無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
048-973-7620
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
相変わらずの イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
ディナーでも ちょい飲みでも イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
久々のヴェッキオさんレビュー。その後、8月と9月の某日に再訪しておりました。
というかよく考えたら、新シェフの体制に変わられてから初めてのディナータイム投稿になります。
結論から申し上げますと、お邪魔する度に新シェフの底知れぬ実力に震えおののきっぱなしです。就任当初に比べるとよりオリジナリティの高まりが感じられるにもかかわらず、それでいて根底のオーナー(前シェフ)のお料理へのリスペクトはしっかりキープ。もうすっかりS氏の大ファンですよ、私は。
↓8月訪問分。全てアラカルトでの注文。ガッツリ食事会として利用。
◯Stuzzichino & Antipasto
・鶏レバーペースト クロスティーニ 400円
・桃とモッツァレラチーズのカプレーゼ仕立て 800円
・岩槻産花付きズッキーニのモッツァレラチーズ詰めフリット 550円
・スルメイカとヒヨコ豆の肝煮 バジル風味 700円
・真蛸と甘唐辛子のピリ辛トマト煮込み サルサヴェルデがけ 800円
・カツオのタリアータ イチジク 赤玉ねぎ リコッタサラータ添え 900円
・馬肉のカルパッチョ ルコラとパルミジャーノチーズがけ 1200円
◯Primi Piatti
・ピスタチオのクリームソース ビーツのマルタリアーティ 1100円
・子羊肉のラグーソース ニョッケッティサルディ 1200円
・松茸とチーズのリゾット ※価格失念
◯Secondi Piatti
・金目鯛とムール貝のヴァポーレ 1800円
・入間豚のスカモルツァチーズのせオーブン焼き 1700円
以前「今後、ジビエも充実させたい」と話されていた通り、この日のメニューにもジビエ系のお品がチラホラと。(先日は兎肉なんかも取り扱われていたみたい)
馬肉とパルミジャーノの組み合わせなどはシンプルながら感動レベルのハーモニーでしたし、子羊肉のラグーも獣肉由来の旨味はしっかりと感じる反面クセは皆無。
そしてこの日の白眉はスルメイカとヒヨコ豆の肝煮に、金目鯛とムール貝のヴァポーレに、カツオのタリアータ。いや、白眉が何本あるんだって話ですね。殊に前の2品は魚介の煮込みとしてのクオリティを最大限に引き出していると言っても過言ではない味わい。そこに香草の絶妙なアシストが加味されてもはや(以下略
これだけ大満足の飲み食いで一人5000円弱って本当に大丈夫か?大丈夫なのか?
稀代の名店は今日も今日とて平常運転で私の期待の上の上を行くのでありましたとさ。
————————————————————
↓9月訪問分。ちょい飲みで利用。
・鶏レバーペースト クロスティーニ 400円
・真ダコ、玄米、レンズ豆のマリネ 650円
・燻製したゴマサバとナスとモッツァレラチーズの重ね焼き 750円
これに加えてワインやらサワー(自家製)やらを数杯いただいて、今度は一人2000円程のお会計。ちょい飲みでもそこらのワインバーを鼻であしらう圧倒的リーズナブルさ。サバとナスとチーズの重ね焼きとか、余裕でメインディッシュを張れる美味しさでしたし。
そういえばスタッフのS2さんはパン部門のイルピノリーノさんに異動されてしまったんだよなあ。わたくし、彼の大ファンでもあったからちょっぴり残念です。
だけどニュースタッフの方にも期待大。今後の更なる飛躍を願っておりますよ。
RE NEW!イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
2018年5月某日再訪。
この日はPranzo A(1400円)に、本日のデザート(+200円)を追加発注。
◇前菜盛り合わせ
・鴨のロースト
・牛レバー 玉ねぎのソテー
・スペルト小麦と鶏ササミのサラダ
・ヒラメのカルパッチョ バジルソース
・生ハムとメロン
・豚皮のゼリー寄せ
◇自家製パン盛り合わせ
◇プリミピアット
・冷製 シンプルなフルーツトマトのソース タリオリーニ
・本アサリとズッキーニ オレッキエッテ
・大山鶏 淡路島産玉ねぎ グリンピース ラグー ガルガネッリ
◇本日のデザート 自家製ティラミス
◇食後のドリンク及び焼き菓子
・コーヒー&ビスコッティ
・カモミールティー&トウモロコシ粉の焼き菓子
パスタは2名での訪店でも、3品をそれぞれ小盛りで提供してくださる仕様に変更。(以前は2名であれば2品だった記憶)
ただでさえ超優良であったサービスをさらに充実なさるとか正気なのかい?◎◎
どのお品も相変わらず貫禄の出来栄え。
特にオイル系のオレッキエッテは、モッチリ×ムッチリな噛みごたえとアサリのお出汁の鮮烈な旨味の相性の良さが炸裂。ズッキーニの程良いクタクタさも相まって抜群の美味しさを醸し出していました。
加えて今回は若干水分量少なめの仕上がり(悪い意味ではなく、これはこれで小麦の味が濃くて良い感じ)であったパン。これらをオレッキエッテのソースと一緒に食せば正に極上。お行儀の悪さなんて気にしていられません。
大山鶏と玉ねぎ、グリンピースのラグーはややモッタリとしたお味かと思いきや、シコシコとした食感のガルガネッリがアクセントになることで絶妙な味わいに。食感がもたらす皿全体への影響力を強く認識させられますね。
食後のカッフェには従来のコーヒー、紅茶、エスプレッソ以外に、カモミールなどのハーブティーもラインナップに加わりました。
合わせていただいたトウモロコシの粉を使用した焼き菓子(名称失念)がまた特筆物。練り込まれたレーズンや松の実が良きかな良きかな。ついお土産用にも購入してしまう程に美味でありました。
ちなみに現在は新たなスタッフも迎え、改めての新体制(オーナーの奥様もピークタイムはお店に立たれている模様)で躍進中。
そう 何度でも何度でも生まれ変わって行くヴェッキオさん。
今度はこのさえない現実を 夢みたいに塗り替えてくださいな。
NEW!イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
2018年2月某日のランチ時に3名で再訪。
現在のシェフに変わられてから2回目の訪問になります。
いつものごとくPranzo C (2300円)を選択。全3種類のパスタを各人小盛りでお願いしました。
現在のスタッフお二人の体制にもだいぶ慣れられたようで、接客も淀みなく◯
ヴェッキオさんならではのホスピタリティの高さは健在であります。
◯前菜盛り合わせ
・チカのエスカベッシュ
・寒サバの燻製とオレンジ
・豚皮のゼリー寄せ
・マコガレイのカルパッチョ 金柑添え
・鴨のロースト ベリーのソース
前菜の時点でヴェッキオさんらしさもありつつも、新シェフのオリジナリティが存分に感じられる構成。
チカとはワカサギに良く似た種類のお魚。松の実が加えられたエスカベッシュは、程良い酸味&甘味に香ばしさが付与されていました。
次いでヴェッキオさんでは初めて体験の豚皮。臭みもなく下処理の丁寧ぶりがうかがえます。煮凝りのように旨味の凝縮されたゼリー部分のプルプル感と豚皮のコリコリ感。双方の食感の対比を楽しめる一品でした。ホールペッパーのアクセントも良し。
一方他3品の味付けは従来のヴェッキオさんらしく、塩味薄めの素材(ここでは果実)由来の風味を主体とした調味。即ち私の大好きなヴェッキオさんのお味です。
この盛り合わせ、色んな風味や食感が楽しめてとてもイイ!
◯プリミピアット
・岩槻産チーマディラーパ オレキエッテ サルディーニャ産のカラスミがけ
・イワシとフィノッキオのタリオリーニ
・ハンガリー産ウサギとクルミのラグー コルテェッツィ
チーマ・ディ・ラーパとはイタリアではポピュラーな菜の花に良く似たお野菜。そちらを刻んでソースのようにまとわせたオレキエッテ。心地良い苦味とカラスミの濃厚さがグッド。それでいて基本はオイルベースなので存外サラッといただけます。オレキエッテのモチモチとした噛み応えも良い塩梅でした。
タリアテッレはウイキョウならではの香りがよく活かされた仕上がり。とても美味なれど、肝心のパスタがやや柔らか過ぎる気が…
もしかして敢えての茹で具合なのかもしれませんが、私的にはもう少し固めの方が好みかな。
コルテェッツィ。今後ジビエ系のお料理にも着手していきたいとのお話通り、ウサギ肉が使用されたラグー。なのにクセ全くなしのさながらツナのような食べやすい味わい。
個人的にはウサギのあの独特の臭みも嫌いでないのですけども、こんな万人受けしやすい一皿を作り上げられるシェフの腕前にもただただ驚きであります。ということでBuono!
◯本日のメイン
・マスの香草パン粉焼き
・短角牛のグリル トリュフがけ
香草パン粉焼きはレンティスコのオイルがなんとも強調された香り高い一品。レンティスコとはイタリアはサルディーニャ島原産のハーブの一種。春菊を彷彿とさせる芳香が特徴的です。
されど元々塩漬けのマスを使用されているのか、どうにも塩辛さが気になります…美味しいは美味しいんですけどね。
短角牛。相当レアー目な焼き加減で、赤身肉の味わいが口内にジュワッと広がります。
焼き上げた際に滲み出た牛の脂も無駄にせず、そのままソースに流用。こいつがまたシンプルながらも旨味ドッカンな実にニクいヤツ。上からかけられたトリュフの存在感も抜群です。
◯デザート盛り合わせ
パンナコッタとガトーショコラ?とズッパアルケルメスの3点盛り。
パンナコッタとガトーショコラは貫禄の美味しさ!
さらに特筆すべきは「ズッパアルケルメス」なる謎のお品。ズッパはイタリア語で“スープ”の意。そしてアルケルメスはアラブの伝統的なリキュール。曰くコチニールって虫から抽出したケミカルな赤色が特徴的なんだとか。って虫かよっ
ともあれティラミスにオレンジ系をはじめ、様々な風味が相まった複雑多味な不思議なスイーツです。それ以外に語る術を持たない私はただ一言「美味え」
ラストのカッフェ&焼き菓子も当然の如く安定の出来栄え。
加えて持ち帰りで当店ご自慢のビスコッティとクロスタータ、それと中にジャムの入ったパイのような焼き菓子「ボンボローネ」も購入いたしました。どれもコーヒーには勿論、ワインにもドンピシャ。自宅で二次会を楽しんだとさ。
結論
シェフが変わって若干毛色は変わりつつも、それがかえっておかしきかな。
前回もう一歩高い次元を求むとか調子こいたこと述べてたのも、もはや遠い過去。やっぱりヴェッキオさんはすごい!
無論オーナーさん(ヴェッキオさんの前シェフ)は至高の存在なれど、今のシェフの存在感もピカイチ。どちらも捨てがたいです。
なので総合的に考えて評点は勿論良い意味で現状維持。今後も何様目線で逐一見守っていきましょう。
ヴェッキオさんや、これからも私の胸の鐘の音を鳴らしたり乾いた心を濡らしておくれ。
きっと腐敗のムードもかわして明日を奪えそうです。
続 イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
2017年12月某日再訪。
東武動物公園の新店舗「ラ グリーリア」さんの開店に伴って、ヴェッキオさんのメインシェフもオーナーさんから新シェフに変更。その後初めての再訪であります。
当然ではありますが、システム面などでの変更は特になし。
繁盛ぶりも相変わらずで、予約なしでの訪店はなかなか厳しそうです。我々も3名で予約してお邪魔いたしました。
今回はPranzo A 1400円をチョイス。
内訳と詳細は以下の通り。
◯前菜盛り合わせ
連子鯛のカルパッチョ
柿と生ハム
鶏レバーペースト
鯖の燻製 ザクロ添え
マグロのコンフィ 赤玉ねぎのマリネ
どのお品も手が込んでいて美味なれど、レバーペーストと鯖の燻製が私の味覚的にはちと塩っ辛め。それに生ハムも合わせて3品が塩味強い系なのはややバランスに欠けるやも。
鯖の燻製×ザクロや柿×生ハムの組み合わせなどは新鮮でインタラスティングでした。勿論十二分に美味しいしね!
◯プリミピアット
佐渡ヶ島産 エイのズッパ パスタ・グラッタータ
シンプルな調味に魚介の出汁が効いていて◯。
とはいえシンプルさ故に途中で飽きを感じてしまう恐れが。あとほんの少し奥深さが追加されればかなり美味度が上がりそう。
それとエイの骨がけっこう口に混入してくるのがちょっぴり気になりました。
宮城県産ムール貝 グリーントマト タリアテッレ
オリーブオイル感強めの一品。こちらもシンプル系の調味ながらも香草パン粉やムール貝、グリーントマトらによる旨味の後押しがいい感じです。
私の好みとしては、オリーブオイルの風味ははもう少々控え気味だと嬉しいかな。
短角牛のラグー ニョッキ
濃厚なラグーソースがジャガイモのニョッキに絡んで美味し。敢えて言うなら弾力より強めのパスタを使用すると、食感のアクセントが増してメリハリアップにつながる気がいたします。
◯本日のデザート(+200円)
オレンジピールを練り込んだクロスタータにバニラアイスが添えてあるお品でした。
オレンジピールの豊かな香りとクリーミーなバニラアイスの相性がとても良し。シロップで煮詰めたフルーツもフレッシュな味わいを加味してくれます。
またもや一言付け加えるなら、クロスタータ生地があと少しサクサク↑だと幸福度も比例してアップするのでは。
◯コーヒーと焼き菓子(ブルティエブオン)
撮影失念。変わりなく美味なコーヒーと焼き菓子でありました。
総括いたしますと、シェフが変わられてもとても美味しかった!
しかしながら、無論前シェフ(オーナーさん)をリスペクトしつつも、だいぶお料理の毛色を変えられたような印象。
実際オーナーさん的にも、以前と同様の味を提供し続けるよりも、新シェフの裁量にお任せする方針のようですし。
ただあくまで個人的意見としては、(オーナーさんのお味が心底衝撃的だっただけに)ヴェッキオさんにはもう一歩高い次元を求めたいところかも。
といいつつも、まだ新シェフにチェンジされてから2ヶ月足らず。垣間見えた新シェフさんの実力の片鱗的にも、今後のさらなる飛躍を確信せずにはいられません。
なので今回は点数の変更はなし。次回に一層の期待を込めまして。
これからも危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。(中略)
迷わず行けよ。行けばわかるさ!
-------------------------------------------
※今レビューはイベント出店にお邪魔した際の物です。実店舗に関する内容についてはページ下部をご参照ください。
2017年11月上旬某日。「越谷サンシティ Acha Acha まちなかマルシェ」に出店されていた同店を訪問。
パスタマシンを使った生パスタ作成の体験コーナーと手作りラップサンドの販売をされていました。
手作りの生パスタといえばヴェッキオさんの代名詞の1つ。たった500円でヴェッキオさんのパスタ作りの妙の一旦を知ることができる&作ったパスタは持ち帰れるなんてお安ウィ!
うん、これはやらないわけにはまいりません。
結果的にははい、まあまあ上手くできました。(私の生パスタ作成の奮闘は余談になるので割愛)
肝心のラップサンドです。
「ポルケッタのラップサンド 300円」
ポルケッタとはイタリア版のローストポークのような物だとのこと。
しっとりとした食感のポルケッタがとりわけ美味!ローズマリーをはじめとした各種香辛料の香りも、ダイレクトに食欲に訴えかけてきやがります。
サンドの生地も適度なモチモチ感がなんともたまりません。
これで300円なんて本当にお安ウィ!!
しかし今イベントが開催された時期は、ちょうどヴェッキオさんの2号店「ラ グリーリア」が新規オープンされて間もない時のこと。
1号店も2号店もともに通常営業している中、同時に今イベントにも参加。その驚異的なバイタリティにはつくづく頭が下がります…
本当にほんとに凄ウィ!
イッツ ア ワンダフル ヴェッキオ コンヴェンティーノ!
東武スカイツリーライン、大袋駅とせんげん台駅の中程の住宅街で営まれているイタリアンのお店です。
浅学なひよっこが宣うのもかえってご迷惑でしょうが、それでもこちらのお店こそが私の最もお気に入りイタリアンであると叫ばせていただきます。味・コスパ共に最高位!
オープン当初はご夫婦での営業。現在は経営上向き、及びご夫人の出産に伴いまして、他のスタッフの方も数人入られました。
ほんとますます人気店になられ、予約なしでは入店困難になってしまいましたね…
さて、そんなヴェッキオさん、本場仕込みのイタリア各地のお料理を、なおかつ相当にリーズナブルにいただくことができます。
サーブの度にお料理の説明も丁寧にしてくださいますよ。その知識量と親切さに感嘆。
お店の作りも高級店といった出で立ちではないものの、ご夫婦の人柄とセンスが滲み出た素敵なインテリアです。
郊外価格ということを鑑みても、このレベルのお味なら+数千円上乗せされたとしても決しておかしくはありません。
無論ディナーでもその非凡なる実力を十分に感じることができます。しかし個人的にはヴェッキオさんの真骨頂はランチにあると考えております。
ということで、今回まずはランチレビューをば。
この日は3人でランチコースのPranzo C(2300円)をいただきました。運転手のためにアルコール禁止であったことが口惜しい。
(アルコール、殊にワインのチョイスも素晴らしいのです。自家製レモンチェッロもお勧め)
内訳は以下の通り。
・前菜盛り合わせ
・手作りパン3種
・プリモピアット(パスタ。日によってはリゾットなども有)
・本日のメイン
・デザート盛り上わせ
・カッフェ
前菜盛り合わせは5品。
・スイカのガスパチョ
・ブリのカルパッチョ スペルト小麦添え
・パテ ド カンパーニュ
・カブの入ったキッシュ
・お米のサラダ
どのお品もハイクオリティ。取りわけ秀逸なのがお米のサラダと、カルパッチョに添えられたスペルト小麦。マリネを思わせる酸味ある味付けと穀物の組み合わせの妙、お店の才覚と独創性が感じられます。
また、これは全てのお料理に言えるのですが、塩味は必要最低限でありながら最大限の旨味を引き出されていること、それ即ちヴェッキオさんの一番の魅力であると考えます。
そしてここで手作りパンの登場。 小麦の香り高く/噛み応え良く非常にボーノ!
ローズマリーが散らされたフォカッチャが特に私のお気に入りです。
続いてプリモピアットは以下3点より選択。
・桃とミントのタリオリーニ
・あさりと白いんげん豆のカヴァティエッリ
・ブロッコリーとペコリーノのコルツェッティ
何とパスタは全て手打ち。見本表にあるように、数多のパスタを全て自家製造されています。
ちなみに3人で1種ずつとするのであれば、それぞれのお品を小盛りにして、各人に順番に提供してくださいます。ランチなのにどれだけのお手間か。
桃の甘味とミントの清涼感、程良い酸味が調和したタリオリーニ。
あさりと白いんげん豆の旨味に、炒ったパン粉の香ばしさがアクセントとなったもちもちのカヴァティエッリ。
本来塩分高めのペコリーノチーズを使用しながら、火入れ強めのブロッコリーと合わせ、まろやかに仕上げられたソース。コルツェッティのひらひらな噛み心地もよきかな。
前菜と同様、総じて3品とも非の付け所のない完成度でした。
メインでございます。
・メカジキのカツレツ
・三元豚のロースト
こちらも3人で2種類のお料理を魚料理→肉料理の順で、それぞれのポーションに分けて提供してくださいました。
サービス過度さにこちらが申し訳ないぐらい。
カツレツはレアーな仕上げ。
ソースはなく、カツにほのかな下味が付けられています。添えられたオリーブオイルにちょんと付けていただくと、こんなにシンプルなのに実に深い味わい。
三元豚のロースト。
スモークされたモッツァレラチーズと一緒に食します。スモーキーな香りが豚のお味をさらに向上させてくれます。
バルサミコベースのソースと付け合わせの
素揚げされたポテトも天晴な出来栄え。
ラストスパートのデザート。
・ベリーのジャムのクロスタータ
・ベリーとナッツのカッサータ
・ティラミス
タルト好きな私としては、クロスタータのタルト生地が美味なのがまた嬉しい。サクサクでなく、みっしりとした食感かな。
上記2つは同じベリー系でも、どちらも各々の素材とよく噛み合っており、それぞれにまた違った表情を見せてくれます。
デザートにおけるスペシャリテのティラミスは安定の美味しさ。
食後のコーヒーも丁寧に淹れられています。付属のビスコッティまで手作りで、最後まで良い心持ち。
以上、ランチにもかかわらずゆったりと1時間半程かけて堪能させていただきました。
何より驚きなのが、これだけの至れり尽くせりでサービス料の徴収なし。
夜についてもコペルト代のみという衝撃。いや、逆に取りなさいよと。
これだけまくし立ててもヴェッキオさんの魅力は全く伝えきれません。書きたいこともまだまだたくさん。文章力が絶望的に追い付きませんね。
これ以上人気が出るのも悩ましいところですけども、実際にいただいてくださればその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けば分かるさ。
ヴェッキオ コンヴェンティーノ
2017/08/24
モービー様 この度はご来店誠にありがとうございます。 お褒めのお言葉を頂きスタッフ一同大変喜んでおります。 今後ともよりよいサービスを目指しスタッフ一同満身創痍努力してまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。 湯浅
口コミが参考になったらフォローしよう
モービー
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
モービーさんの他のお店の口コミ
店名 |
ヴェッキオ コンヴェンティーノ(Vecchio Conventino)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | イタリアン、ワインバー、バル |
予約・ お問い合わせ |
048-973-7620 |
予約可否 |
完全予約制 お子様を伴う場合、ご予約の際にお子様の人数やコースの有無などを必ずお伝えください。またご相談頂ければお子様用のパスタもご用意可能ですのでお気軽にお尋ねください。 |
住所 | |
交通手段 |
東武スカイツリーライン「大袋駅」東口下車 又は「せんげん台駅」下車 各徒歩約10分 大袋駅から540m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、Diners、AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済可 (楽天ペイ) |
サービス料・ チャージ |
ディナーのみ、コペルト代(パン代、お席料)としてお一人様330円頂戴しております。 |
席数 |
10席 (テーブル8席、カウンター2席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 3台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 お子様同伴の場合は、予約時にコースの有無などを必ずお伝えください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2015年2月8日 |
備考 |
『予約時の注意事項』 |
お店のPR |
日本の旬な食材を使い、上質なイタリア料理を大切な方と一緒に
季節感を大切にし、四季折々の食材を使い伝統的なイタリア料理中心に日本の食材を取り入れたオリジナリティある料理を提供いたします。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
ややご無沙汰だったヴェッキオさんでランチ。やはり浮気はいかんなと再確認させられる圧巻のパフォーマンスにジャンピング土下座をかました次第であります。
Pranzo A、Pranzo Cともに若干値上がりされたものの、その分食材のレベルもランクアップ。トータルでの満足度は依然として超高水準を保っていらっしゃいます。
また、ランチ限定グラスワインペアリングセットなんて素敵プランも誕生。
前菜盛り合わせに合わせたスプマンテ[300円]に3種類のパスタに合わせたペアリングコース[1000円]
メイン2種に合わせたワイン×2[800円]は、パスタのペアリングも発注すれば500円でいただけるとのこと。
そんなの全部いただくしかないじゃないのさ。この商売上手め。トータル1800円のプランでござい。
ということでお料理はPranzo C [2400円]×3を選択。
◇前菜盛り合わせ
猪のポルケッタ
鶏レバーペースト ライ麦のバゲット添え
ゼッポリーニ
イタリア風〆鯖
チキンロール
◇自家製パン盛り合わせ
◇プリミピアット
桜エビ 菜の花 カラスミ タリオリーニ
リーズィ エ ビーズィ(スペルト小麦とグリンピースのスープ)
仔羊 ソラ豆 ラグー ガルガネッリ
◇本日のメイン
千葉県産スズキのインパナータ
仔羊のカチャトラ
黒毛和牛のビステッカ(+300円)
※食後のカッフェ&焼き菓子(ビスコッティ)付き
今回殊に気に入ったのが粗挽きの挽肉とグリンピースの旨味弾けるリーズィエビーズィに、香草パン粉で風味付けられたパン粉とレアー目に焼き上げられたスズキが相性抜群なインパナータ。いずれも素材の滋味を最大限に引き出されていますね。
加えてどのお品も以前にも増して随所にスパイスチックな存在が光っていた印象です。芳香溢れるポルケッタ、美味しかったなあ。
並びにペアリングワインのチョイスセンスもげに素晴らしき。単純なお値段から考えると二段階ぐらい上のワインを気軽に楽しむことができてありがたい限りです。
まあもう何回目の再訪レビューか定かでないので、これぐらいのふわふわ具合で〆ておきましょうか。
このレビューに意味なんかないさ。深くもないし韻だって踏んでない
ただ偽りなく飾りもない、まぎれもない想いだけがそこにはあるんだ。
訪れる度に深みを増していくSシェフの世界。これからもドップリと浸からせていただきたいです。