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店名 |
魚三北国街道本店
|
---|---|
ジャンル | 寿司、うなぎ、シーフード |
予約・ お問い合わせ |
0749-62-4134 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
長浜駅から339m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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厳寒のシベリアから越冬のため新潟~北陸へ飛来する真鴨。特に米どころの魚沼あたりに飛来する真鴨は栄養豊かな籾をついばみ、そこらの鴨とは比べるまでもなく旨み豊かな脂を身に纏うのだそうで・・・
鴨を美味しく頂くには、血抜きをしない・血を流さない方法で捕えるのが一番なのだとか。言われてみれば「なるほど」ですが、やはり「血」が「旨み」となり野趣を膨らませてくれるのが醍醐味ですよね。
従って、散弾銃等を浴びせたものではなく、昔ながらの網漁で獲った鴨が最高の味覚とのこと。
そんな真鴨を一羽一羽手作業で肉を切り、鍋セットとして販売しているのが當店。数年前からマイレビさんのレビューを見て気になっていたところ、私も通販してみました。
残念ながら妻は鴨が苦手ということなので、まずは1/4羽(2970円)から。
届いた日から、ずっと独り「ムフムフ」としていました(笑)
* * *
食べると決めた日の前夜から冷蔵庫で解凍を始めます。具材は周到に京都の九条葱・セリを入手!
マイレビさんからは出汁を引くのに真昆布を勧められましたが、ネギもセリも京都のものだったので、彼の地で好まれる利尻昆布(一級品)を使ってみようかということで…。鍋のタレがなかなか濃厚そうだったので、キレのある利尻も合うかなと、当日朝から水出しを開始!
そして、待ちに待った夕刻、満を持して調理してみました。ロースからレバー・ハツ、皮など部位も豊富ですが、もうね血肉の色の深いこと深いこと。。。写真はかなり明るくして撮ったので割と鮮やかな紅ですが、実際は闇の生物かってくらい深い赤みです。
まずは昆布出汁に付属のタレを投入・煮立たせ、出汁取り用の鴨つみれを投入。鴨の香り・旨みをスープに移し、適量の椎茸とともに煮込んだのちに、野菜と雑肉を投入。再び煮立たせ、最後にロースを投入し軽く火を入れれば完成です。
* * *
肉に関して言えば、流石の一言。臭みがない・でも豊かな血合いの香りがする、そんな矛盾したような芳醇な旨み。しっかりした歯ごたえもあり、これは青首(雄)のような気がします。キャネットさんならもう少し柔らかいはず…
そして脂の味が贅沢すぎます。噛むほどにうっとりするほど濃厚でコクのある甘みが広がり、香りは稲穂のような・・・くどさ・しつこさの類は皆無ですね。本当に旨いです。
合鴨も嫌いじゃありませんが、やっぱり種が違う。モノが違う。
惜しむらくは付属のタレがかなり甘いことですね。1/4羽だったこともあり、汁はタレの甘みであふれかえってしまいました。。
1羽を購入し、タレの使用は控えめにして、しっかり鴨出汁を引き立て、白出汁で味を整えるような・・・鴨の味わいを楽しむ京風鍋に仕立てるのが一番かもしれません。
にしても自宅でこれが楽しめるのは素晴らしい!!!
これはリピするな~。ごちそうさまでした!