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食べログ スイーツ EAST 百名店 2023 選出店
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店名 |
アボンドンス
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ジャンル | ケーキ、マカロン |
予約・ お問い合わせ |
053-473-8400 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
<バス> 助信駅から1,268m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
(販売のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 5台 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2002年7月14日 |
初投稿者 |
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浜松にも美味しいスイーツのお店があるらしく、足を延ばしてやってきました。
シンプルな外観にシンプルな内装。
その割に並んでいるスイーツ一つ一つは趣向を凝らした美しいものばかりのように見えます。
オーナーはどうもフランス人だそうで、最近日本人のパティシエが目立つこの業界にあっては比較的珍しい存在かも。
シャルロットショコラ(605円)、メディシス(605円)、シュープレーム(508円)を購入してみました。
シャルロットショコラはスフレ状の生地を器状に象り、そこにチョコレートクリームを流し込むというシンプルな構成ですが、チョコレートは良いものを使っているのか、何だかこのシンプルさが逆に食べる者の心を捉えるものがあります。
シャルロットとは女性を意味する言葉だったかと思いますが、見た目にも美しいガトーは正に一本芯の通った女性の如し。
シュープレームはほぼバニラビーンズの入ったカスタードクリームで出来ていて、円柱状の部分は一番上と一番下以外は基本カスタードオンリー。
周りにナッツの粉末か何かをまとってはいますが、カスタード単体でしっかり形を保っているスイーツ。
カスタードはあくまで何かの補助的にしか思っていなかった私には、このカスタードそのものが屹立している姿は新鮮です。
かと言ってカスタードが決して硬くなっているわけでもなく、食べてみるとフンワリと柔らかく軽い口どけのカスタード。
これはお店の一番人気だそうですが、これは納得。
メディシスは周りをナッツ入りのチョコレートで覆っていて、中は何層かの積層構造。
土台の薄い生地の上に比較的柔らかいキャラメルのペースト、その上にマスカルポーネ、コーヒーを染み込ませたのかと思われるカステラ状の生地が交互に重なっていました。
マスカルポーネの仄かな酸味とコーヒーの微かな苦味、キャラメルの深い甘みの組み合わせがかなり絶妙。
これもかなり気に入りました。
そしてこれらのスイーツに共通する特徴と言って良いのか、どれも色んな意味で軽いのです。
物理的な意味だと、日本でこの手のスイーツのお店で3〜4個購入すると大抵そこそこズッシリとくるものですが、これは店員さんが何か入れ忘れたのかと不安になるくらいに軽々としたスイーツ。
もう一つは食べた時の食感という意味においても、ライトというか、一つ二つ食べても全く重く感じられないのです。
最近ではオーボンヴュータンやシャンドゥリエなどのような、トラディショナルでズッシリくるような古典的なフランス菓子を好むようになってきた私としては、これはある意味逆行するような流れのようにも思えます。
でもその一方で、巷に溢れる日本人のパティシエが作るスイーツとは根本的な捉え方というか、スイーツに対してのスタンスが違う人の作ったこのシンプルなスイーツに対して、不思議と共鳴できるものがあり、実際に美味しいと感じたことも事実なのです。
ちょっとこの辺はなかなか言葉では表現することが難しいようにも思えますが、シンプルでありながらも素材の美味しさを大胆に表現するという、最近の複雑で難解になりつつあることが良しとされるような風潮の日本人パティシエが作るスイーツには無くなりつつある明快さが、ここには存在しているような気がするのです。
そういう意味では、こちらのスイーツとトラディショナルでズッシリくるようなスイーツとは、ある種の通底するものが存在するのかもしれません。
今回の浜松訪問では唯一と言っても良い、一度の訪問で終わらせるには惜しいお店だと思いました。