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ずりあげうどん 所かわれば ずりだしうどん または 湯だめうどん・釜揚げうどん
こちらの口コミはブログからの投稿です。？
記事URL：http://w-shinjukulunch.seesaa.net/article/436658442.html
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
車澤うどん（くるまざわうどん）
|
|---|---|
| ジャンル | うどん、そば |
| 住所 | |
| 交通手段 |
三峰口駅から3,614m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
席・設備
| 駐車場 |
有 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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秩父鉄道の終点三峰口駅から旧大滝村方面へ車で10分ほど、大輪集落内国道沿い右側「車澤うどん」ずりあげうどんと舞茸天のセット1,000円をいただきます。
秩父というのはおもしろい土地で、エリアの奥の旧大滝村地域は埼玉県とはいえさいたま市よりも前橋市のほうが近く、さらに言えば甲府市のほうが近いという。。実際さいたま市からは優に２時間かかるけれど、甲府からは道路改良のおかげもあって１時間半くらい。また峠を越えれば長野県・古くから信州佐久地域ともつながりがあり、また三峰山から雲取山を抜ければ東京都奥多摩に通じるという、山奥ながら多様な文化が行き来する場所でした。（実際今回は青梅から山を越えて秩父に入りましたし。）
お店のある大輪は三峰山へのロープウェイの起点ということで賑わっていましたが、2006年ロープウェイが廃止になり、久しぶりで通りかかったらすっかり活気がなくなっているというか。。でもこちらのお店は盛業中、シーズンオフの某日立ち寄りました。靴を脱いでちょっと暗めの旅籠風の店内に上がれば、机が４卓、その真中には火鉢。もしかしたらこの古い建物、以前は旅館か何かを営まれてたのかもしれません。
メニューを見て、ずりあげうどんがあるのにびっくりしました。ずりあげうどんというのは、茹で湯を張ったたらいにうどんを入れて提供し、ずりだしてつけ出汁でいただく食べ方。讃岐うどんでいう釜揚げうどん・ゆだめうどんですが、東京の五日市や青梅奥多摩方面でも見かけたけれど、秩父でも食べられてたとは知りませんでした（後で調べたらケンミンＳＨＯＷでも紹介されたとか、、知らなかった）。先にふれたとおり、奥多摩方面と秩父エリアとは昔からつながりがあるんですよね。五日市や青梅奥多摩方面では「ずりだしうどん」という呼び名が一般的なのに対して、秩父では「ずりあげうどん」と呼ばれるのが違いのようです。
前置きが長くなりました。注文すると、お店のお母さんがすぐにお茶と煮大根の小皿を持ってきてくれます。さらに、サツマイモの煮物、大根ときゅうりの浅漬も。こういう小皿が出てくると、うれしくなっちゃいますよね。えーと酒のんでいいですか？だめ？あ、車だっけ、今日。。。一応ノンアルビールはありますが。
しばらくして運ばれてきたお盆もビッグサイズ。うどんとつけ出汁の他に、かなり巨大な舞茸天がどーんと３つ、これは食べごたえがありそうです。そして天つゆ、塩、薬味（ネギ、胡麻）、鰹節。さっそくうどんを引きずり出して、もぐもぐ。おそらく〆ていないうどんはふんわりとした小麦の風味が心地よく、ほこっと喉を通り過ぎていきほっとする味。汁は薄味で透明感のある汁にどっぷりつけていただけば、なんだか気分まで幸せになります。いいですねぇ。。で、巨大な舞茸天は揚げ具合もよく舞茸の風味に油のコクが加わり、サクリといい感じ。あーやっぱり酒が飲みたいぞ（笑）
舞茸天に圧倒されながらも、ずりずりとうどんをいただき、完食。そのタイミングで、お店のお母さんが「どうぞゆっくりしてってください」とコーヒーを持ってきれくれました。うれしいですねぇ。水がいいからか身体にすっと染み入るようなコーヒーですが、これがまだ残っていたサツマイモの煮物と合います。思わず長居してしまいました。
ずりあげうどんも美味しかったけれど、普通のもりうどんも美味しそうだなぁ。また何かの機会におじゃましたいと思います。お店のお母さんとお父さんの接客にも癒やされました。ごちそうさまでした。