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店名 |
手造りうどん たまき 浜田店
|
---|---|
ジャンル | 麺類 |
予約・ お問い合わせ |
0855-25-5166 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
浜田駅から389m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 60台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年7月20日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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手造りうどん たまき@島根県浜田市
・天おろし文吉うどん 880円
・しょけめし 270円
JR山陰本線・浜田駅北口から徒歩5分、交通量の多い幹線道路沿いにある和食ファミリーレストラン。元々は出雲そばやうどんの製造、販売を行っていた(有)玉木製麺という製麺会社が、昭和52年に島根県出雲市で外食レストランを開業したのが始まり。現在は島根県内と隣の鳥取県米子市に9店舗の和食ファミリーレストラン業態を構えている。
こちらの浜田店は2018年7月にオープン。駐車場は60台、店内も100席以上ある大きめのファミリーレストランだが、週末の昼時は満席で受付表に名前を書いて待つほどの混雑ぶり。入口から入って左手に待合スペースがある。
メニューはうどん、そばを中心に定食や丼物も色々と揃っていて種類豊富。お子様用メニューやレディースセット、一品料理もあり和食ファミレスとして申し分ないラインナップ。名物のうどんは各店舗で手打ちしている太麺のうどんだが、今回は江戸時代に現在の出雲市平田地方で生まれた「平田うどん」を復活させたというお店オリジナルの「文吉うどん」をチョイス。
「平田うどん」とは、江戸時代にうどん屋「盛麺堂」の原文吉という人物によって作られていた干しうどんのこと。奈良の三輪そうめんに代表される手作り製法の「手延べ麺」で、出雲地方では油を使わない卵麺である平田うどんが松江藩の御用品となり、当時、京都や大阪から雲州平田の木綿街道へ木綿を買い付けに来ていた人達にお土産としてよく買われていたそうだ。
地域で愛された郷土食だったが、昭和初期の物資統制令の施行をはじめとする戦争の混乱の中で姿を消し、地元の人の間では"幻のうどん"となっていた。玉木製麺が木綿街道近くに新しい支店をオープンする際に、伝統製法の平田うどんを復活させ「文吉うどん」としてメニューに加えたそうだ。
「天おろし文吉うどん」(880円)は冷たいうどんに冷たいつゆをかけるぶっかけスタイルで、大根おろしに刻み海苔、海老天とししとう、出雲名産の舞茸の天ぷらがトッピングされている。薬味は小ネギ、わさび、しょうが。
うどんの見た目は、黄色くてやや細めの平打ち麺。小麦粉と卵黄、塩を材料に、昔からの製法を引き継いで手延べ製法で麺を作っている。ねじりながら引き延ばすことで直線的な絡まり方でコシが生まれる。乾麺独特のツルツルとした舌触りも心地よい。
「しょけめし」(270円)は出雲弁で炊き込みご飯のこと。もっと訛ると「そーけめし」と言うそうだ。細切れの鶏むね肉、人参、ゴボウが入って、関東の炊き込みご飯と比べると少し甘めの味付け。島根の醤油は甘口のものが多いので、こういう味付けにあるのかな。ちょっとぺちゃっとしたやや柔らかめの炊き加減も出雲地方特有みたいだ。