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麦とろろ汁はさすがです ＃３６５
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
府中庵 待月楼
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理、郷土料理 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東海道新幹線、東海道線 静岡駅ビル内。 静岡駅から45m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥10,000～￥14,999 ￥4,000～￥4,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 |
席・設備
| 席数 |
53席 （テーブル43席、座敷10席） |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 座敷あり、バリアフリー |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 |
Suica/Toica利用可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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静岡で仕事を終えて、あとは新幹線で東京に帰るだけです。ならば静岡の美味しい料理と酒を楽しんで行こうと思いつき、駅の近くのいい店を検索。そこで見つけた「府中庵 待月楼」さんにお邪魔しました。場所は、JR静岡駅ビルであるアスティ静岡西館です。正に、新幹線改札口の向かいなので、旅行者には便利です。
静岡市の北部にあった丸子宿は東海道の旧宿場町で、名物とろろ汁で江戸時代より知られています。その地で、懐石料理ととろろ汁をメインに、1919年に創業された料亭が「待月楼」です。その「待月楼」の料理を手軽に楽しめるのように作られたのが、このお店です。
入店してみると、思ったより店内は広く、テーブル席が10卓ぐらいと、座敷席もあります。私はテーブル席に案内されました。
まずは瓶ビールと「鰹刺身」「鮎塩焼き」を注文しました。因みに「鰹刺身」は1,410円、「鮎塩焼き」は1,760円で、かなり高めの値段設定です。
まずは「鰹刺身」が提供されます。静岡らしく、刺身は厚めに切られており、やはり産地ならではの味です。皮付の刺身も美味しいです。
鮎は、近くの安倍川の鮎とのことでしたが、卓上に小さなコンロで提供されました。鮎の香ばしさと苦味は、やはり天然鮎らしい味わいです。
次に日本酒に移ります。静岡の地酒が何種類かありましたが、今夜はあまり時間が無いので、初めから大本命の「磯自慢 大吟醸純米」にしました。あと追加で「鱧落とし」をお願いしました。やはりこれも2,160円と強気の価格です。
「磯自慢大吟醸純米」は期待通りの美味しさ。酸味と旨味のバランスが絶妙で、最高の食中酒の一つだと思います。対して「鱧落とし」は、やや期待外れ。料理人でない私が言うのもどうかと思いますが、少し火を通し過ぎだと感じました。鱧は淡白な中にも脂の旨みがあるのが特徴ですが、やや水っぽくなっています。やはり鱧は関西なのでしょう。
最後に「麦とろろ汁」をお願いしました。味の非常に濃い自然薯を出汁で適度にのばしてあり、それを麦ご飯にかけていただきます。これは、名物になるのが当然と思える程の美味しさで、素朴ながらも奥の深い味わいは、さすがですね。麦ご飯のお代わりまでしてしまいました。
全体的には、料理・酒共にレベルは高いとは思いますが、コストパフォーマンスが悪過ぎるように感じました。確かに料亭のプライドや素材への拘りは理解出来ますが、駅ビルの店としてはどうなのでしょうか。
お勘定は7,600円です。
ご馳走様でした！