関車トーマスのグッズが沢山売ってて驚きました。


・特選幕の内弁当　　1,150（税込）
・大井川ふるさと弁当　1,080（税込）
・機関車トーマスの緑茶　160円位

当初はSL車内で食べる予定でしたが、曇りとはいえ景色を見てたら食べ損ねて･･･
（乗車1時間くらいでしたしね）なので、目的地の寸又峡について外で食べました。


特選幕の内は私が。黒はんぺんフライ、桜海老の佃煮、たらの芽の天ぷら、魚のフライ、鶏肉だったかな。わさび漬、抹茶わらびもちけなど色々ちょっとづつ入ってました。静岡の名物を集めたお弁当という感じで好感が持てましたね。わさび漬けも個別パックになってて、香りと辛味が飛ばないのがいい。（静岡のわさび漬けの会社でした）
全体的な印象で味も悪くないかと。また、駅弁としてのポイントは縦にしてもおかずが混ざり難い。液漏れもしにくい。常温で食べても美味しい。ごはんもボロボロ崩れたり、ベショベショしてない。
そして掛け紙。その土地の名物が詰まってる。うん、久しぶりに「駅弁らしい駅弁」に会えたと思い嬉しく思いました。


大井川ふるさと弁当　1,080（税込）
一番人気と書いてました。彼氏が購入。
お店で購入時は「単なるおにぎり弁当じゃん」と思いました。
大き目のおにぎり2個と野菜中心の煮物、海老の佃煮、鶏から揚げのお弁当でちょっと高いなと思ったのですが･･･これ、写真だけだと非常にわかり難いのですが、笹の葉の奥に縦に岩魚の甘露煮1匹入ってます。
うん、いかにも山を走る列車の駅弁って感じでイイナと思いました。
ちなみにこちらのお弁当には絵葉書がついていたこと、そして蓋に静岡の方言がかかれて楽しめました。

・トーマスパッケージの緑茶。
普通のお茶もあったけど、値段が同じだったかな。だったらね、折角だから＾＾


こちらの売店でとてもよいなと思ったこと。
それはお弁当の販売コーナーで全ての商品に写真があるのは勿論ですが、各弁当に全てのおかずの中身とアレルギー対応の表が表示してあることが大変よいなと思ったことです。
駅弁の写真はよくみかけますが、全てのおかずがわかりやすく書いてあったり、さらにアレルギー表示まで大きく表示しているのはとても好感が持てたことです。

他には･･･静岡のお土産は勿論、ワンカップ、地ビールもありましたよ。ちなみにワンカップはSLのデザインじゃなかったかな？
個人的にはビールを飲むかなやみましたが、吊橋渡るのに酔っ払って落ちてもね･･･サスペンス劇場やるつもりないんで････。

あと、瓶ビールですがSLの客車には栓抜きがついてます。（売店の人にも確認したし、自分の乗った車輌にはついてた）ただ、普通車にはどうだったか･･･。（古い車輌には栓抜きがついてたんですよ。っていつの時代だよ･･･。ああ、私のうまれる前に製造された車輌の話ですよ、一応言っておきますけど！）
それと別にSLには車内販売が乗車しますので、ビールも売ってます。また、車内限定のSL瓶の日本酒もお土産用に売ってます。車掌の制服をきた女性の方が車内を回ってハーモニカを吹いたり、撮影（無料）だったりと観光列車としても面白かったですね。

ちなみに私たちは大鉄にある一番古い現役車輌に乗れました。かなりのレトロ感ですが、現役で扇風機が回ってたり、窓を開けっ放しでの走行（車内アナウンスで窓は開けといてとアナウンスあり）でしたので、外の空気を感じれてよかったです。
あ、SLですので石炭ですが･･･現在使用してる石炭はあまり煙の出ないものだそうです。でも、やっぱり細かな石炭の粒みたいなのは少し入りますけど私はそう気になりませんでした。

今回は生憎の曇りでしたが、それでも十分に楽しめましたね。
次回は再びアプト式電車に乗って寸又峡を車内から見下ろす旅に行きたいです（これ本当、晴れてたら絶景なポイントがありまして。今でも忘れれないんですよね。寸又峡へ行く為に乗り換えナシでしたので、アプトラインに乗りませんでしたけど）
また駅弁を買って列車と沿線の旅を楽しみに行きたいと思いました＾＾