「大つけ麺博」にて「名古屋コーチンの極上炙り肉中華そば 塩」 : 寿製麺 よしかわ 川越店

歌舞伎町大久保公園にて開催中の「大つけ麵博 presents 日本ラーメン大百科」。
11月10日（金）～12日（日）の期間川越「寿製麺よしかわ」が出店しています。

提供メニューは「名古屋コーチンの極上炙り肉中華そば 塩」1000円。
有料トッピングは以下のとおりです。

「豪華全部乗せ」1000円
「ワンタン3個」350円
「味玉」150円
「炙り焼豚増し」400円
「メンマ」150円
「九条ネギ」150円

「名古屋コーチンの極上炙り肉中華そば 塩」1000円
澄んだ美しい黄金スープにキレイに畳まれた麺。
炙りチャーシュー3枚にメンマ、九条ネギです。

スープはスッキリとした鶏の旨味に鶏油のリッチな濃厚さ。
塩ダレのミネラル感も良く、一口目から最後までずっと旨いです。

麺は自家製の平打ちストレート中太麺。
小麦が詰まったしっかり食感で食べ応えがあります。

炙りチャーシューはムチムチ食感。
炙られた香ばしさもアクセントになり、デフォで3枚乗るのも良いです。

「よしかわ」と言えば煮干しや鮮魚が有名ですが、名古屋コーチンも相当旨い。
「飯田商店」や「FeeL」を連想させるレベルの鶏塩清湯だと思います。

歌舞伎町の大久保公園で開催中の「刺激と旨辛FES」。
9月15日（金）～18日（月）は埼玉の名店「寿製麺 よしかわ」が出店しています。

今回の催事メニューは以下のとおり。

「鱧と山椒の冷やしつけそば 山葵添え」1200円
「はもの天ぷら」600円
「味付き煮たまご」100円（150円表記ですが、100円に値下げ）

昨年の「大つけ麵博」同様、吉川店主がブースで調理しています。

「鱧と山椒の 冷やしつけそば 山葵添え」1200円
「はもの天ぷら」600円＋「味付き煮たまご」100円
キレイに畳まれた麺に鱧入りの冷製つけ汁、レアチャーシュー、山椒入りおろしなど。
別皿の「はもの天ぷら」含め、プラ容器でも見事な「よしかわ御前」となってます。

麺は全粒粉入りのハリある自家製極細麺。
つけ汁は鱧に煮干しの冷製で塩気もキリッと効いてます。

つけ汁に入った実山椒、山椒が振られた大根おろしやバラのりが薬味としてアクセント。
また、本わさびと思われる山葵が上品です。

「はもの天ぷら」は揚げ立てが5，6個に抹茶塩。
フワフワの身にサクサクの衣で催事とは思えない極上品です。

フェスは少し高くても仕方ないと思うものの、これは逆に超サービス品。
居酒屋で頼んだら倍近くいきそうで、酒のお供に間違いないと思います。

最後は緑茶割りで清涼感ある〆となり大満足。
「刺激と旨辛FES」は「大つけ麺博」に比べると空いているので、ゆっくり満喫できます。

「大つけ麵博」10月27日（木）の1軒目は「寿製麺よしかわ」。
僕も大好きな埼玉の超人気店で10月27日（木）～29日（土）の出店です。

こちらのメニューは「名古屋コーチンの極上肉炙り中華そば 塩」900円。
有料トッピングは以下のとおりです。

「豪華盛り（焼豚3枚・味玉1個・ワンタン3個・海苔3枚）」500円
「味玉」150円
「ワンタン3個」250円
「炙り焼豚増し」300円

厨房では吉川店主がメインで調理。
初日昼は一番行列が出来ていますが、回転早めです。

「名古屋コーチンの極上肉炙り中華そば 塩」900円。
美しく澄んだスープにキレイに畳まれた麺。
焼豚3枚に太メンマ、九条ネギと下手なお店のラーメンより立派です。

熱々のスープは清湯でも濃密かつエレガント。
名古屋コーチンの旨味がしっかり出ていて、塩ダレのミネラル感もあと引きます。

麺は自家製のストレート中太麺。
小麦がギュッと詰まってモチモチで美味しいです。

焼豚は厚みがあり、下味も染みて文句無しに旨い。
デフォで3枚と食べ応えも十分です。

「よしかわ」と言えば煮干しですが、実は「鶏そば」のレベルも相当高く、これだけで店出せるほど。
「よしかわ」で煮干ししか食べていない方、初めて「よしかわ」食べる方どちらにもオススメです。

川越に2016年オープンした名店「寿製麺 よしかわ 川越店」。
「よしかわ」グループ総本山で吉川店主は基本こちらにいらっしゃいます。

デフォのメニューが多く、煮干しに牡蠣、つけ麺など多数。
それにご飯もの、限定メニューにテイクアウトや冷凍お土産まであります。

「超極太もちもち手揉み麺 特製海老わんたん麺 塩」1200円
最近定番となりつつある限定メニュー。
3種のチャーシューに海老わんたん2ケ、細メンマ、海苔と具沢山です。

スープは濃密で丸みがある煮干しベース。
昆布なのか厚みがあり、塩気も結構しっかり目です。

そこに超極太のグリングリンな手揉み麺。
もち姫を使用して粘りがあり、絡み付く食感は官能的ですらあります。

チャーシューは低温調理の肩ロースにロース、煮豚の3種。
どれも違った味わいで美味しく、煮豚もトロトロで相当レベル高いです。

海老わんたんはブリンブリンな海老がたっぷり。
とろける様な大きな皮も食べ応えあります。

「川越醤油の中華そば」880円
煮干しではなく鶏ベースの中華そば。
キレイに畳まれた麺に皮つき焼豚、穂先メンマ、海苔です。

スープはスッキリとした中に芳醇な鶏の旨味と醤油のコク。
既視感ある鶏醤油ではなく、上品かつ厚みもあります。

麺は煮干し系のバツバツと違い、モチモチの極細麺。
少しとろける様な食感もあり、スープとの馴染みも良いです。

中華そば専用と思われるタレの染みた焼豚は皮がプルプルでジューシー。
メインメニューの煮干しに隠れてはいますが、間違いなくこの一杯でメイン張れるクオリティです。

「日替わり海鮮丼」500円
この日は鯛、ワラサ、しらす。
大きめの器でボリュームもあります。

鯛、ワラサはどちらも良質。
ワンコインの海鮮丼としては相当CP高いです。

いまや貫禄の「よしかわ」ですが、本当に何を食べても美味しい。
麺5種、チャーシュー5種と仕込みされている様で、流行りの極太手揉み麺もさすがのクオリティでした。

川越の行列店「寿製麺 よしかわ 川越店」。
上尾、坂戸、板橋にもお店があり、吉川店主はここ川越店にいらっしゃいます。

基本メニューは煮干そば、煮干つけ麺、カキそば、川越醤油の中華そば、海鮮丼など。
冷凍のお土産やテイクアウトつけ麺、背脂生姜水餃子などもあります。

限定も日替わりで提供し、公式twitterにて告知。
この日は以下のとおりでした。

限定1「牡蠣の冷やしまぜそば」860円
限定2「ピュアな鶏そば 塩」880円
限定丼「紅ズワイ蟹・鰹・しらす丼」500円

ちなみに土曜・祝日は通し営業。
この日は13時過ぎの訪問で、まだ限定ありました。

「ピュアな鶏そば 塩」880円
透明度高い澄んだスープに整った麺。
2種の鶏チャーシュー、メンマ、九条ネギ、海苔が乗ります。

スープはアッサリと優しい鶏の旨味。
鶏油の甘さも良いアクセントになっています。

塩ダレもきつ過ぎず絶妙なバランス。
ストレスなく染み渡る旨さでレンゲが止まらないほどです。

麺は自家製のストレート細麺。
「煮干そば」と違うモチモチ食感がスープに合ってます。

鶏チャーシューは大きなムネ2枚とモモロール。
「鶏そば」専用に仕込んだものと思われ、しっとり柔らかく食べ応えあります。

「牡蠣の冷やしまぜそば」860円
牡蠣3ケに牡蠣ペースト、メンマ、刻み玉ネギ、刻み海苔、三つ葉。
牡蠣ペーストをそのまま食べるとクセなく濃厚です。

麺は中太麺で、良く混ぜれば濃厚なペーストやタレが絡む絡む。
牡蠣のクセは無く、濃厚なのに上品さも感じる旨い「まぜそば」です。

「煮干そば 白醤油」700円
「よしかわ」オープン以来不動の看板メニュー。
レアチャーシューに鶏チャーシュー、メンマ、味玉半分とデフォでも豪華な具材です。

エグミは無くも濃密な煮干しの旨味と塩気。
パツパツの自家製低加水細麺がバッチリ合います。

「紅ズワイ蟹・鰹・しらす丼」500円
丼に新鮮な紅ズワイ蟹肉、カツオ、しらすがドッサリ。
ワンコインとは思えない贅沢な一品です。

「鶏そば」「牡蠣の冷やしまぜそば」「煮干そば」と全てベクトルが違う一杯なのが見事。
和食やイタリアン等を経験した吉川店主のアイデアと技術が詰まってます。

特に今回の限定「鶏そば」は超好み。
鶏清湯専門のラーメン店に負けない旨さでオリジナリティも感じます。

「よしかわ」＝煮干し、鮮魚のイメージがありますが、この「鶏そば」は認識を改めざるを得ない一杯。
「鶏そば」単体で店を出せるレベルに思えます。

6月から通常営業開始となった「寿製麺 よしかわ 川越店」。
コロナ緊急事態宣言発令中には「お子様無料ラーメン」「ワンコイン限定ラーメン」を実施した熱いお店です。

土曜・祝祭日は通し営業となっており、土曜の昼で20人ほどの行列。
しかし店内が広くスタッフも多いので、30分ほどで着席となりました。

店内の待ちスペースはコロナ対策で間隔を開けて待機。
席も広く間隔を設けてあります。

メニューは多数あり、日替わり限定メニューも多数。
注文は限定の「淡麗真鯛つけそば 鯛松皮造りと山葵海苔添え」1000円です。

麺の上には笹が敷かれ、その上に松皮造りの鯛刺身、炙り真鯛、山葵海苔と美しく豪勢。
つけ汁はキラキラと黄金に輝き、拍子切りのネギが浮いてます。

自家製の麺は極細で小麦の香りもフレッシュ。
つけ汁は上品で優しい味わいですが、オイルで麺に味が絡んでいきます。

真鯛刺身には塩が振ってあるのでそのままで。
モッチリ柔らかく美味しいです。

フワッとした炙り真鯛に山葵海苔もラーメンと言うより和食。
「よしかわ」ならではの素材を活かした「つけそば」で、これが1000円とは恐ろしいです。

息子は看板メニューの「煮干そば 白醤油」700円。
こちらも見た目上品ですが、煮干しのエッジが効いて「和食」より「ラーメン」寄りです。

煮干しの味わいも単調ではなく、華やかにサカナの旨味がしっかり。
煮干し×バツバツ低加水麺は流行りの路線ですが、「よしかわ」は凄く個性的です。

ご飯ものは「いわし丼」が凄く有名ですが、日替わりの限定丼も。
この日は「九条葱だく勝浦産初鰹丼」500円でした。

カツオは皮目をサッと焼かれ、厚みもあってフレッシュで美味。
ここの鮮魚メニューはまず外しません。

なお、冷凍お土産やテイクアウトも引き続き行っており、テイクアウトは並ばず店内へ。
前に冷凍「煮干しつけめん」を食べて美味しかったのですが、冷凍麺は以下のサイトで通販も行っています。
https://www.kotobukiseimen.com/onlineshop

埼玉を中心に展開する人気店「寿製麺 よしかわ」。
その旗艦店となる川越店は繁華街から外れた場所にあり、駐車場も多いです。

コロナウィルス非常事態宣言を受け、店内のテーブルは2メートル以上離れて設置。
また、その影響もあってか最近の限定メニューはワンコインとなっています。

この日の限定は「魚のアラと節の旨味そば」500円。
ワンコインでもレアチャーシューにメンマ、2種のネギとチープさは皆無です。

スープはクセなくアラのしっかりとしたお出汁。
そこに節が加わり、太い旨味が染みわたります。

麺はプリプリな自家製中太麺。
しっとりレアチャーシューにコリコリメンマも美味しく、これでワンコインは素晴らしいです。

そして川越店ならではのサイドメニューが「海鮮丼」500円。
市場から仕入れた鮮魚を使用し、この日は目鯛、アイナメ、平目、ブリ、ネギトロ＆タコ。

魚の新鮮度は素晴らしく、モチモチな平目などどれも素晴らしい。
ほとんどの方が「海鮮丼」か「いわし丼」を注文しており、この2つはテイクアウトも可能です。

また、コロナで大変な家庭を想い、平日は小学生までのお子様にミニラーメン一杯無料。
鶏チャーシュー、味玉半分、メンマ、海苔が乗ったちゃんとしたミニラーメンで、凄いサービスです。

味見してみるとベースは「煮干しそば 白醤油」で、煮干しスープにパツパツ自家製麺。
プラ容器なのでお店の外で食べることもでき、上尾店、坂戸店でもサービス実施中です。

なお、丼ものテイクアウトの他、冷凍の「煮干しつけめん」「白醤油煮干しそば」の持ち帰りもラインナップ。
今回は「天然だしパック」500円に「いわし丼」450円をテイクアウトしました。

埼玉に3店、都内に2店展開する「寿製麺 よしかわ」。
コロナウィルス非常事態宣言を受け、埼玉店（上尾、川越、坂戸）で持ち帰りメニューが始まったので購入しました。

現在の持ち帰りメニューは以下のとおりで、どちらも購入。

「煮干しつけめん（2食入り）」1000円
「チャーシュー200g」500円

つけ麺はコロナウィルスが落ち着くまでは通常1200円を1000円で販売とのこと。
計ってみると麺は2人前で茹で前420g、冷凍ストレートスープは580gとサービス精神抜群です。

チャーシューはカットされた低温調理チャーシューが真空パック冷凍。
今なら切り落とし50gが一緒にパックされています。

つけ麺の調理は簡単で、冷凍つけ汁をお湯で10分湯煎。
生麺を大きい鍋で6分茹でて〆れば完成です。

具材は一緒に購入したチャーシュー2枚に自前の三つ葉と刻み玉ねぎ。
それだけで、えらく旨そうな「煮干しつけめん」の完成です。

麺は自家製麺なので、単体で食べると鼻に抜ける小麦の香り。
モチモチとした中太麺はそのまま食べても美味しいです。

つけ汁は泡立ったセメント色。
ビターに煮干しが詰まっており、動物系の粘度は無くサラッとしてます。

モチモチ麺に煮干し全開つけ汁は、自宅で食べてるとは思えない素晴らしいレベル。
息子と二人で食べたのですが、量も多く食べ応えあります。

レアチャーシューもしっとり柔らかく美味。
マヨネーズにブラックペッパーでおつまみにもなります。

コロナウィルスでテイクアウトを始めるラーメン店も増えてきましたが、「よしかわ」はサスガの出来栄え。
文句無しにオススメです。

埼玉に3店舗、都内に2店舗展開する「寿製麺 よしかわ」。
創業は上尾ですが、川越店が本店の様な感じで吉川店主も川越店にいらっしゃいます。

場所は駅から離れており、駐車場は多数。
コロナウィルスへの対応策として店内は席数を減らし、券売機近くにアルコール除菌も設置されてます。

「煮干そば 白醤油」700円
「煮干そば 黒醤油」700円
「一番搾りの煮干そば」750円
「カキそば」900円
「煮干つけ麺」980円
「川越醤油の中華そば」800円
「煮干油そば」780円

とレギュラーメニューは多彩でスタッフも多数。
限定も毎回提供していて、この日は「桜鰤のざるつけそば」900円でした。

注文はお店おすすめの「カキそば」900円。
丼には牡蠣の身5，6個にレアチャーシュー、三つ葉、レモンスライスと具沢山で麺が見えません。

スープは清湯でも濃密な牡蠣の旨味と甘み。
アニマルオフでスッキリしていますが、クセなくあと引く旨さです。

具の牡蠣も出汁殻ではなくプリプリ。
モチモチなな極細自家製麺もスープと相性抜群です。

「煮干そば 白醤油」700円もデフォで麺が見えない具沢山っぷり。
700円で豚鶏2種のレアチャーシュー、味玉半分、太メンマ、海苔と豪勢です。

スープはアッサリな中にしっかり煮干しのお出汁。
上品になり過ぎず、ちゃんとラーメンとして惹きのある煮干しです。

麺は煮干しにピッタリの低加水ストレート細麺。
噛むとネチッと小麦を感じられ、自家製麺としての個性を放っています。

そして「よしかわ」名物のサイドメニュー「いわし丼」450円。
みるからにフレッシュなイワシ刺しが山高く盛られています。

青魚でも全くクセが無く、身が締まりつつもトロけるイワシ。
埼玉が海無し県と思わせない、素晴らしい逸品だと思います。

なお、川越店、上尾店、坂戸店では持ち帰りメニューも開始。

「煮干しつけめん（2食入り）」1000円
「チャーシュー200g」500円

となっており、どちらも購入してみました。

つけ麺はコロナウィルスが落ち着くまでは通常1200円を1000円で販売とのこと。
計ってみると麺は2人前で茹で前420g、冷凍ストレートスープは580gとサービス精神抜群です。

チャーシューはカットされたレアチャーシューが真空パック冷凍。
こちらも今なら切り落とし50gが一緒にパックされていて相当お得だと思います。

チャーシューはみるからに美しく、生麺も美味しそう。
このご時世、家でちゃんとした麺が食べられるのは需要高いと思います。

神田小川町の小麦アンテナショップ「むぎくらべ」。
11月11日（月）から22日（金）は埼玉の名店「寿製麺 よしかわ」が出店しています。

2週にわたっての出店で、メニューは週替わり。
18日（月）から22日（金）は「麺割烹 冬の魚と蓮根のつけそば」1000円のみです。

フードコート的にブザーが鳴ったら取りに行くのですが、厨房には吉川店主。
お盆には「つけそば」の麺皿とつけ汁容器を含め、5つの食器がところ狭しと載ってます。

「麺」　里の空・春よ恋 平打ち麺
　　　　真鱈・蓮根・大根おろし・とろろ昆布・花麩・三つ葉・小ねぎ・飛びっ子
「汁」　鰤・鯖煮干・昆布
「麺の酢物」　細わんたん・河豚皮・ぽんず
「変わり麺」　鰆と蓮根のかぶらのすり流し にゅう麺入り
「飯」　天然能登鰤 酢橘と塩

お品書きを見るだけでも楽しいですが、実物の彩りも見事。
1000円とは思えない豪華な麺割烹です。　

ワンタンと河豚皮の酢の物はポン酢でサッパリ。
変わり麺はすり流しがトロッとして風味も良いです。

丼の生ブリは臭みも無く脂が乗って上モノ。
塩と酢橘でサッパリ贅沢にいただけます。

そしてメインの「つけそば」ですが、モチモチの自家製麺がまず秀逸。
粘度の無い出汁に浸かっていて、そのままや大根おろし、とろろ昆布と食べても美味しいです。

懐石の様な構成なので「つけ汁」も上品かと思いきや、こちらはしっかりビターでエッジの効いた味。
アッサリ清湯なのですが、麺にしっかり味が乗ってきます。

麺の上に載った真鱈の天ぷらや蓮根も素材を活かした作りで美味。
麺に入った出汁でスープ割りをすると、大根の風味やトビッコのプチプチもアクセントになり面白いです。

ただ色々な料理を並べるのでは無く、メインの「つけそば」がちゃんと際だって美味しい。
「むぎくらべ」では7月にも「よしかわ」の旬麺をいただきましたが、今回は更にパワーアップした感があります。

お店なら麺とつけ汁だけで800円のレベルですが、これを1000円で出せるのは「むぎくらべ」ならでは。

・出店料無料
・配送費事務局負担
・販売手数料は売上金額5%のみ
・ホール＆会計スタッフも事務局対応

と至れり尽くせりなので、この価格で出せる様です。

150食限定のLO17時ですが、「むぎくらべ」公式twitterの告知によれば15時か16時に終わっている様子。
今回の「よしかわ」は、ビジュアルも味も価格も、必ず記憶に残るであろう傑作だと思います。

神田小川町の国産小麦アンテナショップ「むぎくらべ」。
イートインには週替わりでラーメンやうどん店が入り、7月1日（月）から5日（金）は「寿製麺 よしかわ」。

「よしかわ」は何度か「むぎくらべ」に出店している埼玉の人気店。
メニューはその都度変えているようで、今回のメニューは以下のとおりです。

「旬麺 山椒の中華そば」1000円（1日限定20食）
「中華そば」750円
「昆布水に浸かった夏鴨のつけそば」980円
「すだちの冷やかけそば 豚時雨煮飯付き」700円

注文は限定20食の「旬麺 山椒の中華そば」1000円。
煮干しや牡蠣など魚介系を得意とするお店ですが、今回は魚介封印です。

注文するとブザーを渡され、鳴ったら受け取りに行くシステム。
厨房では吉川店主と奥さまが2名体制でラーメンを作ってました。

お盆にはかけそば、具材の皿、前菜の冷やし合え麺、山椒オイル、ご飯。
なんとも豪勢で、1000円で良いのかと思えるほど立派。

まず「かけそば」のスープを飲んでみると、グッと広がる芳醇な鶏の旨味。
雑味無くスッキリしているものの、贅沢で太い鶏の旨さです。

タレは白醤油ベースなのか、ほんのり甘みも。
ボソッと低加水の自家製ストレート細麺も良く合います。

「山椒オイル」をかけると味変になりますが、そのままでも最後まで行ける美味しいスープ。
「よしかわ」で純粋な鶏スープをいただくのは3年ぶりくらいで、その時より相当旨くなってます。

小鉢にはトロミのついた餡で和えられた前菜のような冷やし麺。
具のお皿にはしっとりレアチャーシュー、味玉、豚の時雨煮にちりめん山椒と食べるのが楽しくて仕方ありません。

最後はご飯にちりめん山椒、鶏スープをかけてお茶漬けに。
吉川店主のサービス精神が詰まった凄い御前だと思います。

なお、この日は雨でしたが、「むぎくらべ」は昼前でも満席。
近隣の方々も週替わりでお店が変わる「むぎくらべ」を楽しみにしているのかも知れません。

それにしても、今回の「山椒の中華そば」が神田で1000円は正直凄い。
「夏鴨のつけそば」も美味しそうだったし、都内で「よしかわ」の知名度が上がりそうです。

大つけ麺博第2陣の2軒目は「寿製麺 中華そば よしかわ」。
上尾、川越、坂戸に店舗がある埼玉の名店です。

「よしかわ」の基本メニューは煮干しですが、今回提供するのは「牡蠣そば」850円。
川越店の限定で食べて感動したのですが、その後、坂戸店でレギュラーメニューになっている一杯です。

有料トッピングは

「特製トッピング（牡蠣6個＋味玉＋のり＋メンマ）」500円
「かき＋2個」100円
「味玉」100円

です。

店舗の中には吉川店主。
イベントに慣れているので提供はかなり早いです。

整えられた麺に牡蠣、三つ葉、海苔。
使い捨て容器でも貫禄あるルックスです。

スープは臭み無く、牡蠣の旨味全開。
オイル等では無く出汁として牡蠣の旨味が出ており、それでいて和を感じるバランス。

麺は全粒粉入りの自家製低加水麺。
ボソッとした食感が蕎麦を思わせます。

具の牡蠣もプリッと美味しく、海苔も間違いなく良いもの。
久々に食べましたが、「よしかわ」の牡蠣そばは個性的で旨いです。

和食っぽくありつつもちゃんとラーメン。
初めて「よしかわ」のラーメンを食べる方は、その個性に驚くかも知れません。

川越に2016年オープンした「寿製麺 よしかわ 川越店」。
開店時以来2度目の訪問です。

こちらは1号店の上尾店ともども、食べログの「ラーメン EAST 2017」に選出。
今年坂戸にオープンした3号店はなんと「うどん 寿製麺」でした。

土曜の開店時に伺うと、駐車場が満車で空き待ちと言う人気っぷり。
入店した後も店内に15,6人の待ちスペースがあります。

しかし席数多いし、スタッフも多いので回転は早め。
入店から35分ほどで座れました。

メニューは煮干を中心としたメニューに川越醤油らーめんなど。
限定も色々やっており、限定の「牡蠣そば」880円にしました。

パスタ皿の様な丼にキレイな盛り付け。
牡蠣は3個乗ってます。

スープはアッサリな中に牡蠣の旨味が凝縮。
昆布等に牡蠣と思いますが、奥行きを感じる雑味ない牡蠣のエキスが凄いです。
上品かつ濃密。

麺は煮干しのザクザク麺ではなく、ニュルっとした食感の自家製極細麺。
スープをよく拾います。

焼き目もついた牡蠣はミルキーで臭みなく美味。
しっとりのレアチャーシューもジューシーで肉質の良さを感じます。

柑橘による味変も出来ますが、デフォのスープがとにかく旨い。
これだけ贅沢なスープで800円台と言うのも見事だと思います。

息子は人気No.1の「煮干そば 白醤油」690円。
こちらは食べやすいスッキリ煮干しにザクザク麺。

以前、上尾で食べたものより煮干しと味付けの輪郭がクッキリした様で、ブラッシュアップされてる感じ。
レベル高いチャーシュー2種に味玉半分が乗って600円台というのもCP良いです。

サイドメニュー「海鮮丼」400円は日替わりの海鮮が山盛り。
この日はマグロ、カンパチ、ワラサ、アカニシ貝。

ワラサ（？）とアカニシ貝は切り身で乗り、そのほかはバラチラシの様に刻まれてます。
なので箸でも食べやすく、新鮮で贅沢。

煮干そば 白、海鮮丼と言った基本メニューはもちろん文句なし。
しかし、今回は「牡蠣そば」のスープが絶妙でした。

鮮魚の扱いはサスガです。
(もしかしたらレギュラーメニューになるかも知れません)

今年の1月6日、川越にオープンした「寿製麺 よしかわ」。
上尾の人気店「中華そば よしかわ」の2号店です。

川越と言ってもどの駅からも遠く、駐車場は数十台分。
土曜の昼、お店の前には数人の外待ちが出来ていました。
店内も広く、中にも十数人分の待ち席があります。

メニューは煮干しそば白醤油、しじみそば、濃厚煮干しそばなど、上尾と基本は一緒。
全く違うのは「中華そば」。

上尾は煮干しに醤油ですが、こちらは「鴨7：鶏2：煮干し1」の配合。
上尾、川越合わせて唯一動物をメインに取ったスープだそうです。

開店して早くもブリ、タラ、ワラサを使用した「魚そば濃い目」なんて限定メニューも。
しかし、やはり鴨が気になるので「中華そば」750円を注文。

また、サイドに「海鮮丼」400円。
これは上尾に無いメニューで、本日のネタはまぐろ、ぶり、わらさ、真鯛です。

なお、吉川店主と上尾のホールにいらっしゃった女性はこちらに。
今後もこちらに居るそうで、川越の方がメインになりそうです。

「中華そば」はデフォでも具だくさん。
「よしかわ」はどのメニューも具が多く、サービス精神旺盛です。
「全部のせ」みたいなメニューがありません。

スープは清湯ながらしっかりとした鴨＆鶏出汁。
そこに合せるは濃厚な旨味の生醤油。

ちょっと予想外のグイグイ来る旨さ。
ボソっとした自家製細麺との相性も良く、箸が止まりません。

上尾の「よしかわ」で鴨の限定を食べたことがあるのですが、そのときは「よしかわ」らしい上品スッキリ。
今回の「中華そば」も鴨なので似た味を予想していたのですが、良い意味で見事に裏切られました。

パンチがあって旨いです。
店主さんに寄ればよれば、少しずつ配合を変えながら調整しているとのこと。

具は薄切りレアチャーシューにバラロール、鶏チャーシュー、味玉半分、穂先メンマ。
特にバラが分厚くてボリューム抜群。
これで750円とは恐れ入ります。

海鮮丼の盛り付けも美しく、ラーメン店のレベルではありません。
これより寂しくて600円以上する海鮮丼がそこらにあります。

行列していますが、スタッフの接客も丁寧で回転も良いです。
味はもちろんのこと、CPが特に素晴らしい。
近隣の飲食店が震え上がっているのではないでしょうか。