還暦になった日にお邪魔して以来だから３年ぶりのランチは北本駅前唯一の大衆食堂♪ : 大盛 本店

令和２年８月１１日（火）･再訪２回目

北本駅東口から程近い場所に前回の東京五輪の年に開店の
今となっては唯一の北本駅前にある大衆食堂です。

今から２０年前に道路に面していた旧店舗前の道が拡幅を
される時に入口が道路に面した北側から一本入った西側に
変わったため少し目立たなくはなってましたが地元に根を
張って 地道に昼はランチを提供する食堂、夜は酒類提供
もある「大盛」さんです（あ、酒は昼でも有り・・）。

８０歳になるかくしゃくと調理する主人と、何となくで
ありますが都内下町（城東地区）で使われいる江戸弁の
ような喋り方をしていました奥様とのコンビは絶妙仕事
でありました。食堂一筋５６年は素敵なことで並大抵で
ないです。

店はカウンター５席位と、４がけテーブルが２卓、奥に
小上がりがあって７～８人可能かなぁ・・

先客は男性の１人食べで、何十年ぶりかの来店らしくて
奥様と昔ばなしに話を咲かしていました。

メニューは表に食事があって、裏面は色々なつまみ類が
並び、もう１枚のパウチには提供する料理にカロリーや
蛋白質、油脂分が書かれた物があって大衆食堂で成分表
があるのは珍しいです♬

注文は色々とある丼物の中から「天丼」をお願いです。
単品メニューに、イカ天、穴子天があったので追加を
出来るか聞いたら￥８５０の天丼は内容はお決まりで
あるそうです。

内容は天丼（海老２尾、茄子、ピーマン、玉葱、舞茸
茗荷２～３個）、小鉢（玉葱、ワカメ、茗荷、獅子唐
茄子の和風サラダ仕立て）、御新香（胡瓜、梅干し、
茗荷、沢庵）、味噌汁（ワカメ）でした。

天婦羅を揚げ初めますがキャノーラ油を使用していて
胡麻油は使用無しでしたので、おそらく香りは薄いが
軽い仕上がりになると想定出来ました。

味噌汁以外に、季節の茗荷をたくさん使っていたので
好みなので嬉しかったです♬

天丼の天麩羅はタレが若干甘目ですが味が濃いことは
ないので最後まで美味しく頂けて、タレの量も適量で
あるので御飯がベチャベチャになりません・・しかも
炊き方は固目で好みでした。

野菜では茗荷の天麩羅が想像以上に美味しかった・・
小鉢も御新香も味噌汁も手作りで、心のこもった旨い
日常の食事を安心して出来る店でした。

ご夫婦共に御高齢ですが地元なので頑張って欲しいと
思っている店でした。ただ、話の内容から息子は都内
世田谷に行って帰ってこない・・「店を継がせないで
良かった」。なんて常連との話を聞くともなく聴こえ
少し心配になった４０℃を超える県央の真夏でした。

県央・２６４件目

灯台もと暗しという言葉があるように案外と行動範囲に
近いのに見逃していた店があるのですね。JR高崎線の
北本駅東口から徒歩２～３分、駅ロータリーを超えたら
旧中仙道を渡って東へ僅か１０メートル位、埼玉信金の
裏と言ってよい場所です。店の入り口が大通りを向いて
なく大通りは１０年ちょっと前の道路拡幅で商店街では
あったのですが、今は小奇麗なビルになっています。

そんな理由で、大通り側はビルの側面だったので今まで
気がつかなかったようです。私が帰宅するルートも旧の
中山道を渡らずに桶川方向に歩くので、よっぽどの用事
が無い限りは、そのまま旧中仙道を上る訳です。それで
気がつかなかったのかなぁ・・

それと以前は北本駅は北本宿駅と呼んでいました。江戸
の昔は宿場町でしたが現在の北本市はビジネスホテルも
旅館もありません・・桶川＆鴻巣両駅にはあります。

この都度、北本駅東口の市の土地をリースして小規模の
ビジネスホテルが建築計画されています。とりあえず
ここでは、事実のみを記して置きます（調印近し）。

話題休閑

この日は１２：３０分頃に東方面に用事があって右側を
チラ見して暖簾を発見・・食堂ではないですか！！
しかも個人経営の好きなタイプです♪

先に用事を済ましてから西口に出てヘブンか支那そば心麺
で食事を思ってましたが予定変更で、こちらで昼食をとる
事にしました。

暖簾をかき分け、ドアを開けると休日な事もあって先客
は地元のおじさんが甲子園の高校野球を見ながら早々と
ビールを飲んでいるではないですか！！！　良い雰囲気
ですね～　空いているので４人がけテーブルにどうぞと
案内をしてくれた女将さんは凄く感じが良いですね・・

メニューは表が食事メニュー、裏がつまみになってます。
食事は、カツ丼、親子丼、天丼、鉄火丼、海鮮丼等々・・
定食は天ぷら、焼肉、刺身、焼魚とあったので￥９８０の
刺身定食にしました。ふと、テーブル上を見ると定食類の
栄養成分とカロリーが書いたものがありました、それに
よると刺身定食は、こちらでは６００カロリー位と書いて
ありました♪

本当は海鮮丼にしたかったのですが、主人が刺身が鮪赤身
と烏賊しか入ってないそうで定食にした訳です。近所の方に
聞いたのですが、以前はこのあたりに鮮魚店があったそう
ですが、確信は持てないですが食堂に鞍替えしたのかな？

５～６分でトレーに乗せられて運ばれてきました、刺身は
前記したように鮪赤身と烏賊でしたが、こう言ってはなん
ですが思ったより質が良かったです。烏賊は久々に食べた
するめいかでした。つまは胡瓜の極細切りと大根のかつら
剥きに大葉です。

煮物は厚揚げ、人参、牛蒡、茄子に、豆類をアクセントに
した物で鰹が効いて旨かったです。味噌汁は、濾してない
味噌を使っているので久々に当った田舎風・・具材は茗荷
にわかめで、特に茗荷が香るので夏向きでした。御新香は
浅漬けタイプの自家製な感じで、細いミニ胡瓜と大根です。
味は薄目かなぁ・・御飯の炊き方も調度良い塩梅です。

見逃していた食堂・・つまみも豊富なので駅から自宅へ帰る
時の飲みに次回は立ち寄ってみます♫　ごちそうさま！！