無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0749-62-3265
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
6月と11月〜12月の時期、京極寿司さんは外せない!!
やはり此処の鮨は自分の中で一番旨い!と思える!!
【2023.6.18 五回目】
お気に入りのお鮨屋さんは何軒かあるが、何処か一軒に絞れ!と言われると、自分は迷わず此方を選ぶ。
鮨の内容、味、値段が、自分好みなのよ!
まずは鮨の内容について、此処数年、鮨は江戸前が世間を席巻し、日本全国何処へ行っても同じような内容の鮨ばかりになりつつある。
それはそれで流通の発展により素晴らしい事だとは思うが、自分は、その土地その土地に根差したネタを使ったそこへ行かなければ食べられない鮨を食べたい!のよ。
例えば、此方のお店は、この時期、琵琶湖の鮎の新子や琵琶鱒の鮨が食べられたりと、此方へ来なければ食べられない品がある。
味について、まぁ、これは個人の好みが強く押し出させる要点だが、ネタの大きさ、シャリの温度、ネタへの仕事、新たな仕入れ先の開拓により、より良い鮨へなるよう昇華させてる点等、とてつもない努力をされている。
その証拠に、此方のお弟子さんお二人は、昨年、某コンテストにおいて、内閣総理大臣賞と金賞を受賞されている。
某著名人がいうような鮨大学を卒業し、即開業するような遣り方を良しとするような考え方とは真逆と言わざるを得ない。
まぁ、これについては、現状だけをみてどうのこうの言っても意味はなく、時の経過と共に、数年後、世間からどう評価されるか?だと思うよ。
最後に、値段について。
この件については、口が酸っぱくなるほど話しているが、最近、開業される新規店はほぼほぼ開業から半年または一年ぐらいで、コース料金等が、ポンポンと上がっていく。
これね、本当に、内容と金額が釣り合い、顧客から支持されているなら、他人の自分がどうこう言うべき問題ではないと思うけど、まぁ、個人的感想述べさせて貰うと、ほぼ釣り合いとれてないお店ばかり。
次も行きたい!と思えるお店が少ないのが実情。
昨今は、原材料の高騰やエネルギーの高騰、更に、人件費の高騰等、所謂、企業努力だけでは、にっちもさっちもいかない場合があり、難しい局面だとは思うけど、自分の城を持つという事は、その辺の覚悟みたいなものが、側から見てると足りない気がするのも事実なんだよね。
まぁ、そんなこんなで、最近は、少し辟易気味。
さて、今回の料理内容について。
自分は、いつものようにドライバーで、此方へ伺ったので、アルコールは飲めないため、お茶のペアリングを注文。
△ ホーリーバジル、ペーパーミント、薄紅たちあおい、緑茶、微炭酸割り
⚫︎岩もずくの酢の物、マダコの柔らか煮、小鮎の飴炊き
真蛸の煮方が素晴らしく旨い!小鮎の飴炊きは、ご主人のお母様が昔から炊いてる炊き方らしいが、甘さと小鮎の苦味が素晴らしい!
⚫︎鯒(コチ)、黄身ポン酢、醤油
此れ、最高に旨かった!鯒自体も旨味の引き出し方が素晴らしかったが、黄身ポン酢が旨くて旨くて!此れだけで酒が飲めそう!笑
△琥珀(ほうじ茶の水出し)
⚫︎輪島産毛蟹のほぐし、ジュレソース
この時期の毛蟹最高に味が濃い!
自分、蟹好きなんやけど、蟹の中で一番旨い!と思ってるのは、毛蟹なんだよね。
⚫︎太刀魚(ドラゴン)の塩焼き
太刀魚って淡白な白身やけど、ドラゴンと呼ばれるほど大きな太刀魚やと、脂ものってて、塩焼きしても、パサパサになってなくて白身の旨味を堪能出来る!
⚫︎鱚(キス)、スティックセニョール(ブロッコリー)、ズッキーニ、玉ねぎ(みのり農園)の天麩羅
⚫︎蝦夷鮑の塩煮(此方のスペシャリテ)
此れを食べるために、此処に来てると言っても過言ではない!薄味だけど、鮑の旨みを引き出してる一品やと思うよ。
⚫︎甘海老と大葉の冷製茶碗蒸し
〈握り〉
⚫︎小鮎の新子
これこれ!この時期だけのお楽しみ!
⚫︎イサキ
⚫︎花鯛
真鯛とも違うし、小ぶりなサイズやけど、なんか旨いんだよねー。
⚫︎琵琶マス
これまた此処へ来る価値のある握り!
この時期が一番旨いとご主人も仰ってた!
⚫︎鮪赤身漬け
⚫︎鮪中トロ(背中)
まぁ、鮨の王道。
⚫︎鯵
此方も、小ぶりなサイズやけど、なんか旨いのよ!
⚫︎平貝
捌く前の平貝も見せて頂いたが、貝の大きさ以上に、中の貝柱部分(可食部)がワンサイズ大きいの!
また炙ってある事で、貝が持つ磯の香りを、より引き立たせてて旨い!
⚫︎しめ鯖
自分、青魚って、少し苦手な部分があるんやけど、此方の青魚は、全く魚臭さがなくって、見事に旨味だけ引き出されてて、半端なく旨い!
⚫︎穴子
⚫︎馬糞ウニ
⚫︎太刀魚蒸し寿司
蒸し寿司や押し寿司って、関西の鮨文化のものやから、馴染みはないけど、素直に旨い。
⚫︎トロタク
⚫︎玉(2種類)
普通の鮨屋さんへ行くと、大体、一種類のみやけど、此方は、いつも二種類用意されてるんだよね。嬉しい計らい!
⚫︎あら汁
魚を余す事なく遣い切る!こういう姿勢が、食べ手に対し、命を頂く事に対する姿勢を正す事に直結し、様々な事に感謝したくなる。
⚫︎甘味
用意されている三種類の中から一つ選択。
最後まで手が抜かれていないのは流石!
いやー、最近、コース料理を最後まで食べ切る事が出来なくなりつつあるけど、やはり食わせる技術ってのもあるんやね。
超大満足でした!!
次回は、11月後半、この時期になると、香箱蟹の時期!あぁ、再訪出来る喜び、此処にあり!
ご馳走様でした!!
値段&味ともに今一番旨い鮨を喰わせてくれるお店!
【2022.12.4 四回目】
毎回思うのは、態々、名古屋から長浜へ通う意味があるお店の一つやと、心底思う。
名古屋は勿論、東京や北海道、九州まで見渡しても、この価格で、この旨さは、他になく、唯一無二なお店だと思う。
△烏龍茶
〈一品料理〉
⚫︎赤烏賊の馬糞雲丹和え、琵琶鱒のなめろう、あん肝
酒が飲みたくなるが、、、運転手のため我慢我慢!笑
⚫︎しめ鯖と鰹の瞬間燻製
まぁ、最高に旨いっ!
⚫︎せいこ蟹
此れも涙がちょちょ切れる旨さっ!!
⚫︎手長海老、人参、バターナッツ南瓜、人参の葉の天麩羅
⚫︎鮑の酒蒸し
京極寿司さんのスペシャリテ!此れを食べに来る訳よ。
酒と塩だけで作られてるらしいが、全く雑味がなく、鮑の旨味を引き出してる一品やと思う!
⚫︎雲子の茶碗蒸し
チーズと雲子(鱈の白子)等、様々な香りの三重奏!
〈握り〉
⚫︎まはた(10日寝かせ)
もう少し常温に戻した感じが好みではあるが、ネットリした感じは旨いね。
⚫︎のどぐろ(4日)
此れは、スゴい!
トロけました!
⚫︎鯖(サスエ前田魚店)
最近、静岡のサスエ前田魚店の魚を仕入れるようにしたとの事。サスエ前田魚店さんの魚は何度か頂いてるが、京都の某エイジング肉屋さんの牛肉と違い、確かに旨いんだよね。
⚫︎琵琶鱒
これよ!これ!此処へ来なきゃ食べられない鮨
⚫︎鮪漬け
全く筋がない赤身で旨かった!!
⚫︎中トロ
同じ鮪でも、やはり部位により味は違うね!塩で頂きました。
⚫︎こはだ
此処の小肌。本当に旨い!自分、変なお店の小肌食べられないけど、此処のは心底旨い!と思うもの。
⚫︎梅貝
貝類って処理が甘いと、臭みが口中に広がるけど、噛み締めても甘味しか感じさせない梅貝でした!
⚫︎鯖
⚫︎イクラ
⚫︎太刀魚
飯蒸しみたいに温く、旨かった!
⚫︎馬糞雲丹
⚫︎トロタク
まぁ、この二品が不味い訳がない。笑
⚫︎魚骨スープ
本当、最近、魚のアラも遣い切る!という感じで、この手のスープ頂く機会が多い気がする。(前日も、静岡の和食屋さんで、魚のアラを使った出汁で作られたラーメン頂いたし。笑)
それでいて、何処も、ちゃんと下処理してるからか、全く魚臭さを感じさせないのよ。
⚫︎玉子焼き(関西風、関東風)
此れも、京極寿司さんの定番。
ホッとする味です。
⚫︎梅シャーベット
すっきりサッパリします。
いやー、今回も、最高でした!!
コロナ禍で伺えませんでしたが、最低でも年に一度は伺いたいお店の一つかと。
ご馳走様でした!!!
改装リニューアル初日に「背甲蟹」を食べに伺う!!
【2020.12.20 三回目】
10月のある日、池下の某和食屋さんで、女友達数人と食事をしていた際、年明けに「京極寿司」行かない?と誘われる。
勿論、京極寿司の鮨は旨いし好きやが、冬の米原越えは、かなり厳しいのもあって、その時は、お断りした。笑
それから数日後の11月のある日、Facebookにて背甲蟹始まりました!の通知を見て、こりゃ、行かなきゃならんな!と。
で、背甲蟹は、11月初旬から12月いっぱいまでなので、年内に予約する。
但し、今年の冬は、ラニーニャ現象ゆえ、寒冷だと聞いてたので、降雪により、長浜まで行けないかもしれない!との懸念から、遅めの開始時間で予約した。
予約日の二日前、京都へ二泊三日のGoToトラベルで新幹線に乗った際、やはり関ヶ原から米原間の降雪が凄まじく、二日後の長浜に行けるか心配に。
取り敢えず、当日の朝、電車で長浜に向かうか、車で長浜に向かうか状況で決めるわ!と仲間内に伝え就寝。
当日の朝、まぁ、見事な日本晴れ!
車で長浜へ向かうとグループLINEで伝え、京極寿司さんへ伺いました。
車を新しくなった共同駐車場に停め、お店に向かうと、あれ?なんか表が変わった??
昔ながらの食品サンプル等がなくなってんじゃん!と言いつつ、お店へ入ると、三代目から「実は、今日が改装リニューアル初日なんですよ!」との事。
あー、なるほどねー!キレイで落ち着いた雰囲気になったもの。
これ書いてる自分でも思うが、前置き長過ぎるよね。笑
で、三代目から「予約時に、背甲蟹を承っておりますが、どのコースに致しましょう?」との事。
あれ?いつものおつまみとお鮨のお任せコースって伝えてなかったっけ?失礼しました!笑
いよいよ久々の京極寿司劇場の幕開け!
△オレンジジュース
△烏龍茶
△ビール
△日本酒
私はドライバーのため、飲んでないビールや日本酒は写真に収めず。またオレンジジュースや烏龍茶も特に写真に収める必要を感じないため、此方も写真を撮らず。
⚫︎赤烏賊、タコの柔らか煮、しめ鯖の瞬間燻製
いくつか前回も頂いたモノが重なるが、前回と比べられるので、モノの確かさを感じられるよね!
⚫︎馬面の刺身、肝ポン酢
皮剥系の馬面、何度か食べた事あるが、昆布締めしてるからか、余計旨みを感じる。
⚫︎背甲蟹
早速、今回の訪問目的である背甲蟹ちゃん登場!勿論、背甲蟹も旨いのだが、背甲蟹って独特な匂いがするの。でも、それを巧く打ち消す蟹酢のジュレが超絶品!
⚫︎穴子、人参、蕪、出島じゃがいもの天麩羅
鮨屋さんで天麩羅ってなかなか出て来ないよね!どのネタも味があり、とっても旨かった!
⚫︎鮑の酒蒸し
前回も頂いたが、この鮑の酒蒸し、三代目曰く、塩も出汁も使ってないというが、鮑から出てくる磯の香り、これは鮑が主に食べている昆布等から醸し出されるものだとか。いやー、絶妙!
⚫︎鱈
鱈は足が早い魚なので、北海道ぐらいでしか鮨ネタにならないと聞いた事はあるが、食べるのは初!全く臭みがない!
⚫︎のどぐろ
安定の旨さ。
⚫︎鱈白子の茶碗蒸し
先程の丸々一匹鱈を仕入れる理由が、この新鮮な白子を手にしたいためとか。白子の他に、底には、チーズも入っており、コクと旨味の二重奏!
⚫︎いわし
個人的には、青魚は少し苦手な鮨ネタなんだけど、脂のノリの良さと、鮨としての完成度の高さで、青魚でも旨いんだよねー。不思議。
⚫︎琵琶鱒
これこれこれよ!こういうのが地方の鮨屋さんへ行く理由!二代目ともお話ししたが、豊洲市場から鮨ネタ仕入れてたら、態々、地方に出掛けてまでお鮨食べる理由がないじゃない!と。
行き過ぎた地産地消も押し付けがましくて嫌いだが、そこでしか食べられない鮨ネタがあるからこそ、そのお店に通い続けたい!と思うのよ。
⚫︎カナダ産鮪の漬け
ちゃんと室温に戻す時間も考慮して握ってくれる。心遣いが嬉しいね。
⚫︎カナダ産鮪中トロ(岩塩)
言葉は要らない。
⚫︎こはだ
⚫︎氷見の鰤
あー、やっぱ冬の日本海の魚が食べられるのは嬉しいね!この鰤なんて、時間の経過と共に、自らの身から出てる脂でテカテカに光ってるんだもの。笑
⚫︎北寄貝
僕、無類の貝好き。(牡蠣以外に限る。)
貝だけはね、他の食材で賄え切れない何か?があるんだよね。味といい風味といい。
⚫︎鯖
⚫︎いくら
塩イクラでなく、生イクラなので、変なエグ味もないし、塩辛くもない。下手な料理人が調理すると、塩イクラに醤油で漬けるから、塩辛くなりがちなんだよね。
⚫︎煮穴子
ふっくら炊かれていて美味しい。でも煮切りが変に甘過ぎないので、後味もいいのよ。
⚫︎馬糞雲丹
ミョウバンが使われてない雲丹。シャリにも混ぜて、ネタにも乗せて、超豪華!
⚫︎トロたく
トロの旨さと沢庵の甘さと食感。不味い訳がない。
⚫︎玉の東西食べ比べ
東の玉は、海老のすり身や白身魚のすり身などを入れ、時間を掛けてゆっくり焼き上げる。
西の玉は、出汁を入れ、さっと焼き上げるだし巻き玉子の玉。
個人的には、西の玉が好きだが、東の玉の口に含むと、ジワっとジックリ溢れ出してくる甘味も捨て難い!
⚫︎抹茶のブランマンジェ
実は、お抹茶って苦手なのだが、ここの抹茶のフロマージュは、旨いから大好きなんだよね!
いやー、今回も、態々、滋賀の長浜まで行った甲斐があったね!!
隣に座っていた女友達もしつこく何度も言ってたが、此処のお鮨は、赤酢がどうとか、シャリがどうとか、そういった手先の技巧がどうのこうのでなく、単純に、口に含むと、ただただ旨い!の一言だけなんだよね!これは、、、なんなんだろうね??
また伺わせて頂きますので、その際は、よろしくお願い致します。
ご馳走様でした!
あ、因みに、外装をリニューアルされ、雰囲気良くなったので、評価を上方修正致しました!笑
技巧・バランス・サービス・気遣い、その全てが高い次元の素晴らしきお鮨屋さん
【2020.6.24 二回目】
前回、此方にお伺いさせて頂いたのが、昨年の師走の時期。
割烹や鮨など、日本料理は、季節の食材を利用して、その都度、旨いものを提供してくれるからね。
四季それぞれに合わせて、お店に伺いたいもんです。
今回のコース内容は、
△シャンパン(女友達)
△サイダー(運転手やからね!)
△烏龍茶
〈つまみ〉
⚫︎先付(小鮎の飴炊き、真蛸の柔らか煮、赤烏賊と紫雲丹和え)
これまで食べて来た鮎の中でも、ここまで極上の小鮎は初食。もろこの佃煮に似てるが、鼻から空気を吸い込んだ後の風味が、微かに鮎の香りがする。こんなに小さくてもちゃんと鮎なんだって主張してるのに驚いた。
⚫︎瞬間燻製鰹のタタキ、しめ鯖
薫香が微かに香る鰹のタタキと、これまた柑橘が微かに香るしめ鯖、青魚好きなら、まず間違いなく気にいるはず。
⚫︎天婦羅(小鮎、ミニ人参、人参の葉、ユーフォー「ズッキーニ」、ロマネスク)
地場の有機野菜を栽培している農家さんと契約しているようで、どれも味が濃く美味しかった!ユーフォーなるズッキーニは、これまで食べて来たズッキーニと、全く食感が違ってて面白かった。
⚫︎鱧の湯引き 梅酢ソース、煎り酒ソース
魚体はあまり大きくないが、その分、骨切りの歯触りも良く、梅酢ソースのサッパリした風味が抜群に美味かった!
⚫︎まんじゅがい浜焼き風
此方も初食!身が厚く、ぷっくりしているからか少しだけ牡蠣に似てる(牡蠣が苦手。笑)ところもあるが、この時期の貝は、ホント、美味しいよねー!また浜焼きのように、豪快な調理法は、醤油の香ばしさと貝から出た出汁が相まって旨い!
△日本酒(女友達)
△烏龍茶
⚫︎蝦夷鮑の姿煮(此方のスペシャリテ)
前回、こんなん食べたっけ?と思い、食べログのレビューを確認したら、しっかり食べてました!笑
いや、まぁ、旨いよ!鮑から出た出汁を葛餡にしてあるのだが、その葛餡も飲み切りました。笑
⚫︎毛蟹と蕪の餡掛け茶碗蒸し
お鮨屋さんで茶碗蒸しが出ると、ホッとするよね。
〈握り〉
⚫︎小鮎の新子
やっぱりね、僕の好きなお鮨は、その土地その土地の食材を活かしたお鮨やね!江戸前に拘るばかりに、全国から名の知れた食材を掻き集めた鮨は、東京に任せておけばいいのよ!北海道行っても、福岡行っても、出て来るお鮨が同じなら、態々、時間掛けて、その土地へ伺う価値がないもの。
小鮎の新子(四枚付け)は初食。新子というと、小肌が有名だが、此方も、魚体が小さいにも係らず、ちゃんと鮎の香りがするのよ。ただ、とっても繊細な風味のためか、小肌の新子ほど、酢感は強くない感じで締めてるのかな?
⚫︎マコガレイ
三日寝かしてあるとのこと。旨い!
⚫︎喉黒
喉黒は、冬の方が魚体は大きくなるし、脂のノリも増える。でも、脂だらけになってしまい、魚そのものの味が分からなくなるし、喉黒は深海魚なので、あまり脂がキツいと、お腹を壊しやすくなるんだよね。
その点、夏の喉黒だと、口に入れた瞬間、喉黒特有の脂の香りなどが広がるものの、冬の喉黒ほど、脂がキツくないから、意外とさっぱりしてて、これぐらいが丁度良い気がする。
⚫︎鰯の林檎酢締め
林檎の風味はあまり感じないけど、この時期の青魚は、脂のノリも良いし、美味しかった!
△烏龍茶
⚫︎びわます(天然)
キングサーモンやトラウトサーモンとも違う風味で、単純に旨い!
⚫︎鮪漬け
常温に戻し、昆布の上で漬けにしていたからか、口に含んだ瞬間、赤身なのに、トロのようにサラッと溶けていった。やはり鮪は、鮨屋の華だなー。と思わされる。
⚫︎中トロ
今回は、個人的に、中トロよりも、上記の赤身の方が旨かった!
⚫︎小肌
△日本酒(女友達)
△烏龍茶
⚫︎真鯵
この真鯵が旨いこと!鰯同様、最高に旨かった!
⚫︎甘海老
⚫︎しめ鯖
つまみで出て来たしめ鯖と同じ締め方らしいが、付け方や切り方などで、舌に感じる風味も違うもんなんやねー。
⚫︎穴子
甘く炊かれ、口に含むと、自然にホロホロと溶けていく。
⚫︎紫雲丹
まぁ、シャリにも雲丹を混ぜているため、予想以上に、雲丹感を強く感じ、口中、雲丹だらけ!という口福感を味わえます。笑
⚫︎贅沢鉄火
これがさ、適当に巻かれただけのような感じがするのだが、いやー、鮪の赤身、中トロ、シャリのバランスが良く、口の中で、鮪祭りが始まるのよ。ある意味、下品だけど旨い!
⚫︎玉(関東風、関西風)
個人的に、玉子焼き大好きなので、関東風には、関東風の良さがあり、関西風は関西風の良さがあるので、このように、各々、出して頂けるとご機嫌に!笑
⚫︎ラズベリーのシャーベットまたは抹茶のブランマンジェ
⚫︎玉(関西風出来立て)(サービス)
偶々、関西風の玉子焼きを焼き上げたばかりらしく、大将がサービスで提供してくれました。出来立ての玉子焼きは、口に含むと、まだ落ち着いてないせいか、出汁がブワっと溢れて来るのね!
いやー、今回も、本当、旨かった!
名古屋のお鮨屋さんも、店内の豪華さや価格上昇ばかりに目をやらないで、腕の上達や質の上達、サービスの向上など、ホント、見習って頂きたい面ばかり!
また秋から冬にかけ、お伺いしたいと思っておりますので、その際は、よろしくお願い致します。
ご馳走様でした!
食いしん坊遠征会第十五弾!昼の部!いや、驚れぇーた!糞旨いっ!
【2019.12.4 初訪問】
半年以上前に、此方に伺った事のある女友達から、此方のお鮨が旨いから、皆んなで行きたいっ!という話を聞かされる。
夜に、同じ滋賀県にある「徳山鮓」さんへ伺う事は決まっていたので、皆んなで話し合い、ランチに、此方に伺おうか?という事で話は纏まる。
ところが、伺う日の2〜3週間ほど前に、その女友達から、会社の会議がリスケとなり、どうしてもお休みを取る事が出来なくなった…。と、話され、3人で伺う事に。
当日の朝、彼是、話に夢中になっていたため、乗り入れる高速道路の入口を過ぎ、別の高速の乗り口付近で、見過ごしに気が付く。
急いで元のルートに戻り、カーナビで検索すると、予約していた時間よりも1時間近く遅刻してしまう予測!
これはアカン!お店に迷惑掛けてしまう!となり、かなり急いでお店へ向かいながら、女友達にお店へ連絡して貰い、遅刻の理由と遅れても大丈夫か?の確認を取る。
運良く、我々の後に、予約が詰まっていない事が分かり、快く受け入れてくれるとの事。本当、有難い!感謝!
途中、カーナビがどういう訳か高速を途中下車させるルート案内になったり、商店街の中を突っ切るルートを選択したりと、小さなトラブルはありつつも、無事にお店に到着。
お店の方に、カウンターへご案内頂きました。
失礼な話になるが、当初、お店の外観からは、えっ?如何にも的なお寿司屋さんだけど…本当に、こんなお店で美味しいお鮨が頂けるの?という疑念が湧きましたが、つまみの料理2品を頂き、その疑念は簡単に払拭!
いやー、先に結論を申し上げると、こんなに美味しいとは思いもしなかった!
今回のお任せコースの内容は、
△オレンジジュース(運転手のため)
△地ビール(女友達2名)
〈つまみ〉
⚫︎赤海鼠の酢の物、あん肝、蛸の柔らか煮
⚫︎締め鯖の燻製
締め鯖の瞬間燻製は、他所でも頂いた事があるが、締め鯖には抜群に合う調理法やと思う。本当に美味しい!
⚫︎ずわい蟹
いや、これね、この季節だけの代物やけど、大将とも話したんだけど、自分がすし職人でお客様のためとは言え、これを毎日毎日、剥き続けるか?と考えると、投げ出したくなりそう!と。でも、甘味のある蟹酢でなく土佐酢ジュレや酢橘生姜と食べると、口一杯に蟹の旨味とエキスが溢れ出す!蟹を剥いている訳じゃないのに無口になっちゃうんだよね!笑
⚫︎鰤の塩焼き
これね、大将が仰るように、単に塩焼きしただけですよ!との事なんだけど、確かに塩焼きしただけなんだが、こんだけ質の良い鰤は、名古屋で食べた事がない品質!冬の日本海が近いと、こんだけ質の良い鰤が手に入るのね!
⚫︎鮑の酒蒸し
かぁー、これでもか!ってなぐらい、旨い物のオンパレード!流石に、車の運転手で日本酒飲めないのが悔やまれたのは、今回ぐらいかも。笑
〈握り〉
⚫︎真鱈の昆布締め
生の鱈は初めて食べた!鱈の水分が抜け、代わりに昆布の旨味を吸収しているためか単純に旨い!
⚫︎喉黒の炙り
白身なのに、なんでこんなにも脂がのってジューシーなんだろうか?誰もが喉黒の炙りの握りを食べれば自然と笑みが出る。
⚫︎鰯りんご酢締め
先に、結論を言うとね、上記のせいこ蟹や鰤も最高に旨いのだが、今回の主役級の活躍は、鰯と鯵やったね!青魚の脂のノリが半端ない!
⚫︎鱈の白子とつやこフロマージュの茶碗蒸し
白子ってなんでこんなに旨いんやろ。また底に敷かれたチーズもなんとも言えない香りと旨味の宝庫で、心が豊かになるよ。
⚫︎琵琶鱒の漬け
鮭ともサーモンとも違う琵琶鱒の旨さがあった。
⚫︎こはだ
⚫︎鰤の腹身
鰤カマの塩焼きに使われた鰤の腹身を10日ほど寝かせた物らしく、腹身の脂だらけと部位と血合の旨味との対比が良かった!
⚫︎締め鯖
⚫︎甘海老
⚫︎穴子箱寿司の蒸し寿司
先週伺った京都の某棒鮨の有名店の盛合わせにも入っていた箱寿司、握り鮨にはない上品さと旨さがあるよね。
⚫︎雲丹の手巻き
旨味がガッと押し寄せ、口の中に余韻を残しながら消えていく諸行無常の世界観。
⚫︎鉄火巻き
普通の鉄火巻きのシャリとネタのバランスが良い意味で悪く、ほぼネタ!笑
⚫︎玉二種
江戸前のカステラのような玉子焼きと、昔ながらの甘味のある玉子焼き。何方かでなく、両方味わえるのは嬉しい。
〈追加〉
⚫︎雲子
女友達が、追加で此れ食べたい!というのでお付き合い。まぁ、確かに白子は旨いよ!文句ないよ!笑
⚫︎抹茶のブランマンジェ
抹茶は苦手意識があるが、お茶でなく、デザートで使われると甘いため、普通に美味しい。
最初から最後まで、ここまで一品として不満点のないお鮨を頂いたのは、ある意味、人生初かも知れません。
いやぁー、スゴかった!去年、初めて、徳山鮓さんで〝熊鍋〟食べた時の衝撃と遜色ない驚きを、此方で体験するとは!
近々、また絶対に再訪させて頂きますので、その際は、よろしくお願い致します。
ご馳走様でした!
口コミが参考になったらフォローしよう
ちぇんいぇ
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ちぇんいぇさんの他のお店の口コミ
旬鮮馳走 碧亭(伏見、大須観音、丸の内 / 居酒屋、もつ鍋)
ビーンズハート(山王、大須観音、尾頭橋 / カフェ、ケーキ)
お好み焼き タンポポ(名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋 / お好み焼き、焼きそば、串焼き)
八百甚(高浜港、三河高浜 / パン、その他)
中国飯店 春秋(栄(名古屋)、栄町、矢場町 / 中華料理)
中国飯店 BAR 蒼(栄(名古屋)、栄町、矢場町 / カフェ、バー)
店名 |
京極寿司
|
---|---|
受賞・選出歴 |
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
0749-62-3265 |
予約可否 |
予約可 当店ではカウンター席とテーブル席でメニューが違いますのでお間違えの無いようにお気をつけ下さい。 |
住所 | |
交通手段 |
JR長浜駅より徒歩5分 長浜駅から353m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー可 QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
33席 (カウンター6~7席(最大3組)、小上がり16席(4名×4席)、個室10席) |
---|---|
個室 |
有 最大10名 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 屋外喫煙スペースを設けております。 |
駐車場 |
有 近隣駐車場のホダヤ神戸町パーキングをご利用いただきましたら飲食時間分のチケットをお渡しさせていただきます。詳細については京極寿司までお問合せ下さい。 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
家族・子供と | 接待 | 一人で入りやすい | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) 年齢制限はございませんが他のお客様のご迷惑にならないように保護者の方が責任を持ってよく見てくださいますようにお願い致します。 |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1953年 |
備考 |
当店ではカウンター席とテーブル席でメニューが違います。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
【2023.11.26 六回目】
自分、気に入ったお店は、定期的に訪問してるのだが、それも各店、時期があるの。
例えば、4月〜5月は、〝実山椒の月鍋〟を食べるために、滋賀県の某店へ。
ほぼ同時期の4月〜6月には、桑名の大和蛤を食べるため、三重県の某店へ。
そして、京極寿司さんへは、6月の小鮎の新子の時期と、せいこ蟹解禁の11月は欠かせない!!
なんせ蟹好きやからねー!笑
という事で、前回、訪問時に、本日の予約をし、今回は、女友達と3人で再訪。
訪問時の先週、高山や広島でも降雪があったと聞いていたので、少し心配していたが、この日は、気温も落ち着いており、降雪の心配は全くなし!(一応、この日から、車のトランクには、チェーンを積んでおいたけどね。)
行程の高速道路も混み合う事なく、予定スケジュール通りの時間に、CPへ到着し、近隣散策しながら、予約時間通りに入店。
毎度の事ながら、自分は、ドライバーのため、アルコールは飲めないので、
△萌黄スパークリング(水出し緑茶、炭酸水、季節のハーブ)
お茶やけど、炭酸で割ってあるからか、スパークリングワイン感があるお茶。
を注文。
女性陣は、各々、ビールだと日本酒だのを注文しておりました。笑
⚫︎関東風玉子焼き
京極寿司さんは、玉子焼きも、ちゃんと関東風(海老入り)と関西風(出汁入り)が用意されていて、この日は、焼き立ての関東風玉子焼きからスタート。
通常、関東風の玉子焼きは、芝海老が使われているのだが、此方のは、地の利を活かし、甘海老でアレンジ。
うん!ふわっふわっ!で、甘くて旨い!!
⚫︎前菜盛合せ(あん肝、烏賊の山山葵和え、蛸の柔らか煮)
此方の定番品ばかりだけど、本当、仕込みがいいからか、どの魚料理も、全く魚臭くないのよ!
偶に、下手な割烹屋さんだと、蛸の柔らか煮が臭くて食べられないお店ある事考えると、本当、素晴らしい仕事やと思う。
△琥珀(水出しほうじ茶)
⚫︎燻製しめ鯖、燻製戻り鰹
この鰹、マジでヤバい!笑
自分、鰹ってモノによって少し苦手なの。
結構、血生臭い処理な鰹とか食べた事ない?
でも、この鰹なら、どんだけでも食べられる!笑
しめ鯖も、定番になりつつあるけど、青魚感なく、酢で締めたいいとこ取りと燻製のいいとこ取りで、二重にも三重にも、旨さを広げてる感あるのよー。
⚫︎香箱蟹(せいこ蟹)
いやー、マジで、旨い!!
雌蟹で、内子も外子も旨いし、あんな小さな身を甲羅に盛るって仕事も、本当、有難い!!
自分が仕込み担当なら、途中で、嫌になる事間違いないからね!笑
またね、蟹酢ジュレの塩梅がいいのよ!
この蟹酢ジュレだけで、酒飲めそうなんやもん!
⚫︎天麩羅(幻魚、人参、南瓜、人参の葉)
寒い時期になると、幻魚取れるし、旨い魚だよね。久々に食べた気がする。
△烏龍茶
⚫︎蝦夷鮑の塩煮
此方のスペシャリテであり、定番やけど、京極寿司さんへ来たら、これ食べなきゃ帰れない!
酒と塩だけで煮てるらしいんやが、これだけ旨味と芳醇な香りを引き出すのは、至難の業やと思うの。
一見、単純そうな料理ほど、奥が深く難しいという好例やね!
⚫︎鱈白子とフロマージュの茶碗蒸し
三代目曰く、フロマージュを新たなものへ変えた!との事で、一口食べると、口中に、チーズの香りが拡散する感じ!
⚫︎白甘鯛(サスエ)
⚫︎白甘鯛の鱗揚げ
甘鯛=この鱗の旨さだよね!
自分ね、この旨いものを逃さない姿勢大好き!
自分が尊敬する和食の偉人も、この旨いものを逃さない姿勢やからね。
⚫︎金目鯛(サスエ)
淡白な白身なのに、冬が近くなるにつれ、金目鯛も甘鯛も旨くなるから不思議。
⚫︎鯵(北陸産)
新鮮な鯵って、本当、旨い!
△烏龍茶
⚫︎琵琶鱒
此処でしか食べられない鮨ネタ。
⚫︎鮪漬け
⚫︎中トロ
鮨の王道やけど、鮪は外せないよねー。
⚫︎小肌
⚫︎間八
鰤の仲間なのに、全く味わいが異なる魚。
⚫︎鯖
⚫︎ミニいくら丼
⚫︎雲丹
雲丹好きなら、此方の雲丹巻きは、笑い転げるほど使われている雲丹の量に舌を巻くかと思う。
△緑茶
⚫︎穴子
⚫︎焼き太刀魚の押し寿司
滋賀県は、関西圏やからね。関東圏文化が強い名古屋だと、押し寿司や箱寿司は、あまり縁がないだけに、この手の寿司が食べられるのも、京極寿司さんへ来る理由になる。
⚫︎トロたく巻き
⚫︎関西風玉子焼き
やはり玉子焼きは、関東関西共に、甲乙付け難い!笑
⚫︎魚骨スープ
サスエさんから仕入れするようになり、この魚骨スープよく出るようになったけど、本当に、魚から取ってるの?ってぐらい、全く魚臭くないんだよね。不思議。
⚫︎抹茶のブランマンジェ
◎江戸前バラちらし(テイクアウト)
前々から興味あったが、昼に鮨食べたのに、夜も鮨というのはどうもなぁーと思い、なかなか買えなかった江戸前バラちらし!
今回は、自分の晩飯用に、お店へ赴く前から購入することを決意。
帰宅後、晩飯として食べてみると、お!いつも頂いている繊細な握りとも違い、ネタもシャリも甘めな味付けながら、蟹や海老、穴子に鰻まで使われてるやん!
またさ、小鯵の南蛮漬けかな?や出汁を取った昆布の煮物なんかも、良い味出してるよ!
安くはないけど、買う価値大アリやと思う!
ご馳走様でした!!