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舞茸天つけ汁そば@1,430円
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そばのアップ
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そばのリフト
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舞茸天
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つけ汁にはつみれとキノコ
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薬味
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マコモダケの天ぷら
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そば湯
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竹炭いなり寿司
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そばかりんとう
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冷たいそばメニュー
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温かいそば等のメニュー
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ごはん、おつまみメニュー
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季節メニュー
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卓上には七味が三種
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店内
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外観
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お店の前は、彦根城のお堀です。色付き始めてますね。
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滋賀県内での午前中の用務を終えて、ランチは彦根でとることになりました。
ランチ場所については、同行者が気を利かせてくれて、事前に食べログの評価のそこそこ高いお店を3店舗ほどリストアップして示してくれ、その中から好みのお店を選んで欲しいとのこと。
私の好みで当店を選んだわけですが、結果的には前日の出張先の長野県佐久平でもランチは蕎麦(@佐久の草笛)になってしまったので、ちょっと後悔しました。
ただ、そこは気持ちを切り替えて、佐久での小諸そばとこちらの伊吹そばを食べ比べてみるのも悪くないなと考えました。
当店は彦根城のお堀端にあるお店。
なかなか風情のある立地で、これから紅葉の時期にかけては、かなり混雑するのではと思われます。
当店を運営しているのは、滋賀県彦根市に本社を置く株式会社一圓興産。
昭和52年設立の会社で、飲食店経営の他に、ホテル業、土産販売、不動産賃貸管理業などを手掛けている会社です。
飲食店部門については、「ほっこり屋」というブランドを中心に複数ブランドでの店舗展開を行なっています。
やはり滋賀県内の店舗が多いのですが、東京にも秋葉原UDX アキバイチ3階に「日乃本比内や秋葉原」、日本橋三井タワーの地下1階タワーダイニング内に「ほっこりや」の2店を出店しています。
あの銀座シックスの6階にも「日乃本比内や銀座シックス」を出店していましたが、残念ながら、2019年9月に閉店しています。
当店が臨む彦根城は、あの井伊直弼を生んだ彦根藩・井伊家の居城として知られています。
国宝の天守閣をはじめ、数多く現存している櫓や門には重要文化財に指定されているものも多いです。
この他、広大な敷地内には、井伊家の名宝を展示する「彦根城博物館」や、四季折々の景観が楽しめる庭園「玄宮園」もあって、見どころたっぷりですが、その城散策が終わったら、お堀の外側にある当店で昼食というのも、一つの観光コースになっているようですね。
現にこの日も、駐車場には大型観光バスが停まっていました。
当店の名物である伊吹蕎麦は、伊吹山麓で育つ蕎麦の実で打った蕎麦ですが、伊吹は伝統ある蕎麦の産地で、日本の蕎麦の発祥地とする説もあるくらいです。
江戸時代には井伊家の大名も好んで食しており、井伊家から将軍家への献上品に使用されていたとの記録も残っています。
当店では、その在来種の蕎麦を生産してもらうため、伊吹の農家と栽培契約を結ぶというこだわりぶりで、毎年、契約畑で収穫される蕎麦を使用しています。
小粒で甘皮が多く、しっかりつながるコシが特徴の蕎麦は、素朴でシンプルな味わいながらも香り高いことでも評判なんだそうです。
また、蕎麦打ちには、伊吹山の有名な伏流水「泉神社の湧水」を汲んで、彦根まで運んで使用するといったこだわりもあります。
山の土と水で育った蕎麦にはこの水が必要だということだそうですが、地産地消の考え方に共通するところがあるように思います。
昔、法隆寺専属の宮大工だった西岡常一氏の著書「木のいのち木のこころ」を読んだことがありますが、そこには、木材を使う時は、その木の生まれ育った環境をきちんと押さえたうえで使うことにより、初めてその木の持つ特性が生かされるといった教訓が語られていました。まさにそれですね。
因みに伊吹そばは、地域で育まれた名産や、名物・特産などといわれる農林水産物・食品を保護する地理的表示(G I)保護制度に2019年9月に登録されたところです。
この日は、12時35分頃の訪店になりました。
同行者が予約を入れてくれていましたので、スムーズに席に案内してもらえました。
卓上にはメニューが置かれています。
メニューは冊子になったグランドメニューと季節メニューらしい一枚紙があります。
グランドメニューを見ると、盛りそば、かけそばが各@750円+勢。まあ、蕎麦専門店としては、標準的な価格と言えましょうか。
注文は一枚紙の季節メニューにあった舞茸天つけ汁そば@1,430円にしました。
同行者がそれの竹炭いなりセット@1,650円にしたので、私は、単品メニューにマコモダケの天ぷら@385円を付けました。〆て1,815円ですからやや贅沢なランチになりました。
注文するとすぐにサービスの蕎麦かりんとうが運ばれて来て、それをつまみながら待っていると、11分後にそれぞれの注文メニューが順番に運ばれてきました。
蕎麦は、玄蕎麦の星も点在する瑞々しいそばで、しっかりしたコシと風味があります。
つけ汁にはツミレとキノコ(しめじ、エノキ)が入っており、なかなか充実。
薬味もカボス、わさび、白髪ネギですが、見た目からして鮮度の良さが伝わってきました。
これはとても美味しいです。
井伊家伝統の味、そしてGI登録された味だというのがよく分かりました。
量は、極端に多くもなく少なくもありません。
前日の小諸そばも美味しかったのですが、それとはタイプの異なる蕎麦ながら、味は甲乙付け難く、2日間で素晴らしい蕎麦を続けて食べられたのはとても恵まれていました。
こんな蕎麦を食べると、東京の江戸前蕎麦がいかに貧弱かがはっきりしますね。質的にも量的にも。
舞茸の天ぷらは今や珍しいものではありませんが、揚げたてでカラッと揚がっており、とても美味しかったです。
マコモダケは三重県の菰野町が有名ですが、米原も産地の一つとのこと。
淡白な味わいだけに天ぷらは良く合いますね。
塩でシンプルにいただきましたが、こちらも好みの味でした。
彦根城のお堀に面したロケーションもさることながら、蕎麦の味も間違いなく一級品。
彦根城→当店の観光コースは満足すること請け合いです。
参考までに当店に辿り着くまでの間、彦根城界隈には、渋そうにコーヒー専門店が散見されました(例えば、「珈琲所ござれ」など)。
彦根城見学の後、ランチにとどまらずにこんなお店もコースに入れたら、半日コースくらいはすぐに仕組め、より満足度が高まるかもしれませんね。
いつの日かプライベートでも来てみたいと思わせてくれた彦根の町でした。