くたびれたような刺身。まあ、こんなもんだろう : 和食よへい 鶴ヶ島店

愛妻と「夏ランチ（税別790円）」を目当てに利用した。
昼食時で駐車場も店内もほぼ満杯状態。店内を見渡すと主婦連と
思われる数グループが楽しそうにお喋りの花を咲かせていた。

注文は迷わず「夏のランチ」。
混んでいた割には食事が供されるのが早かった。

刺身を見ると、サーモンと蛸でそれぞれ二切れだが、切り身は薄い。
サーモンは疲れたような感じで、もう少し厚みがあれば美味しさが
増すのではと思った。
中落ちが丸く納められていたが、マグロ感は薄い。
刺身の下には玉葱が敷かれていたが、ここは大根の千切りの方が
いいんしゃないかえ。好みの問題だが……。

天ぷらは、蓮根、隠元、南瓜、茄子、オクラ。いずれも薄く切られ
ていて、蓮根と南瓜のほかは、それぞれの食感が薄い。

ご飯は食べ放題で、昼食時間帯は自分で取りに行く。
米質は概ね良好。

全体的には、安い値段相応だ。
物価がやや高くなったのか、ヒシヒシとそんな感じがした。

（26年05月 利用２）

25年03月から２回目の利用です。
平日の午後7時ころ利用しましたが、先客は広い店内に3組8名で静かな雰囲気
でした。

注文は、私が『上ロースカツとご飯セット(税別940円、839Kcal)』で、妻は
『上天ぷらと茶碗蒸し、ご飯セット(税別940円、839Kcal』です。

『ご飯のお代わりと丼物の大盛りは無料』という嬉しい掲示で、トンカツの
キャベツの追加も無料です。ただし、ご飯は自分でご飯保温器のところまで
行かなくてはなりません。
お茶、湯、冷水はセルフサービスです。

他のカツの料理には肉のグラム数の表示があるのですが、ロースカツには表示
がありませんでした。聞くと『120g』とのことでした。


『上ロースカツとご飯セット』には、ご飯、油揚げの味噌汁、香の物のほか、
白胡麻の入った擂り鉢が付きます。
『上天ぷらと茶碗蒸し、ご飯セット』には、ご飯、油揚げの味噌汁、香の物と
茶碗蒸しです。

カツは約１cmの厚さで柔らかな噛み応えです。個人的には、美味しいカツには
白胡麻は合わないと思いました。


天ぷらは、海老、鱚、薩摩芋、根生姜、大葉、舞茸、蓮根、インゲンなど。
真ん中に向かって聳え立つような盛り付けで、美味しさを強調しています。

どの天ぷらも、カツも衣が薄くてサクサクしていて、あまり油感が強くなく、
中味の味と歯応えを良くしています。

茶碗蒸しと味噌汁は可もなく不可もないというところでしょう。

ご飯の米質は、Ｇストなる店より遙かに上の部で、ご飯だけで食べられる副食
要らずの美味しい米です。

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（２５年０３月 利用）

２５年２月２５日に、華屋与兵衛鶴ヶ島店が系列の「和食よへい」として、狭山、
飯能、入間店に続いて開店したものです。
華屋与兵衛鶴ヶ島店の内装などを改装したとのことですが、外の大きな看板や、
店の内外の「華屋与兵衛」の文字が「和食よへい」に変わった程度にしか思え
ません。

華屋与兵衛時代は､二人で何回も利用しましたが、「よへい」としては２回目の
利用です。

座敷２室のほか、分煙されたテーブル席が４人用ボックス１８テーブル、２人用
テーブル１７です。
利用したのは金曜日の午後８時ころで、座敷１５人位、テーブル２０人位の客数
でした。

和食の店に変わったといっても、メニューを見る限りでは華屋与兵衛時代と大差
ない感じでしたが、値段は安くなっているようです。

今回は、私が天ぷら、『舞茸、群馬県産三元豚肉、玉子入りの自慢メニュー』と
銘打った「鍋焼きうどん(880円。税別)」です。妻は『ボリュームたっぷり、外は
カリッと中はジューシー、南蛮酢』の「とりの唐揚げ定食(780円。税別)」です。

食事に先立って出されたお茶は、珍しく、初めて熱さを感じるお茶らしい湯温で
した。
華屋与兵衛各店のお茶はぬるく今までイライラばかりでしたので、一歩前進です。

鍋焼きうどんの汁は熱々で、最後までアッチチというものでした。
汁の色は茶色っぽく、味はどちらかというと薄味です。今まで他所で食べた鍋焼き
うどんの多くは濃いめでしたが、比較的薄味ながらしっかりした味がありました。
味、熱い湯温ともに満足です。

うどんは真っ白で美味しいものでした。煮込み過ぎなのか、コシがなく頼りになら
ない感じでした。
天ぷらは、小さく可愛い海老が大きな衣を纏っていました。
舞茸と三元豚は、それほど印象に残るものではありません。
うどんに物足りなさがありましたが、汁に助けられたというところでしょうか。

とりの唐揚げ定食は、あえて南蛮酢を別の容器に入れてもらいました。

私たちは、餡や南蛮酢やソースなどの「掛け物（汁）」は、食べ物の味などをみな
がら自分で掛けることを心がけていますので、今回も別容器に入れてもらいました。
南蛮酢には長葱などが入っていましたが、酢の味が強いので、５分の１ほど
の量しか掛けませんでした。

唐揚げは、「外はカリッと中はジューシー」ですが、肉の下味が少々濃い塩っぱさ
でした。この唐揚げなら、あえて南蛮酢を使わなくて単なる唐揚げ定食で良いので
はないかと思います。

これからも利用したい店です。