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0852-28-0210
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せらおさんの他のお店の口コミ
店名 |
酒匠の店 佐香や 東本町本店
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本酒バー、そば |
予約・ お問い合わせ |
0852-28-0210 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
松江駅から徒歩15分 松江駅から920m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
500円付出し一品(日替り) |
席数 |
14席 (カウンター8席 3畳の小あがり1席) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、スポーツ観戦可、無料Wi-Fiあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
公式アカウント | |
備考 |
貸切は要相談 |
お店のPR |
純米酒常時50種以上!店長がお酒を厳選するカウンター8席の小さな隠れ家的居酒屋です。
【3名様以上~90分の飲み放題あります!!】 |
初投稿者 |
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松江の夜。昨日宿泊した出雲でも「当たり」な居酒屋を引いた翌日。
今回も、何としてでもハズしたくない。
一畑電車で移動する途中に、もともとアタリをつけていた以外の店へと
エリアは絞ったまま、レビューを読む軒数を増やしていたところ
タイトルだけでは「二軒目に、日本酒バーとして使う店?」と思っていたこちらが
(飲めない嫁さんと訪問しても大丈夫な)「美味いもん食べながら、美味い酒を飲む、小さな店」
であることが判明。
最初は、こう、迷うところもあったのですが、どのみち「今夜の晩飯を食えるのは一軒だ!」と
もう、思い切って、決めつけ。。。ました!!
夕方に松江しんじ湖温泉駅で借りた自転車でウロウロし、宍道湖に沈む夕日を撮影。
続いて北東へと向かいながら、器の有名店をハシゴ。
とっても有意義な時間と、望外な良品の購入を果たし、さて、夕食。
一度、駅へと自転車返却のために立ち寄りまして、駅前からタクシー。。。700円。
まあ、よろし。美味しければすべては許される!!!
駅へ向かう直前に自転車で立ち寄り「あとで来ます!」と
宣言しておいたカウンター席へと収まりました。
さあて、何を飲むか。ウワサに違わず、聞いたこともない地酒から
全国からよりすぐった、地酒たちが、ズラリと並びます。
何が嬉しいって、多くの酒が「壁に立てて、常温保存」!!!
ひゃぁあああああ。このお店。日本酒の「強さ」をちゃんとご存知でいらっしゃる!!
この時点でもう、「酒」については、何の心配もなし。
あとは「食」です。食のレベル。が、唯一、気になる。
「今日のおすすめ」の小さなホワイトボードが複数配置され
「美味しく食べてね」な心意気がひしひしと伝わる店内。
お作りも、7、8種類、あるように書いてあります。
ここはもうお得意の「えいや!!」で「4種盛り、980円」を注文。
飲み物は、奥さんの「温ウーロン茶」と、私は「一番搾り生」でスタート。
その他は、「ポテトサラダ」「赤天」「アジフライ」「しじみ汁」を注文。
まず登場したのは想定通りの「ポテサラ」。。これが、うーん。美味い!!
常連さんとおぼしき、別のお客さんも頼み、喜んで食べておられます。
近所の「しゃぶしゃぶ屋」でも、ポテサラが名物。と読んだのですが
松江は、ポテサラ激戦区なの???
あ、そうそう。「突き出し」は、「豚汁」でした。寒い夜。これはありがたい!
で。です。マスターが奥に引っ込み、ゴソゴソと冷蔵庫を開けて
そしてお造りの準備が進みます。
さらっと、大葉だけを敷いた、いい感じのお皿に、
4種類の刺身が各々、4~5切れ。
えっと。。。多いぞと。これは。と。
「ひょっとして、980円掛ける2人分ですか?この量」
(もすこし遠慮した質問はできんのか。この男は(笑)
いえいえ。これで980円です。
ぎょえーーー。←マジでそう叫んだ(^_^;)
ヒラマサ、アジ、炙りサゴシ、イカ。
えっと、それ、注文したかった4種っす。何故わかる(笑)
しかも、イカは「あえて数日熟成させた」という
日本海側の「よくあるヤツ」ではない「ホンマに美味いイカ」
無理言って塩をもらって、サゴシを塩わさびで食べたりしながら
大変、美味しく、いただきました。
もちろん、この時点で(できるだけゆっくり飲んだけど)ビールは終わり
日本酒に切り替え始めています。
迷ったのですが、「純米」で「熟成系」が好きな私。
同じ酒蔵の酒で26BY、24BY、21BY(醸造年度)が並ぶ「十旭日」を。
(読めなくて聞いたら「じゅうじあさひ」と読むのだそうで。
最初は山廃の24BYを選ぶことに。で、、、「ひや」か「燗」がオススメと
見ると、カウンターの右端。ビールサーバーの横に
大きな燗だけのための湯だめがあって。。うーん。燗酒もうまそう。
でも、普段はひやで飲んでるしなぁ。
(このお店では「常温」が「ひや」、冷やすのは「冷」と表記)
「ひやと燗」どちらにしよう。。。マスター曰く「私なら燗です」
「では、ぬる燗でお願いします」ワクワク。。。ワクワク。。。
一度、提供用の小さな得利に酒を注ぎ、
これを蓋付きのチロリに移して、お燗スタート。
思ったよりも時間がかかっているのが「お湯が熱すぎない」からでしょう。
時々、蓋を開けて、覗き込むようにしながら
(うーん、チロリに触ったりして、温度を測らないのだろうか。温度計も見当たらない)
ん。と言う感じで、適温になったのでしょう。徳利が提供されます。
(後で訊ねると「香りで判断してます」と。プロや!)
最初に選ばせてもらったマイ猪口に注いで、ひとくち。
うーん。燗で正解。いい感じで開いてるし。
ハイペースになりすぎないように配慮しながら
一緒に出してもらったお水を飲みながら、酒を味わいます。
ここで奥さんが「おでん」を追加。白ごはんと共に「晩ごはんモード」に突入です。
で、おでんについては、(感想には個人差があります)「普通のおでん」かな。
もちろん、コンビニおでんとは比べもにもなりませんが、「そこそこ」という印象。
その他は、たっぷりのマヨを添えて供される「軽く炙った赤天」も「わかってるぅ」だし
「ソース」と明記された分厚い、巨大な2匹のアジフライは、試しに赤天のマヨをつけてみたら「ソースでしょ。ね?」だし。
そうそう。追加で注文したのが「鯖塩辛」。。これが、もう、絶品!ヤバい(笑)
日本酒はと言えば、最後まで浮気することなく、同じぬる燗で、同じ十旭日で、
最終的には24→21→27BYと(26は終了、27が現役)
一銘柄三種を味わったところで、
飲みすぎないうちに、〆。
写真に写っている緑瓶は、抱え込んで手酌させてもらった「水」っす。これが嬉しい!
しかし、なんだかんだ言って、燗で飲むと、ペースも落とせるし、
最後までちゃんとお酒を味わうことができたなぁ。。。と、超納得。
ひやじゃなくて、燗してよかった。
と、唐突に、「燗がオススメってお話でしたけど、ご自身もいつも燗で?」と質問。
何故、そんなことを聞いたのか、色んな話が弾む中でのことだったと思うのですが
「ええ、好きなんですけど、チロリに入れて、待ちきれずに、ひやで飲んで、
燗ができることには、減ってて、また注ぎ足して。なかなかエエ燗で飲むことが(笑)」
ん。。。そういえば、私もお湯を張る酒燗器は持ってるんですが
「客人と飲むために燗したこと」はあっても「自分だけで燗」は、めんどくさ過ぎて、無理!
うーん、マスターでも、そうなんだ。。。
どうやら「燗」ってのは「他人に美味しく飲んでもらうため」になら、行えるもの、なのかも知れない。
これまで、いつも「燗が美味い」とわかってる酒を、結局はひやで飲んでしまっていたこと。
ちょっと自分を「ダメだなぁ」と感じてしまうところもあって、
「俺は常温派だぜ」とごまかすように、うそぶいていたんだなぁ。。。俺。。。
うーむ。勉強になります。そうだったのか。。。
これからは「俺のため」に、しっかりと「働き」として、「燗」をするように。しよう。
松江に来て、この店を選んで、かなり色々なお話をさせてもらって。。。そして美味い酒と肴を食べて。
本当~~~に、良かった!!
なお、私の採点で「食」と「酒」に大きな差がついてますが
それは「酒が旨すぎて」「食が相対的に下がった」だけのことです。
ひょっとしなくても食についても「それだけ」でちゃんと
「レポート書きたい」と思えるだけの、美味しさ、ありますから。
ともあれ「日本酒を楽しむ」ことを第一義に置いて、そして、
訪れていただきたいお店。であることは、間違い、ありません!
ああ、美味かった。この店「教えたい!!!」です。すごく!