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店名 |
ボーセジュール
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
077-521-5522 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
錦駅から850m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
64席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、ホテルのレストラン |
ホームページ | |
備考 |
三浦 健史料理長 世界料理オリンピック2008 銀メダル受賞 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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JR琵琶湖線・大津駅からシャトルバスで10分ほど、大津市におの浜の琵琶湖畔に建つシティホテル「びわ湖大津プリンスホテル」の38階にあるホテルのフレンチレストランです。
このホテルは1989年(平成元年)4月の開業で、建物は世界的な建築家の丹下健三によるもの。高さが地上133mで、滋賀県で最も高いビルとして、琵琶湖沿岸のランドマークとなっています。
諸般の事情で連続した休暇を取得できない今年の夏、せめてものリゾートを…っということで超近場、琵琶湖畔のこのホテルでたった1泊の夏休みを過ごすことにしました。
琵琶湖を一望できる30階の部屋でくつろいでいると、部屋に置いてある宿泊者向けのパンフレットに、ホテル内各レストランのリーズナブルなムニュがあることを妻殿が見つけました。外に出かけるのも面倒だし、その中のフレンチレストランをすぐに予約しました。
このホテルの最上階にある「ボーセジュール」は、ホテル開業時より営業されているレストランで、メインレストランとして位置づけられているようです。琵琶湖を一望するフロアーは席数が64席、個室も用意されています。
ショープレートがセットされたテーブルに着くと、目の前に広がるのは琵琶湖の南湖、遠くに琵琶湖大橋が見えます。飲み物は、スパークリング・白・赤の三種のグラスワインのセットをお願いしました。こういう料理の進行に合わせたセットはありがたいですね。
宿泊優待ディナー(4,500円・サービス料別途)はオードブルにスープ、魚料理、肉料理、デザートからなるコースです。
アントレは「お食事前の小さな前菜」ということで、アミューズみたいな軽いオルドーブルが最初に運ばれてきました。秋刀魚、椎茸、長芋をミルフィーユ状にしタモのと、ベビーリーフをバルサミコソースで仕立てられています。
次はスープ。「ボーセジュールこだわりの野菜のポタージュスープ・近江の鶏の角切りを浮かべて」と題して、ドロリとした南瓜のポタージュに抹茶のエスプーマが被せられ、底には大量の鶏が沈んでいます。
ポワソンは白身魚に万願寺唐辛子と加茂茄子が寄せられ、バターソースで仕立てられています。魚の種類は初めて聞いた名前なので失念してしまったが、甘鯛に近い淡泊な風味です。万願寺の香りも豊かです。
ヴィアンドは「牛フィレ肉のグリエ温野菜添え」です。適切に火入れされたフィレ肉に茸とマスタードのソースが合わされています。温野菜はオクラとビーツ、そして牛蒡のグラタンが添えられています。
デザートはマンゴーとパッションフルーツのムースとヨーグルトのソルベです。ムースはスポンジが添えられ、フルーツケーキのスライスに乗せられています。
最後にコーヒー。こちらは酸味のあるクラシカルな味わいでした。
全体を通して、外連のないシンプルな構成で、スペシャルな素材を使わずとも質の高い料理に仕上げています。これは料理人の腕の良さを表していますね。サービスも、担当した兄ちゃんがまだ新人のようで、ややたどたどしかったものの、一生懸命さが伝わってきてほほえましい。
ワタシたち大阪人にとっての命の水瓶・琵琶湖を眺めながらの食事は、良質の料理と真摯なサービスに支えられ、満足できるディナーとなりました。