ここに来るためだけに長瀞に行く価値がある。 : お豆ふ処うめだ屋

今週の頭、母が「ここの豆腐ランチが食べたい」と言うので、車を走らせはるばる長瀞まで訪問してきました。

現地に到着したのは午後1時過ぎ。駐車場はかなり埋まっていたが、2.3台分停められる余裕があったのでまずは一安心。古民家を改築した店内に入り、真ん中のちゃぶ台テーブルに案内された。

ランチメニューはデザート・ドリンクをのぞくと「夏の豆腐ランチ」の一種類のみなので迷う必要はない。それにデザートを追加注文し、しばし到着を待つ。

夏の豆腐ランチ

暫くしてお目当ての品が到着。ごはん、みそ汁、豆腐2種類、湯葉、漬物、青菜の和え物など3種と言うラインナップ。さっそくいただく。

ごはんは雑穀米。炊き加減もいいし甘みがあって美味い。これだけ食べ続けられる。

みそ汁
豆腐とわかめだが濃厚、ああ美味い。

豆腐

先ずはそのまま食べて、味変に塩（どこかは失念）をかけてと勧められる。
甘い。これはたまらん。正に大豆の味。豆腐だからさっぱり。これは下手に醤油かけたら勿体ない。半分以上いただいた所で塩を少々。これはいい。大豆の旨味がさらに引き立つ。

豆腐そうめん？
細切りでそうめん状、ゴマみそがアクセントで美味し。

湯葉

美味い。たまらん。

豆乳

正に液体の豆腐。豆腐の旨味凝縮

おからサラダ、いつもながらうまい。こういう手があるのか。あっさり洗練された味。

青菜の豆腐和え　旨い。


おとうふのレアチーズケーキ

半分豆腐で作られている。豆腐だからあっさりなのに濃厚で甘味も十分。これはたまらん。
てゆか、個人的にはこれ以上美味いチーズケーキは食べたことがない。ブルーベリーソースが旨味引き立てる。

それにしても相変わらず素晴らしい。1時間半かけてきたかいがあったと言うもの。
しばしまったりした後、店を出た後、同じ古民家内にあるテイクアウト専門の店でおからドーナツを購入。また、食事をとった客に対してはおからが人数分サービスされるので2人分いただいて帰った。

おからドーナツ　シナモン

おから中心なのであっさりめ、しつこくなくヘルシーでそれでいてしっかり甘味とドーナツの旨味引き立てる。シナモンパウダーがいい仕事をしている。

おからは味が付いていないので卯の花で調理したのだが、美味し。

今度は秋のランチに切り替わった時期に足を運びたいものである。

長瀞に紅葉を見に行った際に立ち寄りました。
前回立ち寄ったのが、去年の暮れだから実に一年ぶりの再訪になる。

寄居を越え、長瀞に入ったのが丁度昼時であった。当然の如く、店は満席。数組の待ちが発生していたが、同行した母も私もここ以外考えられなかったので当然の如く待つことにした。

待つこと数十分。奥の座敷席に案内された。
ランチメニューは秋のお豆腐ランチのみなので迷わずに済む。デザートに豆乳ラテと豆腐チーズケーキ（母は豆乳プリンを注文）を注文した。（ランチと一緒に頼むと￥500）

お豆腐ランチは重五穀ご飯となめこみそ汁、地元の大豆を使ったなめらか豆腐、酸辣湯餡をかけた揚げ出し豆腐、湯葉に自家製漬物、搾りたて豆乳におからサラダに高野豆腐、白和えのラインナップだ。

五穀ご飯はあまり好きではないのだが、甘味があってこれは美味し。

なめらか豆腐

しっかり大豆の味がする。やはりここの豆腐は最高だ。毎日こういう豆腐を食べていたらスーパーの豆腐は食えなくなるな。

揚げ出し豆腐

揚げ加減最高で正に最高の揚げ出し豆腐。仄かに酸味のある酸辣湯の餡がイイ感じに絡み美味し。

湯葉

やはり新鮮な湯葉は美味し。わさびがアクセントで旨味がさらに増す。

おからサラダ。

これも美味し。おからとサラダが何の矛盾もなく融合しかなり好みだ。

高野豆腐

出汁がいい感じでしみこみ美味し。人参やシイタケも素材の甘味と出汁のしみこみ加減が絶妙でたまらん。

白和え

小松菜の白和えだが、ゴマ豆腐を和えた感じで美味し。

漬物

自家製のしゃくしな漬けだが、野沢菜的な感じで美味し。これだけでご飯が進む。

豆乳

正にこれは豆腐の液体だ。これはたまらん。

デザート

豆腐チーズケーキ

なめらかなチーズがふんだんに使われていて美味し。濃厚だが、豆腐が加わっているせいかしつこくなくいただける。砕いたクッキー（正式名称知らん）がアクセントで旨味増す。

豆乳ラテ

正にラテという感じで美味いのだが、言われてみれば豆乳のまったり感がありこちらの方が飲みやすいかもしれない。美味し。


それにしても相変わらず美味い。もうそろそろ冬のランチに切り替わるだろうから来月にも足を運びたいものである。

一か月前のレビューになりますが、忘れないうちに上げたいと思います。
母が「寄居にある五百羅漢が見たいから車を出してくれ」と言うので、その途上で「何処かランチでも」という流れになった。

ならば、寄居を越える事になるがかねてより気になっていた「お豆ふ処うめだ屋」はどうかと提案した所、かなり興味を示してくれたので即決。一路、長瀞を目指した。

ここは長瀞や秩父に行く際に見かけてる度に寄ってみようかと思うものの、他にお目当ての店がある所為もあり泣く泣くスルーしていた。しかし、思い立ったが吉日。今日こそ寄ってみよう。

Ｒ140号を秩父を目指して向かい、野上駅と長瀞駅の中間の通り沿いにある現地に到着した。
駐車場はかなり埋まっているが、まあ何とかなるだろうと古民家造りの店内に入店した。

案の定、かなりの盛況ではあるが、運よく数卓程空いていたので待たずに座ることが出来た。
上記でも触れたが古民家造りの室内は、田舎にあるような庄屋の邸宅的な趣があり中々味わい深く、落ち着いた空間である。

メニューはデザートと飲み物のほかには「冬のお豆ふランチ」のみなので選択の余地はない。
デザートセットもつけられるようなので私は「豆腐プリン」母は「豆乳チーズケーキ」をセレクトしドリンクはそれぞれコーヒーを選び、注文完了。

しばらくしてお目当ての品が到着。

湯豆腐

秩父の大豆を使用しているようだが、正に大豆の風味、鮮烈で仄甘い豆腐の甘味を十全に味わえ、正に滋味あふれる旨みだ。汁は正に豆乳と言った感がありなんとも素晴らしい。ああ、来た甲斐があった。


塩や醤油をたらすと旨みは当然のように増すが、何もつけなくても良いくらいだ。

キノコご飯

何とも優しい味わい。塩気は控えめにもかかわらず炊き込みご飯の旨みをしっかり味わえお薦め。

総菜（3品）

高野豆腐。
出汁もしょっ辛くなく丁度良いまろやかでこれだけ美味いこうや豆腐はそうそうないだろう。
付け合わせの人参やさつま芋も素材の甘みをしっかり引き出している。

おからサラダ。

そう来たかという感じだ。しっかりおからとサラダのいいとこ取り。美味い。

漬物

秩父名産のしゃくしな漬と野沢菜だが、これも美味い。日本酒でもお茶請けにもどちらでも対応可。

すっかり平らげたところでいよいよデザートである。

豆乳プリン

豆腐ではあるのだが、しっかりプリンしている。これは美味い。豆腐とプリンのいいとこ取り。

豆乳チーズケーキ。
これもヘルシーなのだが、チーズの風味もしっかり感じてどっしり感がある。これもお薦め。

珈琲。

美味い。

すっかり満足して店を後にしたが、お土産で買ったおからドーナツ(写真はありません）も素晴らしかった。

胡麻ドーナツ

すりごまの風味たまらない。おからの軽さはありながらしっかり旨み伝わる。
軽いので後を引かない。

ホワイトチョコ抹茶。

ホワイトチョコのコク、甘味とほんのり抹茶風味の生地がしっかりマッチング。
美味い。

それにしてもここのデザートはけして代用品なんかじゃなく主役を張れるほど素晴らしい。

ヘルシーでなおかつ美味いのだから言うことなし。
長瀞に足を運ぶ際は必ず寄りたいものだ。