「支那そばや」佐野さんの味を継ぐラーメン　 : 支那そば心麺

埼玉は北本の老舗「支那そば 心麺（しんめん）」。
先代は「支那そばや」佐野さんのお弟子さんで、現在は2代目の店主です。

メニューは醤油、塩、旨辛醤油に20食限定の富山ホワイト。
約3年半ぶりに伺いましたが、基本メニューは変わっていません。
メニューは印字されてキレイになってます。

息子と伺って注文は「醤油ラーメン」830円に「白メンマの塩ラーメン」930円。
食べログクーポンを使って醤油に味玉を付けてもらいました。

スタッフは店主さんと若い女性一人。
店内はカウンターにテーブル3と席数多いですが、店主さん一人でテキパキとラーメンを作ってます。

まず先に塩ラーメン。
うっすら濁りあるスープで、バラロールの上にまっすぐ小松菜。

スープを飲んでみると、鶏にうっすら魚介で豊潤な味わい。
塩ダレもほど良く揚げネギが良い味出してます。

自家製麺は極細でも啜り心地抜群。
ホロホロのバラロールも美味しいです。

醤油ラーメンは結構、醤油が立ったスープ。
パンチがあり、結構攻めてくる味わいです。

基本の具はほぼ同じで、やはりバラロールはホロホロ。
余計な脂が落ち、バターの様な風合いさえ感じます。

名古屋コーチン等厳選素材を使用した「支那そばや」直系の味。
初めて伺ったのは20年近く前ですが、やはり美味しいです。

なお、家族連れも多いからか、ラーメンはともに油は少なめ。
この界隈で1杯800円は安くありませんが、昼のピーク時は店内外に待ちが出来る老舗の人気店です。

2015年3月

北本の人気店「心麺」。
佐野実さんのお弟子さんで、日曜の昼ともなれば、雨でも外待ちです。

店内入口に紙が置いてあるので、そこに名前と人数を書いて待機。
注文は「白メンマの醤油ワンタンメン」1050円に「九条ネギW」50円。
食べログクーポンで味玉も付けてもらいました。

醤油のキレよりも出汁じんわりなタイプ。
以前はもっと鶏が効いていた気がするのですが、たまたまなのか、マイナーチェンジなのか。

国産肩ロースを使用したチャーシューはホロホロの柔らかさです。
白メンマはサクサクと軽い食感。
普通のメンマが一本入っているので、比較も出来て面白いです。

最後は、揚げネギをもらい、そこにスープを投入。
（揚げネギは一杯無料）

濃厚に旨味が爆発し、最高の〆。
この近辺では、間違いなく貴重なお店だと思います。
適度にオイリーさもあり、じんわりではなく一口目から美味しいですね。

麺は自家製で、ムチッとした食感の中細麺。
もっと柔いイメージがあったのですが、塩ラーメンが細麺らしいので、そちらに抱いていたイメージかも。
醤油も細麺に変更可能ですが、デフォの方が好みです。
やや硬めの茹で加減も良いです。

チャーシューは箸で掴むとホロホロに崩れる柔らかさ。
メンマは＋100円で白メンマに変更。
これも最近できたものだと思います。
白メンマはタケノコに近いフレッシュな食感。
通常のメンマも1本入っており、食感の違いが楽しめます。
白メンマで＋100なら、普通のメンマでも良いかな（笑）

醤油ラーメンには九条ネギも乗っており、良い風味です。

ほたて飯は烏骨鶏のスープで貝柱と一緒に炊かれており、旨味濃厚。
しっかりとした味で、ラーメンのスープをかけずにそのまま最後まで行けました。

デフォのラーメンが830円とお高めですが、それだけの満足度があるラーメンでした。
支那そば系のお店にしてはハッキリとした美味しさで、日曜の昼は外待ちも出来ています。

なお、チャーシューやメンマをお土産で買うことができ、お土産の購入だけでも大歓迎とのこと。
「肩ロースチャーシュー100g」450円を買ったので、夜のおつまみにします。

2014年9月

北本にある「支那そば 心麺」。
佐野実さんの支那そばやご出身のお店です。

カウンターの上には、追悼の意を込めて佐野さんの写真が飾ってありました。
佐野さんがお亡くなりになってから伺うのは二度目ですが、前回は見逃していたのかもしれません。

今回は子供と伺ったので、子供用のお皿も出していただきました。
プチゼリー付きで、子供はこういうのをとても喜びます。

まずは「瓶ビール」500円と「おつまみチャーシュー」500円。
ちなみに、日本酒が充実しており、天狗舞、春霞、福小町、六根、龍力、月の輪が500円。
八海山が400円です。

「おつまみチャーシュー」は愛豚肩ロースだそうで、大きなものが2枚。
炙ってあり、ホロホロに柔らかいです。
おつまみとしてはお高めですが、かなり美味しいです。

「醤油ワンタンメン」950円はワンタン4個。
餡は少なめですが、＋120円と考えれば悪くありません。

スープは名古屋コーチン使用で、鶏の旨味がしっかりです。
自家製の中細ストレート麺は、小麦が詰まっていてシコシコとした食感。
なお、醤油の場合、申告すれば揚げネギのお皿をもらうことが出来ます。
ここにスープを入れて飲むと、香ばしくてまた違った美味しさ。

「富山ホワイト」930円は、正式には「富山白えび塩ラーメン」。
塩ラーメンに干し白えび、白メンマが入って「ホワイト」な様です。

ここで塩ラーメンを食べるのは久しぶりですが、スープがじんわり沁み渡ります。
烏骨鶏のスープに、カドの立ちすぎない塩ダレ。
醤油ほどガツンと来ませんが、上品で奥深い旨味です。
こちらでは塩の注文の方が多い気がしますが、納得の美味しさですね。

麺は極細で、醤油ラーメンより細い麺です。
スープが絡んで良いのですが、麺としては醤油に使われているシコシコ麺の方が好み。

メンマはたっぷりの白メンマと普通のメンマちょびっと。
白メンマは姫タケノコのようなフレッシュな食感です。
後半は白えびの出汁も溶け出して、出汁感が強くなりました。

塩も醤油もレベルが高いですが、どちらか一杯と言われればやはり醤油ですかね。
いつかは辛いやつも食べてみたいと思います。

2014年5月

埼玉の北本にあるラーメン屋さん。
先日お亡くなりになった佐野実さんのお弟子さんのお店です。
追悼の意味も込めて久しぶりに訪問しました。

数年前、テレビ番組で佐野さんが二郎系のドン・キタモトに訪れた時、
「俺の弟子の店の近くに作りやがって！」
と笑って言ってました（笑）

創業1998年と言う老舗で、最初に訪れたのは、多分1999年。
当時と店主さんは変わりましたが、（もしかしたら今は3代目？）今でも人気です。

基本メニューは塩と醤油でしたが、メニューが増えてますね。
壁にも色々とメニューが貼ってあり、白海老を使用した富山ホワイトラーメン、
6段階の辛さが選べる旨辛醤油ラーメン、塩生姜ラーメンなどがありました。

注文はオススメの「白メンマ醤油ラーメン」930円と土日祝限定の「ほたて飯　小」200円。
間違いない見た目の一杯が登場です。

醤油ラーメンのスープは名古屋コーチンがベース。
アゴの丸干しなども加わっているようで、濃厚で力強い味です。
適度にオイリーさもあり、じんわりではなく一口目から美味しいですね。

麺は自家製で、ムチッとした食感の中細麺。
もっと柔いイメージがあったのですが、塩ラーメンが細麺らしいので、そちらに抱いていたイメージかも。
醤油も細麺に変更可能ですが、デフォの方が好みです。
やや硬めの茹で加減も良いです。

チャーシューは箸で掴むとホロホロに崩れる柔らかさ。
メンマは＋100円で白メンマに変更。
これも最近できたものだと思います。
白メンマはタケノコに近いフレッシュな食感。
通常のメンマも1本入っており、食感の違いが楽しめます。
白メンマで＋100なら、普通のメンマでも良いかな（笑）

醤油ラーメンには九条ネギも乗っており、良い風味です。

ほたて飯は烏骨鶏のスープで貝柱と一緒に炊かれており、旨味濃厚。
しっかりとした味で、ラーメンのスープをかけずにそのまま最後まで行けました。

デフォのラーメンが830円とお高めですが、それだけの満足度があるラーメンでした。
支那そば系のお店にしてはハッキリとした美味しさで、日曜の昼は外待ちも出来ています。

なお、チャーシューやメンマをお土産で買うことができ、お土産の購入だけでも大歓迎とのこと。
「肩ロースチャーシュー100g」450円を買ったので、夜のおつまみにします。
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2012年10月

相変わらず賑わっています。
店主が替わった直後に比べると、出汁が濃くなっていると思います。
厳選された材料で取られた、あっさりながらもコクのあるスープはとても美味しい。
細麺との相性も良く、やはり美味しいラーメンでした。
以前は出汁が薄くなって高すぎと思いましたが、この味なら高く感じないですかね。
点数修正します。
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2010年8月のレビュー

2009年に店主の体調面から休業が多くなり、
それ以来行っていませんでした。
復活した心麺に1年以上ぶりに訪れ、塩ワンタン麺を注文。
見た目は前と同様美味しそう。
スープも焦がしネギが利いていていい感じ、
ですが、
他の方もレビューしているとおり出汁が薄くなった感じがします。
以前は焦がしネギ云々よりもっとスープに力がありました。
チャーシューは前とあまり変わらず美味しい気がします。
麺も変わっていないのかもしれませんが、細いので伸びるのが早いかな。
美味しいラーメンではありますが、以前に比べるとちょっとがっかり。
かつ、価格設定は場所を考えても高すぎ（塩ラーメン800円、塩ワンタン麺950円）。
全体的に評価を下げさせていただきました。
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2008年1月
この界隈では頭ひとつ抜けたラーメン屋さん。
あの佐野実のもとで修行した店主さんなので、上品で味がしっかりしてます。
塩はホタテなどの海鮮系が感じられ、
醤油は臭みのない旨い鳥の味がします。
最近流行りのＷスープみたいにこってりではないですが、
出汁のうまみが十分に出たスープは絶品です。
チャーシューもかなり柔らかい。
ネギや塩などの産地が店内に書いてあり、こだわりが感じられます。
この近辺では珍しくピーク時には行列ができるお店。