味は最高！　あとは各々のCP感覚 : チョッパーズ

祝日13時過ぎに入店。
前回小耳にはさんだので検索して、今回は車で伺いました。
お店には駐車場はありませんが、お店前の大通りをはさんだ向かい側の一角にお手頃コインパーキングがあります。車を気にしつつ路上駐車もしたくないので、これから車を使うときは利用するつもりです(*'-')

ランチタイムの訪問は初めてでした。
毎日11～15時は、ランチセットとして各ハンバーガーに+80円でオニポテを、+90円でサラダをつけてもらえます（冬場はスープも選択可）。
ドリンクは別。通常メニュー通り、250円から各種選択です。
そういえば一度テイクアウトしたことがあるのですが、その際はドリンク購入は不可でした。ご注意をば。


■チーズバーガー　オニポテセット（980円＋税）
自分的定番のチーズバーガー。
バンズにパティ、オニオンソテー、レタスの基本形に加え、トマトとチーズ2枚入ってます。チェダーチーズだと思いますが、とろけたチーズの風味が濃厚でおいしい。
粗挽きどころか小豆大レベルのお肉をまとめたパティや、たっぷり折り込まれた瑞々しいレタス、切り口だけでなく背面もかりっと焼かれたバンズも合わせて、相変わらずの完成度です。
バーガー袋に突っ込むことでようやくかぶりつけるサイズなので、一度食べだしたら二度と手を離せない感があります 笑


■アップルジュース（250円）
果汁100％。フルーツジュースは他にオレンジとグレープフルーツがあります。
ドリンクは250円のソフトドリンクから、500円前後の各種ビールやカクテルなどのアルコールも充実。
注文を受けてから挽かれるというコーヒーが売りのようなので、次回は試してみようかな？


味は既に数回いただいている通り文句なし。近年グルメバーガーブームで海外から様々なチェーンも上陸していますが、ここを知っていると他を試したい気持ちがそれほど湧いてこないのが現状です。充分満足。
またおいしいハンバーガーをがっつきたくなったら、お邪魔しようと思います。

一つ引っかかるとすれば、やはり価格。コストパフォーマンスというより単純に価格です。
私個人はこの質ならばこの価格でもまあ納得かなと思いますが、同行者によっては「おいしいけど高い」「できれば全てあわせて1人1000円程度に収めたい」と言われることが何度かありました。
今回の成人男性の同行者はサラダセットでチリビーンズバーガー（1090円）とジュース（250円）を選んでいましたが、これだけだとやや物足りない、でもランチでこれ以上の額は使いたくないかなあ、とやや逡巡していました。結局追加はせず。

こだわった素材でおいしいものを頂けるレストランとしては十二分だと思いますが、同行者の感覚によっては選びにくい場合もあるのが、唯一の考えどころかも。ジレンマです；

休日16時過ぎに伺いました。
開店以降基本通しで営業されてらっしゃるので、自分のような怠惰な休日を過ごしている者には大変助かります 笑

カウンターにテーブル席3つ。スペースとしてはコンパクトですがポップでアメリカンな、可愛らしい店内です。
スタッフはご夫婦らしい男性と女性のお二方。
初訪問だった自分たちに気づいた接客担当らしい女性スタッフさんが、半端な時間だったにも関わらず非常ににこやかに、かつ細やかに、各メニューや食べ方などの説明をしてくださいました。


■チーズバーガー（900円）
パティ、チェダーチーズ、レタス、トマト、オニオンソテーをバンズでサンド。オーロラソースベースです。
マヨネーズが食べられない自分は恐縮しつつオーロラソースをカット。スタッフさんの配慮で、ケチャップのみにしてもらいました。
プラスメニューを見ていたら魅かれ、ベーコン（150円）をトッピング。

バーガーは上下のバンズまで串で突き通して支えられ、お皿で運ばれてきます。
でかいです。ちょっと途方に暮れるクラスの厚み。迫力としか言いようがない。
別添えのバーガー袋に串ごと移し、そうっと串を抜いてから、あとは潰すなり大口を開けるなりしてかぶりつきます。

それぞれの具がたっぷり入りすぎて最初の一口ではパティにたどり着かなかった中、最初に感じたのはバンズの食感。
ふかっとしたシンプルなパンですが、切り口がこんがりと焼かれています。トーストされた食パンのように、かりっとした噛み心地が気持ちいいです。
レタスもシャキシャキした葉がたっぷり、チーズも色濃いチェダーが強い風味を放ちます。
ですがそれを軽く凌駕したのは、やっと到達したパティでした。

こんなハンバーグ食べたことないです。ハンバーグと呼んでいいのか迷うくらい。
最初にお店の方が「挽肉は仕入れません。塊で仕入れて自分たちで挽きます」とおっしゃってたので粗挽きなんだろうと予想してたんですが、粗挽きなんてもんじゃない。小さな塊肉の集合体です。
誇張じゃなく肉の一粒一粒が、あずき大を超えてます。むしろどうやってハンバーグの形にまとめてるんだろうと不思議。
しかもそれぞれの粒に火が入りすぎることなく、柔らかな食感を保ってます。個人的にお肉の脂身がそれほど得意じゃないんですが、脂身を噛むことはなかったような…どこの部位なんだろう。
これも事前にあった「お肉そのものを味わってほしい」の説明にふさわしく（なのでマスタードも使ってないそうです）、胡椒のしっかり効いたシンプルな味付けで、牛肉の力強さを存分に楽しめました。
ベーコンも肉厚で焦げ目のついたおいしいものが追加されてきましたが、このパティならなくても十二分に満足できます。

こんなハンバーガーは初めてでした。
ハンバーガーの概念を覆された。


■チリチーズフライ
フライドポテトにチリビーンズとチーズがかかったもの。フォークでいただきます。
メインを選ぶ際、実際選んだチーズバーガーとチリビーンズバーガーで迷ったんですが、チリビーンズの辛さの度合いが判らなかったので、お試しを兼ねてオーダーしました。
メニューにもありますが、もちろん辛味はあるもののそれほど強くありません。スパイスでまとまった豆と挽肉が食べごたえがあります。さらにチーズ。そして細めのフライドポテト。
ガッツリ食べたい時のサイドにおすすめだと思います。
さらっと食べたい時にはやや重めかも 笑


ハンバーガーショップだと思って臨むと高いです。バーガー2つとチリチーズフライ、ドリンク2つで3,000円超えました。
ですがそれを加味しても尚また伺いたい、これなら仕方ないと思えるほど、ハンバーガーの完成度もまた高い。唯一無二なんじゃないかなあ、の個性も光ります。
メニューに明記されていた「ジャンクフードでなく一から手作り、見た目やバランスも含めた食事」を、そのまま大事にされているお店なのでしょう。

きっとまた伺うと思います。
ごちそうさまでした。おいしかった！　びっくりした！