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2016.10 东北农家炖(4,680円)の豆角、玉米、南瓜、土豆
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2016.10 东北农家炖(4,680円)の排骨
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2016.10 东北农家炖(4,680円)大鍋で炒めて調理中
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2016.10 东北农家炖(4,680円)完成
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2016.10 血肠(980円)
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2016.10 干豆腐(380円)
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2016.10 午餐肉(580円)
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2016.10 追加の具材を投入した後の鍋
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2016.10 酱猪耳(580円)
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2016.10 酱牛肉(980円)
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2016.10 麻辣鸭舌(500円)
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2016.10 酱猪头肉
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2016.10 酱猪尾(580円)
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2016.10 テーブル席の中央に大鍋を設置
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2016.10 ショーケースに調理済みのモツが並びます
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2016.10 店舗外観
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2,853文字★
羊焼肉の小城と並んで西川口までわざわざ足を運ぶ価値ある東北料理店です。
在日中国人に大人気のお店で店内に飛び交う言葉は中国語ばかり。
メニューを見ても日本語表記が一切無くて中国人向けということが分かります。
現地仕様の味ということで日本人には好みが分かれるかも知れませんが、
豚耳、豚尾、鴨舌などがプリプリ食感で素晴らしい美味しさ。
中華系の醤油煮込みのモツでは味珍(横浜)が有名ですがそれを超えます。
哈爾濱餃子(堀切菖蒲園)も超えそうな中華系モツの最高峰。
そして他店ではまず見ない中国東北地方の郷土料理的な「鍋」も秀逸。
テーブル席には大鍋が嵌め込まれていて豪快に鍋を作ってくれます。
豚骨やトウモロコシ饅頭など原価の安そうな食材を使っているのですが、
東北の貧しい地域でも限られた食材で美味しく仕上げる創意工夫を感じられます。
1人でモツを貪っても、大人数で鍋をつついても満足度の高くなりそうな佳店。
店内はテーブル席が6卓あって、そのうち4卓は卓上中央に大鍋を設置。
レジの横には塊のままの豚足や豚耳などがズラリと並んでいます(調理済み)。
そのままの大きさの豚の耳を見ることもまず無いのですが、
こうやって塊から調理しているからこそ同店のモツ料理は美味しいのでしょう。
飲み物は生ビール、瓶ビールからスタート。
テーブルで鍋をグツグツ煮込むので湯気でビールがぬるくなっていきます。
途中からは10年もの紹興酒をボトル(2,800円)で注文。
テーブルには冷水ポットも置いてあるのでチェイサーには困りません。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
【3.9】东北农家炖(4,680円)
メニューには「配料:排骨、豆角、玉米、南瓜、土豆」との記載。
お皿に冷凍の排骨(骨付きの豚肉)がドッサリ盛られて登場。
同じくインゲン、トウモロコシ、カボチャ、ジャガイモも冷凍で登場。
冷凍なので味に一抹の不安を覚えたのですが杞憂でした。
まずテーブル中央の蓋を外してラード、ネギ、生姜を投入。
油が跳ねないように蓋でガードしながらお店の女性スタッフが炒めます。
どうしても油は飛び散るのですがティッシュやおしぼりで拭き取って対応。
油に香味野菜の香りが加わったところで排骨と黒いタレを投入。
さらに凍った野菜たちを入れて「おたま」でズコズコ炒めていきます。
ある程度炒めたところでゲンコツスープ(豚骨スープ)を入れて蓋。
かなりの火力でグツグツ煮込んでいるようで湯気がかなり出てきます。
トウモロコシを固めたようなトウモロコシ饅頭も生のまま登場。
これをインド料理のナンのように鍋の側面に貼り付けます。
トウモロコシ饅頭に火が通って、鍋の具材がトロトロになってきたら完成。
食べてみると豚骨の旨味が効いた「醤油豚骨」のような美味しさに舌鼓。
骨付きの排骨は肉が骨から簡単に剥がれるやわらかさ。
ただでさえ骨周りの肉って旨味が強いのにスープの旨味まで吸っています。
冷凍野菜たちも冷凍とは思えない美味しさに化けていて驚きました。
白いトウモロコシは甘味がほとんど無いのですがこの鍋にはそのほうが合います。
ムチムチしたトウモロコシの粒がスープを吸って不思議な食感に。
山梨県の「凍み芋」ではないですが冷凍のジャガイモもやわらかいです。
凍ることで繊維が壊れて食べやすくなっているのでしょう。
カボチャは煮崩れてスープの粘度を増していました。
インゲンは中の豆が飛び出てスープと融合、まるでインドの「ダル」のよう。
鞘はフニャフニャになっていてスープとバッチリ合っていました。
排骨とジャガイモということで韓国料理のカムジャタンにも似ていますが、
辛さは全く無くて豚骨の旨味とやわらかい野菜を楽しめます。
カムジャタンより万人向けの美味しさかも知れません。
醤油豚骨ラーメンを美味しいと思う人はきっと気に入るのではないでしょうか。
トウモロコシ饅頭は周りの中国人客に比べて提供量が少なめ。
ウガリ(トウモロコシ粉などから作るアフリカの主食で不味い)同様に、
現地人にとってはソウルフードでも日本人には不味い饅頭という判断か。
確かに小麦粉から作る「花巻」に比べると野暮ったい味でパサパサ。
メニューには鍋の追加トッピングも多数記載されています。
午餐肉(580円)、血肠(980円)、干豆腐(380円)を追加注文してみました。
汁が残り少なくなっていたのでゲンコツスープも継ぎ足してくれます。
午餐肉は沖縄で有名なスパムのこと。
メニューの左上に記されているように中国人は鍋にこれを入れるのが大好き。
麻辣味の火鍋などに入れても素晴らしい美味しさなのです。
スープを吸ってシットリフルフルな食感になって間違いない美味しさ。
血肠は腸詰めにした血です。
煮込み過ぎると皮(腸)しか残らないので早めに食べるのが吉。
思っていたほどクセや臭みは無いのですが期待したほど血のコクと旨味も無し。
980円と言われると値段に見合わないように思いました。
干豆腐は中国の豆腐を干して「きしめん」のように細くカット。
これは豆腐というよりヘルシーな麺と捉えたほうが良いかも知れません。
スープが染み込むまで長時間煮込んでも麺のように煮崩れせずに美味しい。
【4.2】酱猪耳(580円)ミミガー
【3.5】酱牛肉(980円)牛スネ肉
【4.4】麻辣鸭舌(500円)
【3.7】酱猪头肉(580円)豚カシラ
【4.3】酱猪尾(580円)豚テール
大きな塊から豪快に調理して、食べるときにカットするこれら中華系モツ料理。
ミミガーは他店のミミガーと比べるとプルプル感が段違い。
コンビニでも販売されるぐらい身近になったミミガーですが、
ダメなミミガーは食感が硬かったり、旨味が弱かったり、豚臭かったり。
こちらはプルプルやわらかくネットリで醤油味も素晴らしいです。
牛スネ肉と豚カシラはチャーシューのようにスライスした状態で登場。
中国醤油と生のニンニクのスライスを合わせた「タレ」がマストアイテム。
チャーシューに比べるとジューシー感に乏しいのですがタレで補完可能。
ニンニクの旨味を吸って更に美味しくなります。
モツ系で意外なほどヒットだったのが鴨の舌。
可食部こそ少ないのですがプリプリヌメッとしたタンが官能的食感。
食べにくいものの骨からこそげ取って貪ると至福の美味しさでした。
鴨首は注文しても品切れで次回の課題に。
豚の尻尾は燻製にしているのか、まるで尾骨付きの「ベーコン」のよう。
脂身が多いですがベーコンよりは軽やかな脂。
よく動く部分なので筋肉質でもあるのでしょうか。
鯨の尾の身や牛のテールスープがその美味しさゆえ高級品となっているように、
豚の尾もその旨味の強さに唸りました、580円と安いのも嬉しい。