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炙り鯖寿司も登場、鯖街道花折
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assyassy
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店名 |
鯖街道花折(工房)
|
---|---|
ジャンル | 寿司、郷土料理 |
お問い合わせ |
077-599-2808 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京都大原バス停留所から車で13分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
32席 (4名小上がり席×8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 10台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
現在店内での飲食は休止中 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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07/12再訪
来客をかやぶきの里美山田歌へ連れて行く計画だったのだけれど、あいにくの雨というか、山の中は雪かもと断念し大原三千院と、宝泉院へ連れて行った帰りに足を伸ばしてきました。それでも花折れ峠のトンネルをくぐると一面の銀世界でした。この店は京都と福井の分水嶺のある峠のトンネルを超えたところにあります。この店では麺類ももちろんあるのですが、迷うことなく鯖寿司御膳を、、。たっぷりと油の載った鯖の旨味がご飯に乗り移って美味いことと言ったら。前回訪問時にはなかった炙り鯖寿司というのがあって、これを分け合いましたが、もうすこし当たりが柔らかい感じで、こいつも良かったです。
鯖街道は国道367号線でその昔、若狭湾で取れた鯖を京都まで人力で運んだ事からこの名前が付いています。
「京は遠ても十八里」小浜の鯖運搬人たちは花折峠のきつい登り降りを思い、自らを慰めてこう言ったといわれています。鯖街道花折は出町からこの道を北上し花折峠のトンネルを出たところにあります。「花折」はそのほか出町柳にも店舗を構えていますが、お勧めは小浜までのドライブがてらこの花折峠の工房兼店舗でいただく鯖寿し膳です。肉厚で塩加減や酢加減も良くて一度食べたら病みつきになってしまいそうに美味しいです。
余談ですが、鯖寿司は相当古くから京都で食されていた食べ物だそうです。鯖の活腐れといわれるほど痛みやすい魚を何故炎天下の夏も運べたのかと言うと、いくつかの偶然が重なっています。その中でも重要な役割を果たしているのが昆布です。北前船と言うのを歴史の教科書で習った記憶がある方もいらっしゃると思いますが、江戸時代に蝦夷と天下の台所大阪とを日本海経由で結んだ商船航路と船の事です。
その北前船をプロデュースしていたのが近江商人たちで京都に何とか鯖を送って稼げないかと試行錯誤した結果、着目したのがひと塩の鯖を酢で〆て、さらに北前船で運んできた昆布で包むというアイデアでした。天然のサランラップとなった昆布の味が鯖にしみて京に着くころには絶品の味になったそうです。
今でも祇園の鯖寿司屋いずうでは鯖寿司を頼むと分厚い昆布にぐるぐる巻きになった状態のものが供されます。
この北前船効果は京都の他の食物にも大きな影響を及ぼしています。そのひとつがニシンそばです。蝦夷で獲れて干物にされた身欠きニシンを甘辛く炊いて蕎麦に浮かべたもので、四条川端の蕎麦屋総本家にしんそば松葉の何代か前の当主が明治初期に考案したといわれていますが、庶民の間でもっと前から食べられていたんだと僕は思っています。まさか北の国の鰊も蕎麦に身を横たえようとは思ってもいなかったでしょうね。
それから芋捧も然り、サトイモや蝦芋と棒鱈の干物を炊き上げたもので京都の典型的なおばんざいのひとつです。昆布のニシン巻きなどは北前船の物資を京都でコーディネートしたものです。