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やっぱり成生はすごいぞ!
静岡の天ぷら成生。
まったく予約が取れません(>_<)
野菜があまりにもおいしくて。
その天ぷらが食べたくて、行きたくて。
でも行けなくて。
今年からは静岡ではとても有名なソムリエールさんが
成生さんに加わりました。
それを聞けば余計に行きたくて
もだえ苦しむ毎日が続くこと幾年月。
ひょんなご縁が繋がって
今回伺うことができました。
変わらず野菜を中心とした天ぷらは絶品で
天才にい留さんとは切り口が少し違う天ぷら屋さんで
(おーい、にい留さん。天才と言ってるからね。ここしっかり読んでおいてよ!)
成生もにい留と共に、やはり天ぷら屋さんとしては特別なお店です。
大将の志村さんの
穏やかで包み込むような優しい笑顔も
私達の幸福感を倍増させてくれますが、
ソムリエールの中川さんが加わって
ワイン好きな私には余計にスペシャルなお店になりました。
この日、地元のソムリエさんと飲食関係のグループがお見えでしたが
その人達は中川さんが成生に在籍することになったので
ぜひ来てみたかった、と。
彼女のワインのスキルは別格なんです、
と絶賛の嵐でした。
確かに成生さんの天ぷらと中川さんのワインのチョイス。
これはまた新しい世界。
使った金額は結構高めになってますが
その日は中川さんのワインペアリングを命がけで
飲みまくったからです。
生死をかけなければ
もう少し支払は抑えられます。
大事にしろよ、命。
次回は冬の訪問。
静岡は特に食材が揃う季節。
世界に名声を轟かす
サスエ前田魚店から入手されたお魚と
フレッシュで味がすごーく濃厚な最高の野菜。
ああ、今から待ち遠しくて
もう夜も眠れません。
昼寝しちゃおーっと^^;
静岡まで行く価値ある天ぷら。すごい!
静岡にある、全国から訪れる人気の天ぷら屋さんです。
いきなり話がそれますが
昔から私の天ぷらのごひいきと言えば
東京赤坂にある楽亭さんでした。
昔から江戸には「みかわ」や「近藤」や「はやし」という有名店がありますが
私には次元を異にする素晴らしい天ぷらが楽亭。
まったくしゃべらないご主人が
黙々と揚げる天ぷらは油を意識させない名人芸そのもので
お店も枯山水を思わせるような華美を排したシンプルな風情。
背筋を伸ばして頂く、そんな渋さがまた魅力であり
東京を代表する天ぷらの名店でした。
今から3年前、仕事中に倒れてそのまま帰らぬ人になります。
78歳。
役者が舞台で死ねれば、というような言葉そのままの生き様でした。
こんな天ぷらはもう頂けないかと
ぼんやり思っていました。
そんな心にぽっかりと空洞になっていた分野でしたが
最近和食やお寿司と肩を並べる名店が誕生しています。
この1年で名古屋のにい留さんに出会い、
直近で同じく名古屋のくすのきさんに行かせて頂き(レビューはしてません)
どちらのお店でも天ぷらの凄みを味わい、
そしてその二軒と共に全国に話題沸騰の天ぷら屋さんが成生。
にい留、くすのき、成生。
この三軒はどちらも天ぷらに向かい合うアプローチがまったく異なります。
もし野菜好きな方ならば
ここ成生の野菜の天ぷらには鳥肌立つほどの感動が待っています。
まず揚げる前に野菜についた泥を取り除く工程から始まります。
お客の目の前で泥をそぎ落とすのですよ!
通常の天ぷら屋さんならば
そういう作業は決してお客の前ではしないでしょうが
あえてそうすることが天ぷらとして頂いたときに
どういう風に作用するのか。
この後の天ぷらに変身する工程で
なるほどと腑に落ちるのであります。
フレッシュさを直前まで逃がさないという哲学。
ただ泥にまみれているのではなく
山で育ったエネルギッシュで生命力にあふれている野菜の数々。
それらを揚げた瞬間に
大地のチカラを天ぷらの中に閉じ込めたような、
口に入れて噛んだ途端に
エネルギーがあふれ出るような野菜のパワーを
ここ成生というお店で味わえます。
レンコン、ごぼう、たけのこ、新玉ねぎ、安穏芋。
出される野菜が日本古来では元来こういう味だったんだと思い知らされるよう。
これまで頂いた野菜は一体なんだったのか。
野菜は肉や魚と遜色ないごちそうだったと実感させられます。
また静岡で営業されている強みが
富士山と大井川と駿河湾に囲まれている地の利です。
山と川と海の極上の素材。
お魚もとてもいい。
白魚とは思えないような肉厚で太い白魚や、
身のしまったひらめ。
河豚の白子は甘みと旨みが際立ちます。
素材の個性が天ぷらという技法でより浮かび上がる、
そんな素晴らしいお店でした。
そうそう、最後にチョイスするのが天丼か天バラか天茶。
私は天丼を選びましたが、
これが目を見張る絶品(@_@)
どこで頂く天丼も
必ずご飯に油が回ってベチャーっとしてしまいます。
成生はまったく違う次元!
完全にかき上げが油を包み込み
しかもそのかき上げはフワッフワでサックサク。
それでいてかき上げに包み込まれたネタは新鮮でプリップリ。
かき上げの中でフワフワとサクサクとプリプリが共存し、
油をご飯の上に落としません。
ベチャーっという食感が皆無。
ああ、天丼とはこうあるべきなのか。
天丼のお見本というべき素晴らしい一品でした。
静岡は中々縁遠い場所ではありますが、
成生、ここだけを目指してゆくにしても
とても感動に残る旅になりそうです。
今度はいつ訪問できるのか。
カウンター7席ははるか先まで予約で埋まっています。
席の確保は至難のワザです!
実際私も、8月のとある土曜が満席で予約が叶いませんでした。
油で揚げる作業が素材の味を強調する。
油で揚げることによって
素材の持つ個性をより引き出させる。
天ぷらの世界は奥深い。
お連れ頂いた名古屋の仲良しの友人に感謝の言葉もありません(^.^)
食の世界がまたもやぐ~んとひろがりました☆
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みつごとうさん
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店名 |
移転
てんぷら 成生(なるせ)
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受賞・選出歴 |
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店 |
ジャンル | 天ぷら |
住所 | |
交通手段 |
JR東海道線 静岡駅より徒歩約10分 新静岡駅から220m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
7席 (カウンター7席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2010年9月 |
備考 |
カウンターのみのお席でございます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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熊本豪雨のその日。
私が降り立った静岡もまた、どしゃ降りと強風。
究極の地産地消で勝負、それが成生。
しかし今日はそうもゆくまい。
残念ながら今日の仕入れは厳しかったでしょ、大将。
と、投げ掛けたらキリッとした表情で
大丈夫です!
いつもと変わらず揃いました!
凄まじい暴れん坊な天候の中でも、
市場に揚げられて豊洲に出荷する前の
今とれたての最高の鮮魚が
サスエ前田さんの全面バックアップの下、
次々と登場するのです。
おじゃましたのはお昼の部でしたが
直前に仕入れた野菜も魚も目の前で一からさばいて
新鮮さそのものが天ぷらに揚げられて
堂々3時間の宴。
飽きることも待たされることもない、
ワクワクの3時間。
ソムリエールの中川さんも
変わらずサービスが超スマート。
ワインのペアリングだけではなく
最近は日本酒好きの為に
天ぷらに合わせて日本酒ペアリング。
写真はその日の一部です。
ところで成生ファンの方々に新情報。
年末に(年越しになるかも)移転される成生。
500坪ある敷地に、
お店の屋外に薪小屋を作って
最後のご飯は薪で炊きあげるそうな。
そして敷地のどこかには
静岡ならではの茶室。
椅子に腰かける立礼(りゅうれい)式の茶室だそうで、
食事の最後はそこでお茶を頂く。
なんかお話聞くだけで心踊ります♪
といってもカウンターは7席から1席増やすだけとか。
そのカウンターの向こうには美しい庭が。
そうですか、
カウンターからは見事な庭が見えるんですね、
と目を輝かして聞くと、
大将、ニヤリと笑って
そこは締め切って庭はお見せしません。
天ぷらだけを見てもらいたいので。
しかし毎回訪問して、
大将であられる志村さんの爽やかな笑顔と
知性溢れる語り口にはホレボレ♡
あんなステキなおじさまに憧れるな~☆
いや、こんな気持ち悪いおっちゃんの発言が
お店にバレちゃったら
新店舗では薪小屋で監禁されるかも(-_-;)